ヴィヴァルディのオペラが最近、おおきな話題になっている。多彩な才能の大音楽家として21世紀ヴィヴァルディが復権しつつあるともいえよう。その切っ掛けのひとつをつくったのがファビオ・ビオンディである。日本ではイ・ムジチ合奏団の「四季」ブームが1960年代にあったが、古楽器によるその再評価をなしえたのはビオンディの若き日からの活発な才気とその後の研究にあったからだろう。
この4枚のCDは90年代前半の録音。ビオンディのもっとも得意とするヴィヴァルディ・レパートリーをよく知ることができる構成であり、自由かつ熱気にあふれた演奏はリスナーを飽きさせない。
<収録内容>
【CD1】 協奏曲集『四季』:ビオンディ/エウローパ・ガランテ(1991年)
この4枚のCDは90年代前半の録音。ビオンディのもっとも得意とするヴィヴァルディ・レパートリーをよく知ることができる構成であり、自由かつ熱気にあふれた演奏はリスナーを飽きさせない。
<収録内容>
【CD1】 協奏曲集『四季』:ビオンディ/エウローパ・ガランテ(1991年)
【CD2】 ヴァイオリン協奏曲集:
・ヴァイオリン協奏曲ホ短調R281
・協奏曲ホ短調R133
・チェロ協奏曲ニ短調R407
・ヴァイオリンとオルガンの協奏曲ニ短調R541
・ヴァイオリン協奏曲ヘ長調『聖ロレンツォの祝日のために』R286
・2挺のヴァイオリンのための協奏曲ニ長調R511
・2挺のチェロのための協奏曲ト短調R531
リナルド・アレッサンドリーニ(オルガン)、ビオンディ/エウローパ・ガランテ(1993年4月)
【CD3】弦楽のための協奏曲集:
・ヴァイオリン協奏曲ハ短調R761
・弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調『マドリガル風』R129
・2挺のヴァイオリンのための協奏曲ト短調R517
・ヴァイオリンとチェロの協奏曲変ロ長調R547
・ヴァイオリン協奏曲ハ短調R202(Op.11-5)
・弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調『聖なる墓にて』R130
・弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ロ短調『聖なる墓にて(聖墓のそばで)』R169
【CD4】ドレスデン・ソナタ集:
・ヴァイオリン・ソナタ ト短調R26
・ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調R34
・ヴァイオリン・ソナタ ハ短調R5
・ヴァイオリン・ソナタ ニ短調R15
・ヴァイオリン・ソナタ ト短調R28
・サラバンド ハ長調
ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン)、マウリツィオ・ナッデオ(チェロ)、リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ)(1995年11月)
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