日曜日, 10月 30, 2011

初期のカラヤン

初期録音集

 1029日(土)午後1130分~のプレミアムシアター「NHK音楽祭2011 華麗なるピアニストたちの競演」を聴く。河村尚子&マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団の「皇帝」は良かったが、その前後に以下も聴く。

◆ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
◆ベートーベン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
◆(アンコール1)同交響曲第8から第2楽章
◆(アンコール2)シューベルト:「ロザムンデ」から「間奏曲」
(収録:20111012日、NHKホール)

 ドイツのオーケストラでの十八番「魔弾の射手」序曲、「英雄」ということで、期待したが熱演ながら物足りなく眠気をともなった。どうしてかな、と思い初期のカラヤン盤を引っ張り出す(ジャケットは上のとおりだが、HMVの方が関連情報が多いので、その内容は下に引用しておく)。
 すでに幾度も書いてきたところだが、内容豊穣で、ダイナミックで粋な演奏に脱帽する。「魔弾の射手」序曲については、ベルリン・フィルを振った19609月のステレオ録音(ベルリン、グリューネヴァルト教会で収録)も逸品だが、コンセルトヘボウとの19439月のこの演奏、17年前にすでにカラヤン・スタイルは確立されている。

(参考1)カラヤン:初期録音集ーその1
 カラヤンの初期録音集(ジャケットは別)






 





 193843年にかけての≪序曲/前奏曲集≫を中古で買ってきて聴く。戦前、戦中の若き日のカラヤンの英姿がここにある。ドイツ・イタリア枢軸国の代表的な名曲集といった「きな臭い部分」はあろうが、耳を傾けると、そこには類い希な才能にめぐまれた若手指揮者の立ち姿が浮かび上がってくる。特に、イタリアものの響きが、切なく可憐で、しかも初々しくも凛々しい。よくこんな音楽を奏でることができるものかと思う。30代前半のカラヤンの充ち満ちた才能に驚く1枚。

 1. モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲/ベルリン国立歌劇場管弦楽団
2. ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」序曲/トリノ・イタリア放送交響楽団
3. ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲/アムステルダム・コンセルトヘボウ
4. ケルビーニ:歌劇「アナクレオン」序曲/ベルリン国立歌劇場管弦楽団
5. J.シュトラウス:喜歌劇「ジプシー男爵」序曲/ベルリン・フィル
6. ヴェルディ:歌劇「椿姫」第1幕前奏曲/トリノ・イタリア放送交響楽団
7. 同第3幕前奏曲/トリノ・イタリア放送交響楽団
8. 歌劇「運命の力」序曲/ベルリン国立歌劇場管弦楽団



(参考2)カラヤン:初期録音集ーその2
  
若き日のカラヤン




 




 カラヤンの初期の録音を聴く。カラヤン31~35才の青年期の記録。圧倒的なスピード感、メリハリの利いた解釈、気力溢れる演奏。しかし、力押しばかりでなく、ときに柔らかく溌剌としたフレーズが心に滲みてくる。天才的な「冴え」である。後日、ベルリン・フィルがフルトヴェングラーの後任にカラヤンを指名した理由がよくわかるような気がする。カラヤンのベートーヴェンの斬新さはいま聴いても凄いと思うのだから。 

1. ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調op.92
2.「レオノーレ」序曲第3op.72a
3. ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1&第3幕への前奏曲
→1.(1941/ベルリン)3.(1939年2月、4月/ベルリン):ベルリン国立歌劇場管弦楽団、2.(1943年9月15日/アムステルダム):アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団


http://shokkou3.blogspot.com/2011_07_01_archive.html

 【以下は引用】
カラヤン/初期レコーディング集(6CD)

1988年に初めて復刻されて話題を呼んだ、カラヤンのドイツ・ポリドールSP録音をCD6枚にまとめたセット。戦前のベルリン国立歌劇場管、コンセルトヘボウ管、そしてベルリン・フィルを相手に、後年に比べてかなり濃厚でロマンティックな表情も随所に見せるカラヤン30代の演奏を、昔のドイツ帝国の技術水準の高さをうかがわせる比較的良好な音質で観賞することができます。

CD-1:
・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92

シュターツカペレ・ベルリン
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1941年6月

・ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 op.72a

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1943年9月

・ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
第1幕への前奏曲
第3幕への前奏曲

シュターツカペレ・ベルリン
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1939年2月

CD-2:
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68
・R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 op.20
・R.シュトラウス:『サロメ』~7枚のヴェールの踊り

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1943年9月

CD-3:
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 op.95『新世界より』
録音:1940年3月

・J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇『こうもり』序曲
・J.シュトラウスⅡ世:ワルツ『芸術家の生涯』 op.316
・J.シュトラウスⅡ世:皇帝円舞曲 op.437
録音:1940-42年

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1942年12月

CD-4:
・モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
・モーツァルト:交響曲第40ト短調 K.550
・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』

トリノRAI管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1942年10月

CD-5:
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 op.74『悲愴』
録音:1939年6月

・スメタナ:交響詩『モルダウ』
録音:1940年6月

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

CD-6:
・モーツァルト:歌劇『魔笛』序曲 シュターツカペレ・ベルリン
録音:1938年12月

・ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲 トリノRAI管弦楽団
録音:1942年10月

ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1943年9月

・ケルビーニ:歌劇『アナクレオン』序曲 シュターツカペレ・ベルリン
録音:1939年4月

J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇『ジプシー男爵』序曲 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1942年10月

・ヴェルディ:歌劇『椿姫』第1幕への前奏曲
・ヴェルディ:歌劇『椿姫』第3幕への前奏曲
 トリノRAI管弦楽団
録音:1942年10月

・ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲 シュターツカペレ・ベルリン
録音:1939年2月

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

金曜日, 10月 21, 2011

クラシック音楽 聴きはじめ 15 リヒテル


 リヒテルは強烈な個性のピアニストである一方、集中力あふれる堅牢な演奏スタイルは、当時のソビエト連邦の象徴だったハンマーにたとえられた。

 あらゆる演目で駄作といったものがないのは、当時のソ連の鉄の政治体制を反映したような完璧性ともイメージの共有がある。音楽、音楽家といえども、否、それが人びとの心をぎゅっと掴む作用をもっている以上、むしろそれゆえに時代が反映されている。

 しかし、リヒテルの果て知れぬ力量に世界が圧倒されたのは、ロシアものでも通俗的な名曲でもなくたとえば次のバッハであった。


【以下は引用】
 
リヒテル/バッハ:平均律クラヴィア曲集全曲
 
1巻が19707月、第2巻が19728月と9月及び19732月と3月に、それぞれザルツブルクのクレスハイム宮殿で入念に収録されたセッション録音盤。演奏は、リヒテルの個性が強く反映された、瞑想的で奥深い雰囲気の漂う見事なもので、その深遠さは比類の無いものと世界的にも絶賛されています。

 録音時期:1970~1973年(ステレオ)

 録音場所:ザルツブルク、クレスハイム宮殿

 プロデューサー:フリッツ・ガンス

 エンジニア:ホルスト・リントナー
Amazon.co.jp
   バッハの音楽世界を単調と感じるかどうかは、「平均律クラヴィーア曲集」を聴けばよくわかる。「平均律」というのは1オクターブを12の等しい半音に分割した調子のことで、一般的な「純正律」に対して用いられる。純正律はもっとも響きのよい5度と3度で構成されるため、ピッチが固定される鍵盤楽器では演奏できる調が限られてしまった。バッハ自身が書いた第1巻の序文には、「学習熱心な音楽好きの若者に役立つように、さらには、すでにこの学習に習熟した人々の慰めのために」とある。ハ長調・ハ短調・嬰ハ長調・嬰ハ短調…ロ短調と、半音階をたどる長短併せた24の調による前奏曲付きのフーガによって構成されていることからも、作品の性格がうかがえる。個人的にはチェンバロの演奏が好きだが、ピアノの滑らかな雰囲気も捨てがたい。ロシアのピアニスト・リヒテルは、神格化されたピアニストのひとり。ときには激しく、ときには叙情的になり、平均律の深山の世界を表現している。(新井由己)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
 記念碑的な名演奏。バッハの組み上げた音楽のエネルギーを,多彩な語り口でぐんぐん燃え立たせたリヒテルの表現力は圧倒的である。リヒテルのピアニストとして,人間としての巨大さを思い知らされる演奏といってよい。第1巻より第2巻の演奏のほうが引き締まっている。
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 そのリヒテルには多くの音源があるが、特に協奏曲集を中心とした次は注目される。その感想は次のとおりである。


スヴィヤトスラフ・リヒテル/EMIレコーディングス(14CD)
 14枚の構成は、ピアノソロ、協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ等からなるスーパー廉価盤集。ソロ曲はいずれもリヒテル十八番で定評あるもの。以下では協奏曲集を中心にコメント。 
 ここまで絢爛にして豪華、聞き比べができる第一級のピアノ協奏曲集はちょっと考えられない。バックを務める指揮者群の顔ぶれは、カルロス・クライバーはじめ、ムーティ、カラヤン、マゼール、マタチッチである。とくにリヒテルvsマタチッチの共演は特異の名演。リヒテルのハンマーのような屈強さ、マタチッチの無骨といった表面的な印象を超えて、迫力満点のグリーグでは思わぬ抒情性にはっと心がぐらつく。その一方、たっぷりの哀愁のシューマンの底にはとぐろを巻く強い情念が疼く。しかし、こうした意表を衝くスリリングさの先に、どちらも、とびっきりに、こころを籠めた真の「音楽」を感じる。多くのヴァイオリン・ソナタはいずれも若き天才といわれたオレグ・カガン(199043才で逝去)との共演。リヒテル・ファミリーといわれた2人の演奏の呼吸は見事にぴたりと合っている。


<収録情報>

【CD1】ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番、第7番(1976年)、第17番ニ短調(1961年)、アンダンテ・ファヴォリ(1977年)

【CD2】シューベルト:ピアノ・ソナタイ長調D.664、幻想曲ハ長調D.760「さすらい人」(バドゥラ-スコダ編、1963年)、シューマン:幻想曲ハ長調Op.171961年)

【CD3】シューマン:蝶々Op.2、ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22、ウィーンの謝肉祭の道化Op.261962年)

【CD4】ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」、※(1976年)、シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D.667「ます」ボロディン四重奏団、ゲオルグ・ヘルトナーゲル(コントラバス、1980年)

【CD5】モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタニ長調K.306、同変ロ長調K.378、同変ロ長調K.372、アンダンテとアレグレットハ長調K.404/385d、※(1974年)

【CD6~7】ヘンデル:クラヴィーア組曲第2番、第3番、第5番、第8番、第9番、第12番、第14番、第16番(1979年)

【CD8】ブラームス:マゲローネのロマンスOp.33(全15曲)、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン、1970年)

【CD9】モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.4821979年)、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.371977年)、ムーティ(指揮)フィルハーモニー

【CD10】ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56、オイストラフ(ヴァイオリン)、ロストロポーヴィチ(チェロ)、カラヤン(指揮)ベルリン・フィル(1969年)、

・同:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23、※(1976年)

【CD11】ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83、マゼール(指揮)パリ管弦楽団(1969年)、モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタト長調K.379、※(1974年)

【CD12】ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33、クライバー(指揮)バイエルン国立管弦楽団(1976年)、バルトーク:ピアノ協奏曲第2Sz.83、マゼール(指揮)パリ管弦楽団(1969年)

【CD13】グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16、シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54、マタチッチ(指揮)モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団(1974年)

【CD14】プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55、マゼール(指揮)ロンドン交響楽団(1970年)、ベルク:室内協奏曲※、ユーリ・ニコライエフスキー(指揮)モスクワ音楽院器楽アンサンブル(1977年)

※はすべてオレグ・カガン(ヴァイオリン)
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EMIとのレコーディングのまえに、リヒテルはドイツ・グラモフォンとの契約を結んでいた。協奏曲ではモーツァルト、プロコフィエフ、ラフマニノフ、シューマン、チャイコフスキー、ベートーヴェンが収録されている。このうち、チャイコフスキーについては以下のとおり記した。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1
 リヒテル(スビャトスラフ)

19629月ウィーンでの録音。リヒテルの西側デビューが1960年で、「幻の巨匠」の噂は西欧を走ったが、2年後、その評価を決定づけたのが本盤。カラヤンのバックで、いわばキラー・コンテンツのチャイコフスキーの1番を引っさげての登場だったので話題性は十分。付随的に、カラヤンは当時、ウイーン・フィルとの関係が冷えており、(実はかつてから相性のよい)ウイーン響を使っての演奏。これも「意外性」があって一層注目度を上げた。

 個人的な思い出だが、中・高校の昼休みに毎日、このレコードがかかる。幾度も耳にした演奏だが、いま聴き直すとライヴ的なぶつかり感、「即興性の妙」よりも、リヒテルの強烈な個性と巨大な構築力を、周到に考えぬきカラヤンが追走している姿が思い浮かぶ。カラヤンはEMI時代から、協奏曲でもギーゼキングなどとの共演で抜群の巧さをみせるが、特に本盤での阿吽の呼吸は、ピアニストと共同して音楽の最高の地点に登攀していくような臨場感がある。けっして出すぎず、しかし背後の存在感は巨大といった感じ。だからこそ、リヒテルという稀代の才能の「衝撃」に聴衆の照準はぴたりと合う。これぞ協奏曲演奏の模範とでも言えようか。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC1%E7%95%AA-%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%86%E3%83%AB-%E3%82%B9%E3%83%B4%E3%83%A3%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%95/dp/B000TLYE34/ref=cm_cr-mr-title


 
【以下は引用】
スヴィヤトスラフ・リヒテル
コンプリート・ドイツ・グラモフォン・ソロ&コンチェルト・レコーディングス(9CD)鍵盤の巨人、リヒテルの遺産がBOXセットに!

リヒテルがドイツ・グラモフォンに行ったすべてのソロと協奏曲録音を9枚組お買得価格で集大成!1956年のシューマン・リサイタルに始まり、1962年のイタリアにおけるリサイタル・ライヴ録音に至るまでの、5つの協奏曲録音、2つのリサイタル録音をそれぞれのLP録音そのままのカップリングで(リマスターのみ行い)収録。ボックスの中には、LPジャケット・デザインをそのまま生かした紙ケースにCDが収められています。
【収録情報】
CD1
・シューマン:行進曲Op.76-2
・シューマン:森の情景Op.82
・シューマン:幻想小曲集Op.12より
 録音:195611月(モノラル)

CD2
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第20 K.466
・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5 Op.55
 ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
 スタニスラフ・ヴィスロツキ(指揮)K.466
 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮)Op.55
 録音:19594月(ステレオ)

CD3
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 op.18
・ラフマニノフ:6つのプレリュード(Op.32-1,2Op.23-2,4,5,7)
 ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
 スタニスラフ・ヴィスロツキ(指揮)
 録音:19595月(ステレオ)

CD4
・シューマン:ピアノ協奏曲 Op.54
・シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナート Op.92
・シューマン:ノヴェレッテ ヘ長調 Op.21-1
・シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7
 ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮)Op.54
 スタニスラフ・ヴィスロツキ(指揮)Op.92
 録音:195810月、19594月、5月(ステレオ)

CD5
・ハイドン:ピアノ・ソナタ ト短調 Hob.XVI:44
・ショパン:バラード第3番変イ長調 op.47
・ドビュッシー:前奏曲第1巻~帆、野を渡る風、アナカプリの丘
・プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8 Op.84
 録音:19617-8月(ステレオ)

CD6
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
 ウィーン交響楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:19629月(ステレオ)

CD7
・ベートーヴェン:ピアノと管弦楽のためのロンド WoO.6
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
 ウィーン交響楽団
 クルト・ザンデルリング(指揮)
 録音:19629月(ステレオ)

CD8
・ショパン:幻想ポロネーズ Op.61
・ショパン:練習曲 Op.10-1
・ショパン:練習曲 Op.10-12『革命』
・ショパン:バラード第4
・ドビュッシー:『版画』(パゴダ/グラナダの夕べ/雨の庭)
・スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5 Op.53
 録音:196210月、11月(ライヴ、ステレオ)

CD9
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集~BWV846,849,850,851,853
・シューベルト:アレグレット D.915
17のレントラー D.366~第1番、第3番、第4番、第5
・シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1
・ラフマニノフ:前奏曲 Op.32-12
・プロコフィエフ:束の間の幻影 O.22~第3曲、第6曲、第9
 録音:196210月、11月(ライヴ、ステレオ)

 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)