日曜日, 1月 20, 2013

注目の交響曲集 5点

ベートーヴェン:交響曲全集
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3-%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E5%85%A8%E9%9B%86-%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC-%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/B0009H9YA6/ref=sr_1_4?s=music&ie=UTF8&qid=1358673423&sr=1-4

ベートーヴェンの交響曲全集。堂々と中央道を歩んでいるのが、このスイットナー盤。ドイツの馥郁たる響きが多くのリスナーの共感をえているということか。
 
ラフマニノフ:交響曲全集
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95-%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E5%85%A8%E9%9B%86-%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%BC%E7%AE%A1%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%A3/dp/B00005FICE/ref=sr_1_5?s=music&ie=UTF8&qid=1358673423&sr=1-5

マゼールのラフマニノフの交響曲全集も人気。マゼールに限らず、ラフマニノフの交響曲を愛するリスナーがふえている。角がとれて親しみやすく、力感あるも疲れない音楽。
 
ベルリオーズ:幻想交響曲
 
 
いわずと知れたミュンシュの代表的な「幻想」。ボストン響の旧盤も名演だが、さまざまなエピソードも付着して歴史的な名盤となった。
 
ショスタコーヴィチ:交響曲全集 (Shostakovish: Symphonies)
(以下は引用)
ルドルフ・バルシャイとケルン放送オケの最晩年の名全集。 1992年から2000年にかけて、ケルンでの録音。
 
ブラームス:交響曲全集
 
(以下は引用)
 セルならではの厳格で折り目正しい音楽観を反映し、全編にわたって主観的感情がむき出しにならず、格調の高さが保たれ、ブラームスの古典性を浮き彫りにしている。

火曜日, 1月 01, 2013

謹賀新年 2013年




明けましておめでとうございます。大晦日に以下を聞いていました。今年もよろしくお願いします。

バッハ:リトル・バッハ・ブック
バッハ:リトル・バッハ・ブック (グールド)
 
全体は2部にわかれ、あたかも双頭の鷲のように配置されている。第1部(第1~11曲)はもっとも有名なゴールドベルク変奏曲アリアからはじまり、小プレリュードをへて2声のインヴェンション4曲、いくつかの著名な小曲ののちフランス組曲(第5番)のガヴォット,ブーレ&ジーグでおわる。

第2部(第1221曲)も「劈頭」にふさわしい平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番からはじまり、フゲッタ、小プレリュードをへて2声のインヴェンション5曲、フランス組曲、イギリス組曲(第2番)の同じくブーレI,II&ジーグでおわる。

 11才のグールドの愛らしい写真と小粋な盤名で入門版、小品集と思いがちだが、そこは奇才グールドである。バッハらしい静謐さ、硬質でパセティックな展開、そして華やいで充実した締めくくり。これは実に周到にくみたてられたバッハ選集であり、エッセンスが濃縮されている。グールド1955~80年の25年にわたるバッハ解釈の集大成であり、全体は熟慮された「グールド編バッハ組曲第1、2集」となっている。グールドから長年のリスナーへの最高の贈り物といえるような1枚。