日曜日, 1月 31, 2021

クナッパーツブッシュの芸術 with レジェンダリー・オーケストラ


 

クナッパーツブッシュのさまざまなオケとのコラボ集。以下、収録情報をご覧いただきたいが、ブレーメン・フィル、フランクフルト放送響、北ドイツ放送響、シュトゥットガルト放送響、ケルン放送響といったドイツの各地方の有力オケのほか、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管、ロンドン・フィル、パリ国立高等音楽院管におよんでいる。

クナッパーツブッシュの音源としては最晩年のものもふくまれ録音音状態は比較的いい。

ここでの聴きものは、ブルックナーとブラームス、そして好みは分かれようがベートーヴェンであると思う(★は同一演目の複数録音を示している)。

 

(収録情報)

【べートーヴェン】

交響曲第2 Rec:12 December 1952 ブレーメン・フィル

交響曲第3 Rec:9 May 1951 ブレーメン・フィル

交響曲第5 Rec:20 March 1962 フランクフルト放送響

交響曲第8 Rec: March 1960 北ドイツ放送響

「コリオラン序曲」Rec: 14 March 1960 北ドイツ放送響

 

【ブラームス】

交響曲第2番 30 June&1 July 1947 スイス・ロマンド管

交響曲第3 Rec:November 1963 シュトゥットガルト放送響

★交響曲第4 (1)Rec:12 December 1952 ブレーメン・フィル、(2 Rec:May 1953 ケルン放送響

「ハイドンの主題による変奏曲」Rec:November 1963 シュトゥットガルト放送響

 

【ワーグナー】

・★「ジークフリート牧歌」(1Rec:24 March 1963 北ドイツ放送響、(2Rec:May 1953 ケルン放送響

・★「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~第1幕への前奏曲 (1Rec:24 March 1963  北ドイツ放送響、(2Rec:30 June&1 July 1947 スイス・ロマンド管、(3Rec:31 December 1947 ロンドン・フィル

・同~第3幕への前奏曲 Rec:24 March 1963 北ドイツ放送響

.「トリスタンとイゾルデ」~前奏曲と愛の死 Rec:24 March 1963 Christa Ludwig(mezzo soprano) 北ドイツ放送響

・「ローエングリン」~第1幕への前奏曲 Rec:18 June1947 チューリッヒ・トーンハレ管

・「リエンツィ」序曲 31 December 1947 ロンドン・フィル

 

【ブルックナー】

交響曲第3(1889-90,Schalk-Loewe edition)Rec:15 January 1962 北ドイツ放送響

交響曲第7 Rec:10 May 1963 ケルン放送響

 

【リヒャルト・シュトラウス】

交響詩「ドン・ファン」Rec: 8 May 1956 パリ国立高等音楽院管

交響詩「死と変容」Rec: 7&8 May 1956 パリ国立高等音楽院管

 

【その他】

ハイドン:交響曲第88 Rec:20 March 1962 フランクフルト放送響

ウェーバー:.歌劇「エウリアンテ」序曲 Rec:14 May 1962  ケルン放送響

 

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クナッパーツブッシュの芸術 with 国立歌劇場管弦楽団


クナッパーツブッシュのベルリン、バイエルン、ドレスデンの各国立歌劇場管弦楽団とのコラボ集。以下、収録情報をご覧いただきたいが、同種BOX SETのベルリン、ウィーン、ミュンヘンの3大オケとの演奏を「補完」するうえでは有効だろう。但し、逆にいえば本集でしか聴けない演目以外では他の選択肢が優れているとも言える。また。非常に古い音源が含まれていることにも要留意で、全体としてはクナッパーツブッシュのディープなファン向けだろう。(は同一演目の複数録音を示している)。

 

<収録情報>

【ハイドン】

交響曲第88 Rec: 28 November 1959 ドレスデン国立歌劇場管

交響曲第92番「オックスフォード」Rec:1925 ベルリン国立歌劇場管

交響曲第100番 「軍隊」Rec:,10 April 1933 ベルリン国立歌劇場管

 

【モーツァルト】

交響曲第39 Rec: 1929 ベルリン国立歌劇場管

6つのドイツ舞曲 K.509  Rec:,10 April 1933  ベルリン国立歌劇場管

6つのドイツ舞曲 K.600  Rec:21 April 1933 ベルリン国立歌劇場管

 

【ベートーヴェン】

交響曲第7番 Rec:19 November 1929 ベルリン国立歌劇場管

交響曲第8番  Rec:December 1959 バイエルン国立歌劇場管

「レオノーレ序曲」第3 Rec:December 1959 バイエルン国立歌劇場管

 

【シューベルト】

交響曲第8番 「未完成」Rec:10 Feburary 1958 バイエルン国立歌劇場管

「軍隊行進曲」 Rec:20 March 1955 バイエルン国立歌劇場管

 

【シューマン】

交響曲第4 Rec:November 1956 ドレスデン国立歌劇場管

 

【ブラームス】

交響曲第2 Rec:27 November 1959 ドレスデン国立歌劇場管

交響曲第3 Rec:November 1956 ドレスデン国立歌劇場管

 

【ワーグナー】

「パルジファル」~第1幕への前奏曲 Rec:31 March 1942 ベルリン・ドイツ歌劇場管

「神々の黄昏」~.葬送行進曲とジークフリートのラインへの旅 Rec:November 1959

ベルリン国立歌劇場管

 

【ブルックナー】

交響曲第3(1889-90,Schalk-Loewe edition)Rec:11 October 1954 バイエルン国立歌劇場管

交響曲第8 Rec:5 December 1955 バイエルン国立歌劇場管

交響曲第9 (Loewe edition) Rec:10 Feburary 1958 バイエルン国立歌劇場管

 

【リヒャルト・シュトラウス】

「インテルメッツォ」~ワルツの場面 Rec:4&5 September 1928 ベルリン国立歌劇場管

「サロメ」~7つのヴェールのダンス Rec:4&5 September 1928 ベルリン国立歌劇場管

交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 Rec:4&5 September 1928 ベルリン国立歌劇場管

交響詩「死と変容」 Rec: 28 November 1959 ドレスデン国立歌劇場管 

 

【ワルツ、ポルカ集】

≪ヨハン・シュトラウス2世≫

・★ワルツ「ウィーンの森の物語」(1)ルディ・クナーブル(チター)  Rec:20 March 1955 バイエルン国立歌劇場管、(2Rec:February 1928 ベルリン国立歌劇場管

・「千夜一夜物語」~間奏曲 Rec:20 March 1955 バイエルン国立歌劇場管

・「エジプト行進曲」 Rec:20 March 1955) バイエルン国立歌劇場管

・「アンネン・ポルカ」 Rec:20 March 1955 バイエルン国立歌劇場管

・ワルツ「南国のバラ」 Rec:20 March 1955 バイエルン国立歌劇場管

・ワルツ「加速度」 Rec:February 1928 ベルリン国立歌劇場管

・ワルツ「ドナウの乙女」 Rec:February 1928 ベルリン国立歌劇場管

・ワルツ「楽しめ人生を」 Rec:February 1928 ベルリン国立歌劇場管

・「こうもり」序曲 Rec:5 September 1928 ベルリン国立歌劇場管

・「キスのワルツ」 Rec:21 April 1933 ベルリン国立歌劇場管

・ワルツ「わが家で」 Rec:21 April 1933 ベルリン国立歌劇場管

ヨーゼフ&ヨハン・シュトラウス2世:「ピチカート・ポルカ」Rec:20 March 1955 バイエルン国立歌劇場管

ヨーゼフ・ランナー:ワルツ「シェーンブルンの人々」Rec:20 March 1955 バイエルン国立歌劇場管

カレル・コムツァール2世:ワルツ「バーデン娘」 Rec:20 March 1955 バイエルン国立歌劇場管

 

【その他】

ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲 Rec: 1928 バイエルン国立歌劇場管

ウェーバー:.「魔弾の射手」序曲 Rec: 1928 バイエルン国立歌劇場管

ウェーバー:「舞踏への勧誘」 Rec:20 March 1955 バイエルン国立歌劇場管

ペーター・コルネリウス:「バグダッドの理髪師」序曲 Rec::5 October 1953 バイエルン国立歌劇場管

クレメンス・フォン・フランケンシュタイン:マイアベーアの主題による変奏曲 Rec:1925(1) ベルリン国立歌劇場管

アルベルト・ロルツィング:「ウンディーネ」序曲 Rec:,10 April 1933) ベルリン国立歌劇場管

グリンカ:序曲「ルスランとリュドミラ」Rec:21 April 1933 ベルリン国立歌劇場管

リスト:交響詩「マゼッパ」第6番 Rec:21 April 1933 ベルリン国立歌劇場管


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クナッパーツブッシュの芸術 with ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 


クナッパーツブッシュのウィーン・フィルとのコラボ集。以下、収録情報をご覧いただきたいが、今回一連の「オケ別のボックス・セット」のなかでは演奏はもっとも均一化している。。J.S.バッハからワーグナーまで、ドイツ音楽の正統にくわえて、モーツァルト、シューベルト、ブルックナー、ヨハン・シュトラウス2世といったオーストリア所縁の演奏も充実、これは相性の良かったウィーン・フィルならではだろう(★は同一演目の複数録音を示している)。 

(収録情報)

J.S.バッハ】

「ブランデンブルク協奏曲」第3  Rec:24 June 1944

「管弦楽組曲」第3  Rec:24 June 1944

 

【ハイドン】

交響曲第88番 ト長調, Hob. I :88  Rec:November 1958

 

【モーツァルト】

交響曲第40  Rec:9 November 1942

交響曲第41  Rec:9 November 1942

「フィガロの結婚」序曲 Rec: 15 October 1940

「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」Rec: 12 May 1940

 

【ベートーヴェン】

交響曲第3番  Rec: 17 February 1962

交響曲第7 Rec:17 January 1954

★「レオノーレ序曲」第3番 (1Rec:31 May 1962(2) Rec: 8 August 1938

「コリオラン序曲」 Rec:17 January 1954

 

【シューベルト】

交響曲第9番「グレイト」Rec:20 October 1957

「軍隊行進曲」 Rec:Feburary 1960

 

【シューマン】

交響曲第4番 ニ短調,op.120  Rec:16 December 1962,21 May 1963

 

【ブラームス】

★交響曲第3番 (1Rec:26 July 1955、(2Rec:November 1958

★「悲劇的序曲」(1Rec:26 July 1955、(2Rec:May 1957

「大学祝典序曲」 Rec:May 1957

「アルト・ラプソディ」ルクレティア・ウェスト(アルト)、ウィーン・アカデミー男声合唱団 Rec:May 1957

「ハイドンの主題による変奏曲」 Rec:May 1957

 

【ワーグナー】

★「リエンツィ」序曲 (1Rec: 1940、(2Rec:June 1950

「タンホイザー」~ 序曲とヴェヌスベルクの音楽 Rec:May 1953

「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~第1幕への前奏曲、第3幕への前奏曲 Rec:September 1951

「さまよえるオランダ人」序曲 Rec:May 1953

「トリスタンとイゾルデ」から1.前奏曲 Rec:,September 1959

「ワルキューレの騎行」 Rec:May 1953

★「ジークフリート牧歌」(1Rec:1 April 1955、(221 May 1963

★「神々の黄昏」~ジークフリートのラインへの旅 (1Rec: 12 May 1940、(2Rec:31 January 1942、(3Rec:,June 1956

★「神々の黄昏」~葬送行進曲 (1Rec:31 January 1942、(2Rec:,June 1956

「パルジファル」~第1幕への前奏曲と第1幕「舞台転換の音楽」 Rec:June 1950

 

【ブルックナー】

交響曲第3 (1889-90,Schalk-Loewe edition) Rec:April 1954

★交響曲第4番 (1888,Loewe edition) 1Rec:April 1955、(2Rec:12 April 1964

交響曲第5 (1894,Schalk edition) Rec.May 1956

交響曲第7 Rec:30 August 1949

交響曲第8 (1892,Schalk version,Oberleithner edition) Rec:29 October 1961

 

【ワルツ・ポルカ集】

★ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「浮気心」(1Rec: 1940、(2 Rec: October 1957

★カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ「ウィーン娘」(1Rec: 1940、(2Rec: October 1957

ヨーゼフ&ヨハン・シュトラウス2世「ピチカート・ポルカ」Rec: 1940

ヨハン・シュトラウス2世:2.「ラデツキー行進曲」 Rec: October 1957

カレル・コムツァール2世:3.ワルツ「バーデン娘」 Rec: October 1957

ヨハン・シュトラウス2世:「アンネン・ポルカ」 Rec: October 1957

ヨハン・シュトラウス2世:「トリッチ・トラッチ・ポルカ」 Rec: October 1957

ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「加速度」 Rec: October 1957

ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「ウィーンの森の物語」,op.325 Karl Jancik (zither) Rec: October 1957

 

【その他】

ヴェルディ:「アイーダ」~凱旋行進曲 Rec: 1940

レーガー:「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」Rec:1944

フランツ・シュミット;1.軽騎兵の歌による変奏曲 Rec:20 October 1957

テオドール・ベルガー:1.ロディーノ,ジョコーソ, op.4  Rec:November 1958

チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」 Rec:Feburary 1960

ウェーバー:「舞踏への勧誘」 Rec:Feburary 1960

オットー・ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲 Rec:Feburary 1960

リヒャルト・シュトラウス:.交響詩「死と変容」 Rec:16 December 1962

 

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クナッパーツブッシュの芸術 with ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

 


クナッパーツブッシュのミュンヘン・フィルとのコラボ集。以下、収録情報をご覧いただきたいが、ここでの聴きものは、ブルックナーとワーグナーである。いずれも最晩年の収録で録音状態がいい。一方、ベートーヴェンとブラームスは他のオケとの音源のほうが聴きやすいだろう(★は複数の収録を示している)。

 

(収録情報)

【ベートーヴェン】

交響曲第1Rec:11 September 1948

交響曲第3Rec: December 1953

交響曲第7 Rec:25 December 1948

交響曲第8Rec:18 October 1956

 

【ワーグナー】

1.「リエンツィ」序曲

2.「さまよえるオランダ人」序曲

3.「ローエングリン」~第1幕への前奏曲

4.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~第1幕への前奏曲

5.★「ジークフリート牧歌」(2種類)6 January 1962

6.「タンホイザー」~序曲

3.「トリスタンとイゾルデ」~前奏曲と愛の死

7.「パルジファル」~第1幕への前奏曲 以上November 1962

 

【ブラームス】

★交響曲第22種類Rec: October 1956

 

【ブルックナー】

交響曲第3(1889-90,Schalk-Loewe edition)Rec.16 January 1964

交響曲第5番(1894,Schalk edition) Rec.19 March 1959

★交響曲第8番 (1892,Schalk version,Oberleithner edition)Rec.January 1963 2種類

 👉 https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3VKH23KMQ4GBN/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B00005GT8L

【リヒャルト・シュトラウス】

交響詩「死と変容」Rec:,16 January 1964

交響詩「ドン・キホーテ」 Rec.6 January 1958

 

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クナッパーツブッシュの芸術 with ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 



クナッパーツブッシュのベルリン・フィルとのコラボ集。以下、収録情報をご覧いただきたいが、非常に古い音源もあり録音時点に留意。ここでの聴きものは、ベートーヴェンとブルックナーである。一方、ワーグナーとブラームスは他のオケとの音源のほうが聴きやすいだろう(★は同一演目の複数録音を示しているが、本集ではこれが多く、クナッパーツブッシュのディープなファン向けのボックス・セットといえよう)。

クナッパーツブッシュのベルリン・フィルとのコラボ集。以下、収録情報をご覧いただきたいが、非常に古い音源もあり録音時点に留意。ここでの聴きものは、ベートーヴェンとブルックナーである。一方、ワーグナーとブラームスは他のオケとの音源のほうが聴きやすいだろう(★は同一演目の複数録音を示しているが、本集ではこれが多く、クナッパーツブッシュのディープなファン向けのボックス・セットといえよう)。

 

(収録情報)

【ハイドン】

交響曲第88  Rec:before 1957

★交響曲第94番 「驚愕」(1Rec:1942、(2Rec:2 February 1950

 

【ベートーヴェン】

交響曲第3 Rec:1943

交響曲第5 Rec:April 1956

交響曲第8 Rec:27 January 1952

交響曲第9番 「合唱」第4楽章から(抜粋) Erna Berger(soprano)Torsten Ralf(tenor)Der Kittelische Chor Leitung von Prof.Kittel Rec: 18 April 1943

コリオラン序曲 Rec:6 November 1950

 

【シューベルト】

★交響曲第8番 「未完成」(1 Rec:29 January 1950、(2Rec:30 January 1950

 

【ワーグナー】

1.「さまよえるオランダ人」序曲 Rec:1928

2.「タンホイザー」~バッカナーレ Rec:1928

3.「タンホイザー」~ 大行進曲 Rec:1928

4.「ローエングリン」~第3幕への前奏曲 Rec:1928

5.「ワルキューレの騎行」 Rec:1928

6.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~第1幕への前奏曲 Rec:1928

7.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~第3幕への前奏曲 Rec:1928

8.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~徒弟たちの踊り Rec:1928

9.「パルジファル」~第1幕「舞台転換の音楽」Rec:1928

 

【ブラームス】

交響曲第2番 ニ長調,op.73  Rec:26 March 1944

★交響曲第3  1Rec:1942、(2Rec:November 1950、(3Rec:8 September 1944

 

【ブルックナー】

交響曲第4番 「ロマンティック」(1888,Loewe edition)Rec:8 September 1944

👉 http://www.amazon.co.jp/Anton-Bruckner-Symphonie-E-Flat-Romantic/dp/B00485WKV0/ref=cm_cr-mr-title

交響曲第8 (1892,Schalk version,Oberleithner edition) Rec:8 January 1951

👉 http://www.amazon.co.jp/Hans-Knappertsbusch-conducts-Bruckner-Symphony/dp/B006K9PZYQ/ref=cm_cr-mr-title

★交響曲第9 (Loewe edition)1Rec:28 January 1950、(2Rec:30 January 1950

 👉 http://www.amazon.co.jp/Bruckner-Sinfonie-Titiana-Palast-1950/dp/B003ZLU8OO/ref=cm_cr-mr-title

(参考/所収外)

クナッパーツブッシュ/ベルリン・フィル ブルックナー 交響曲第7番
http://www.amazon.co.jp/Berlin-Philharmonic-Vol-7/dp/B005G8WXME/ref=cm_cr-mr-title

【ワルツ、ポルカ集】

★カレル・コムツァール2世:ワルツ「バーデン娘」 (1Rec:1941、(2Rec:2 February 1950

ヨハン・シュトラウス2世:「こうもり」序曲 Rec:2 February 1950

ヨーゼフ&ヨハン・シュトラウス2世:「ピチカート・ポルカ」 Rec:2 February 1950

ヨハン・シュトラウス2世:「千夜一夜物語」~間奏曲 Rec:27 January 1952

 

【その他】

★オットー・ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲 (1Rec:4 January 1941、(2Rec:2 February 1950

★ウェーバー:「舞踏への勧誘」 Rec:19422種類)

★リスト:交響詩「前奏曲」 Rec:19423種類)

★ハンス・プフィツナー:「パレストリーナ」~第1幕への前奏曲 Rec:19422種類)

ヘンデル:「コンチェルト・グロッソ」Rec:10 March 1944

チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」 Rec:2 February 1950

マーラー:「亡き子をしのぶ歌」 Rec:9 April 1956

ヴォルフ:「管弦楽のためのイタリア風セレナーデ」 Rec:28or29 September 1952


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日曜日, 1月 03, 2021

シノーポリ マデルナ 管弦楽集

 

『クァドリヴィウム』、『アウラ』、『ビオグランマ』 シノーポリ&北ドイツ放送交響楽団


【以下は引用】
マデルナについて

1920年4月21日生まれ、伊・ヴェネツィア出身の作曲家/指揮者。ローマの音楽院でピアノ、ヴァイオリン、指揮、作曲を学び、地元のヴェネツィア音楽院でジャン・フランチェスコ・マリピエーロに作曲、ヘルマン・シェルヘンに指揮を師事。55年にルチアーノ・ベリオとともにイタリア国営放送に音響学スタジオを設置。以降、指揮者としての比重が高まり、シカゴ響の主任指揮者やマサチューセッツ州タングルウッドのバークシャー音楽センターの音楽監督などを歴任。主にオペラや伝統的な管弦楽曲を指揮し、アルバムや、放送録音を残す。73年3月に肺がんと診断され、同年11月13日に独・ダルムシュタットにて死去。53歳没。

2017/05/17 (2017/05/17更新) (CDジャーナル)


現代作品の優れた指揮者として、また電子音楽の先駆的存在として著名なマデルナ(1920~1973)であるが、作曲家としては意外に作品が知られていない。晩年の3大作が収められたこのCDは、彼の音色やフォームに対する優れた資質を伝える貴重な記録である。

駿河屋 -<中古>ジュゼッペ・シノーポリ(指揮) 北ドイツ放送交響楽団 / マデルナ:アウラ、ビオグラマ、クァドリヴィウム(クラシック) (suruga-ya.jp)




シノーポリ/マデルナ:管弦楽曲集

【収録情報】
マデルナ:
・クァドリヴィウム~4人の打楽器奏者と4つの管弦楽群のための (1969)
・アウラ(気)~管弦楽のための (1972)
・ビオグランマ~大管弦楽のための (1972)
 北ドイツ放送交響楽団
 ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

 録音時期:1979年8月31日-9月4日
 録音場所:ハンブルク、ラールシュテット音楽スタジオ1
 録音方式:ステレオ(セッション)
 原盤:DG

★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆

現代音楽の洗礼をうけたのは、1970年大阪でのEXPO’70においてであった。『モーゼとアロン』の初演も経験した。半世紀以上も前になる。たしか、シュトックハウゼンの「3群のオーケストラのためのグルッペン」を聴いた気がするが判然としない。電子音楽、シンセサイザーが普及する以前であり、強い衝撃をうけたはずだが、高校生のなにもわからぬアモルフな感性ゆえに、わりと意外にスッと入ってきた気がした。シュトックハウゼンの絵はがきを買ったかもらったか、暫くは大事に保存していた。もしかするとマーラーの第9番をなんども聴いていたせいかも知れないが、時代感覚として拒絶感がなかった。

『クァドリヴィウム~4人の打楽器奏者と4つの管弦楽群のための』での面白さは、遠近感である、4つの打楽器が分散配置され、それがはじめは4極を形成して独自の方向から音響を響かせるが、おのおのの自己主張ののち、一種の掛け合いをはじめる。アイデアとしてはラヴェルの『ボレロ』、バルトークの『管弦楽のための・・・』や『弦チェレ』を連想させる部分もあるが、より大胆、かつ色彩的である。狭いオーケストラ空間から解放し、とてつもなき巨大な空間を竜がのたうち回るように、現代的なファンタジックな音束が浮遊するような試み。

『アウラ』では、空気ではなく水中を遊泳するような感覚がある。きらめく音が水の波動を意識させる。瞑目して耳を澄ませば、それは深海へ入り込む鋭い光線や、逆に水中から海面の輝きを仰ぎ見るときに感じる透明感にむすびつき、感性を鋭く刺激する。水中にはいつ生命を奪われるかわからない名状しがたい恐怖がある。トランペットの亀裂的な響きやホルンの低音がそれを倍加させる。

『ビオグランマ~大管弦楽のための』は前衛的ピアノ協奏曲とも、打楽器のための、といった役割の意識とマデルナ得意のオーボエの深い、思索的な音質との「融合」と「競合」が交錯する摩訶不思議な作品。

シノーポリの演奏には、対象をつき詰めて表現することで、その師マデルナへの敬慕を感じる。
★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆

土曜日, 1月 02, 2021

シノーポリ シェーンベルク ぺレアスとメリザンド/浄夜

 


シェーンベルク:ぺレアスとメリザンド/浄夜
フィルハーモニア管弦楽団 1991年、1992年録音盤

      •    .
        1.  ペレアスとメリザンド 作品5 モーリス・メーテルリンクのドラマによるオーケストラのための交響詩
      •        Die Viertel ein wenig bewegt-zoegernd
      • 2.
         Heftig
        00:03:45
      • 3.
         Lebhaft
        00:04:26
      • 4.
         Sehr rasch
        00:07:58
      • 5.
         Ein wenig bewegt
        00:01:31
      • 6.
         Langsam
        00:03:39
      • 7.
         Ein wenig bewegter
        00:03:59
      • 8.
         Sehr langsam
        00:04:48
      • 9.
         Etwas bewegt
        00:02:26
      • 10.
         In gehender Bewegung
        00:02:49
      • 11.
         Breit
        00:06:26
      • 12.
        浄夜 作品4 リヒャルト・デーメルの詩による 弦楽オーケストラ版 Grave
        00:07:33
      • 13.
        Molto rallentando
        00:07:11
      • 14.
        Pesante
        00:02:34
      • 15.
        Adagio
        00:11:11
      • 16.
        Adagio
        00:04:26

【以下は引用】

『ペレアスとメリザンド』(Pelléas et Mélisande )は、ベルギーの劇作家モーリス・メーテルリンクが書いた戯曲フランス語で書かれ、1892年にブリュッセルで出版された後、翌1893年パリで初演された。


全曲は648小節からなり、約45分を要する。全体はソナタ形式によるが、展開部にスケルツォと緩徐楽章に当たる部分が挿入された形となっている。この形式は『室内交響曲第1番』でも踏襲される。この曲で初めて👍ドミナントの「sus4」の解決しない形の「4度和声」が用いられた。


(参考)
【交響詩「ペレアスとメリザンド」】メーテルリンクのテキストに題材を得て、1902年から1903年にかけて書き進められた「ペレアスとメリザンド」は、ドビュッシー同様にオペラ化を構想していた当初のプランから変更され、交響詩として完成をみた作品。シェーンベルクが無調や十二音技法に到達する以前、後期ロマン派に連なる内容はワーグナーやR.シュトラウスの影響も色濃く、「淨夜」にも通じる、幻想的でむせかえるような官能音楽で、前作「グレの歌」を凌ぐとさえ云われるあざやかな対位法や、ホルン8、トランペット4、アルト・トロンボーン4、テナー・バス・トロンボーン4といった金管セクションをはじめ、ティンパニ4、ハープ2台という具合に、「グレの歌」に次ぐ4管編成の大管弦楽による音響効果も聴きどころとなっています。

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まず、この戯曲について、フォーレ、ドビュッシー、シベリウスなど同時代の多くの作曲家が魅了された事実が面白い、ストーリーを読む限りにおいて、お定まりの三角関係だけでなく、水を主題として物語の隠喩部分には惹かれるところはあるが、当時の”沸点”のような異様な盛り上がりは、時代精神としかいいようはないのかも知れない。
シェーンベルクもその一人だが、この時代の彼は、後の新ウィーン学派形成にいたる斬新さ以前、後期ロマン派最後の音楽といった要素が強いようだ。

シノーポリの演奏は、濃厚な音楽空間を提示するだけでなく、音がいきいきと息づくライヴのような迫真感にあふれている。これを聴くとポスト・マーラーの最後期ロマン派ともいえる熟れたような感覚とともに作曲家の若き明晰な音楽づくりへの意欲を感じる。それは、シノーポリ自身の現代音楽の作曲家としての共感とともにあるのかも知れない。大規模でめくるめく管弦楽の魅力を聴くという立場でも十分に楽しめる2作品である。

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