
女流ピアニスト、マグダ・タリアフェロの古き名盤
マグダ・タリアフェロ(1893~1986年)の名前は1969年来日時に、女流ピアニストの大家として紹介されていた。彼女はブラジル生まれで、1906年にパリ音楽院に入学し、13才にして一等賞(プルミエ・プリ)を獲得し卒業、1937年には母校の教授に就任。この間、コルトーに師事し、後に、マルグリット・ロン(1874~1966年)やクララ・ハスキル(1895~1960年)らとともにフランス音楽界で重きをなしたほか、ザルツブルク、モーツァルテウム音楽院でも教鞭をとった。。
本集にも所収されているが、作曲家レイナンド・アーンは彼女のためにピアノ協奏曲を作曲している。活動時期が長かったわりに録音は少ないが、本集では1931~1961年の30年にわたり、17人の作曲家の作品が収録されている。
フランスものに加えて、アルベニス、グラナドス、ヴィラ=ロボスなどに魅力を感じる。
<収録情報>
【ドビュッシー】
・ピアノのために、2つのアラベスク、喜びの島(1961年)
・月の光(1951年)
・版画より「雨の庭」、ピアノのためにより「トッカータ」(1932年)
【サン=サーンス】
・6つの練習曲Op.52より第6曲「ワルツ形式の練習曲」(1961年)
・ピアノ協奏曲第5番、フルネ/ラムルー管(1953年)
【シャブリエ】
・絵画的小曲集より第10曲「スケルツォ=ヴァルス」、第6曲「牧歌」(1961年)
【ショパン】
・アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22(1951年)
・ワルツ第5番(➊1951年)(❷1933年)、幻想即興曲Op.66(1934年)
【フォーレ】
・ヴァイオリンソナタ第1番、ドゥニーズ・ソリアーノ(Vn)(1934年)
【ファリャ】
・歌劇「はかなき人生」よりスペイン舞曲、バレエ音楽「三角帽子」より粉屋の踊り(1960年)
【グラナドス】
・組曲「ゴイェスカス」より「嘆き またはマハと夜鳴きうぐいす」
・スペイン舞曲集より第5曲「アンダルーサ」、第2曲「東洋風」(1960年)
【アルベニス】
・組曲「スペインの歌」より第5曲「セギディーリャ」、第4曲「コルドバ」
・組曲「イベリア」より第1曲「エヴォカシオン」、第6曲「トゥリアーナ」(1960年)
・スペイン組曲より第3番「セビーリャ」(➊1960年)(❷1934年)
【ヴィラ=ロボス】
・ブラジルの詩より第3番、第2番(1960年)
・赤ちゃんの一族第1組曲「お人形たち」より道化人形(1960年)
・ブラジル風バッハ第8番*
・ブラジルの子供の謝肉祭による幻想曲*
*ヴィラ=ロボス/フランス国立放送管(1954年)
【デオダ・ド・セヴラック】
・セルダーニャ 5つの絵画的練習曲より第5番(1961年)
【レイナルド・アーン】
・当惑したナイチンゲールより第16曲(1961年)
・ピアノ協奏曲ホ長調、アーン/同管弦楽団(1937年)
・ソナチネ ハ長調(1936年)
【モンポウ】
・子供の情景より「庭のおとめたち」(➊1951年)(❷1930年)
・ギター奏者と老馬の情景(1930年)
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【ベートーヴェン】
・ヴァイオリンソナタ第5番「春」、第9番「クロイツェル」マヌーグ・パリキアン(Vn)(1960年)
【シューマン】
・ピアノ・ソナタ第1番(1951年)
・ウィーンの謝肉祭の道化、3つのロマンスより第2番(1934年)
【モーツァルト】
・ヴァイオリンソナタ第40番、ドゥニーズ・ソリアーノ(Vn)(1937年)
・ピアノ協奏曲第26番、レイナルド・アーン/パドルー管(1930年)
【ウェーバー】
・華麗なロンドOp.62(1936年)
【メンデルスゾーン】
・6つの子供の小品Op.72より第4曲「アンダンテ」、3つの練習曲Op.104bより第2曲へ長調(1936年)
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