The Beauty of Monteverdi
モンテヴェルディの諸作品がいま注目されている。かねてから有名な『聖母マリアの夕べの祈り』はもとより、歌劇では『オルフェオ』、『ウリッセの帰還』、
『ポッペアの戴冠』や晩年の大作『倫理的・宗教的な森』など、加えて膨大な世俗歌曲たるマドリガル集や4声、6声の各種ミサ曲などその裾野も広い。
本集は、そのエッセンス集としては優れもので、モンテヴェルディ解釈の権威たるジョン・エリオット・ガーディナーや小生お気に入りのメゾ・ソプラノ、マグダレーナ・コジェナーなど本レーベルの主要なプレイヤーで手堅く固めている。モンテヴェルディの全体像を知る道標としては好適な選集。
<収録情報>
・『聖母マリアの夕べの祈り』より抜粋
・歌劇『オルフェオ』より抜粋,
・歌劇『ポッペアの戴冠』より抜粋
ガーディナー/モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
・『倫理的・宗教的な森』より抜粋
・「私はうれしかった」、「神よ,御身は罪におぼれたるこの世を」、「私は黒い」、「マニフィカト」
ポール・マクリーシュ/ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
・「春風戻りて」、「ニンファの嘆き」、「ただあなたを見つめ」、※「苦しみは、かくも甘き」,
コジェナー(メゾ・ソプラノ)、アンドレア・マルコン/ラ・チェトラ、
※ピエール・ピツル/プリヴァーテ・ムジケ
,
・「わたしは若い娘」、「告げるべきか、黙っているべきか」、「今日のそよ風は何とやさしく」、「つれないアマリッリ」
アントニー・ルーリー/コンソート・オブ・ミュージック
・「もう恋はしない」,
ユルゲン・ユルゲンス/ハンブルク・モンテヴェルディ合唱団
【以下は引用】
美しさ際立つモンテヴェルディ生誕450年記念ベスト
ルネサンスからバロックへの過渡期に、意義深い一時代を築いたモンテヴェルディ。マントヴァ宮廷楽長、サン・マルコ寺院楽長などを務め、ヴェネツィア楽派の中心的な存在として活躍しました。ルネサンス後期、従来の厳格対位法に対してより自由な「第二作法」を提唱、自らのマドリガーレ集において新しい感情表現の音楽を展開。またカッチーニらの率いるフィレンツェの文化集団カメラータの「モノディ」様式の影響の下、音楽劇「オペラ」を確立し、音楽界に変革をもたらしました。
2017年のモンテヴェルディ生誕450年を記念して、彼の名曲を厳選して編まれたベスト盤。『オルフェオ』や『聖母マリアの夕べの祈り』、そして数々のマドリガーレなどを、ガーディナー、コンソート・オブ・ミュージック他、彼の時代の音楽に精通した研究者による素晴らしい演奏でお聴きください。(輸入元情報)
【収録情報】
モンテヴェルディ:
1. 歌劇『オルフェオ』より
2. 『聖母マリアの夕べの祈り』より
3. 『春風戻りて』
4. 『ニンファの嘆き』
5. 『わたしは若い娘』
6. 『告げるべきか、黙っているべきか』
7. 『私はうれしかった』
8. 『ただあなたを見つめ』
9. 『倫理的・宗教的な森』より
10. 『もう恋はしない』
11. 『今日のそよ風は何とやさしく』
12. 歌劇『ポッペアの戴冠』より
13. 『つれないアマリッリ』
14. 『神よ,御身は罪におぼれたるこの世を』
15. 『苦しみは、かくも甘き』
16. 『私は黒い』
17. 『マニフィカト』
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(1,2,12)
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)、アンドレア・マルコン指揮、ラ・チェトラ(3,4,8)
アントニー・ルーリー指揮、コンソート・オブ・ミュージック(5,6,11,13)
ポール・マクリーシュ指揮、ブリエリ・コンソート&プレイヤーズ(7,9,14,16,17)
ユルゲン・ユルゲンス指揮、ハンブルク・モンテヴェルディ合唱団(10)
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)、ピエール・ピツル音楽監督、プリヴァーテ・ムジケ(15)
モンテヴェルディ Ⅵ
モンテヴェルディ Ⅴ
モンテヴェルディ Ⅳ
モンテヴェルディ Ⅲ
モンテヴェルディ Ⅱ
モンテヴェルディ
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