◆3月12日(木) 18:00 国立科学博物館でのプレイベントに参加した。
Pre-Event 国立科学博物館×東京・春・音楽祭
〈ナイト・ミュージアム〉コンサート
~リアルを感じる贅沢な夜会
このイベントには、ここのところ毎年行っている。
◆東京・春・音楽祭-東京のオペラの森- (2011~2014年)http://blog.livedoor.jp/shokkou/archives/2063159.html
しかし、Pre-Event は、残念ながら、思いのほか人が少なくて、せっかく応接してくれた係員の皆さんが少し気の毒な気がした。
ざて、今年のハイライトは、言うまでもなくヤノフスキの「ワルキューレ」。指輪のなかでも、一番、親しみやすい聴きどころが多いので、沢山のリスナーが上野の山を目指してほしいと思う。
【以下は引用】
国内外の一流アーティストたちが奏でる極上の響きや、躍進めざましい若手たちによる好演まで、有料・無料をあわせ130以上のコンサートが、春爛漫の上野の森を舞台に1か月にわたり繰り広げられる——。桜の季節の風物詩となった「東京・春・音楽祭」、注目のラインナップをご紹介!
音楽祭のメイン公演ともいえる《ワーグナー・シリーズ》は、《ワルキューレ》を上演。ワーグナー指揮者として豊富な実績を誇る、ヤノフスキの明晰な指揮が作品に内在する濃密なドラマを浮き彫りにした、2014年春の『ニーベルングの指環』第1作《ラインの黄金》は大絶賛を受け、今後続く3作品への期待はますます高まるばかり。
また、2015年春、音楽監督に大野和士を迎え、新時代の幕開けとなる東京都交響楽団による大曲「ベルリオーズ《レクイエム》」や、ロバート・ディーン・スミス、エリーザベト・クールマン、ボロディン弦楽四重奏団などの海外アーティストによる公演も必聴。その他、ピアノの巨匠・故スビャトスラフ・リヒテルの生誕100年を記念し、リヒテルゆかりの演奏家を迎えて贈る注目のシリーズ公演や、毎年大好評のバラエティに富んだ数々のミュージアム・コンサートなど、2015年春もまた、上野の森は桜だけでなく音楽で満ち溢れる。
各公演の開催予定や詳細をチェックして、春の訪れを心待ちにしよう!
http://eplus.jp/sys/web/s/harusai/index.html
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◆東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.6 『ニーベルングの指環』第1日《ワルキューレ》(演奏会形式/字幕・映像付)
出演: | 指揮:マレク・ヤノフスキ ジークムント:ロバート・ディーン・スミス フンディング:シム・インスン ヴォ―タン:エギルス・シリンス *ジークリンデ:ワルトラウト・マイヤー ブリュンヒルデ:キャサリン・フォスター フリッカ:エリーザベト・クールマン ヘルムヴィーゲ:佐藤路子 ゲルヒルデ:小川里美 オルトリンデ:藤谷佳奈枝 ヴァルトラウテ:秋本悠希 ジークルーネ:小林紗季子 ロスヴァイセ:山下未紗 グリムゲルデ:塩崎めぐみ シュヴェルトライテ:金子美香 管弦楽:NHK交響楽団 音楽コーチ:トーマス・ラウスマン 映像:田尾下 哲 *当初発表の出演者より変更になりました。 |
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曲目・演目: | ワーグナー:舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』第1日《ワルキューレ》 (全3幕/ドイツ語上演/字幕・映像付) |
マレク・ヤノフスキ(Marek Janowski, 1939年2月18日 ワルシャワ - )は、ポーランド出身のドイツの指揮者。幼時に母の祖国であるドイツに移り同地で音楽活動を積みあげてきたが、壮年期以降はフランス圏での活動も目立つ。フライブルクやドルトムントの歌劇場で音楽監督を務めた後、欧米各地のオーケストラを指揮している。ベートーヴェンやワーグナー、ブラームス、リヒャルト・シュトラウスを得意とする。
1984年より2000年までフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、極めて高い評価を得る。2000年から、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務める。また、2001年から2003年にはドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も兼任していた。2005年よりスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督に就任した。
2005年、ピッツバーグ交響楽団の音楽監督が空席になった際、アンドルー・デイヴィスやヤン・パスカル・トルトゥリエとともに“Artistic Leadership Team”の一員として、「ドイツ音楽を核とするレパートリー」に集中した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD
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『ニーベルングの指環』全曲 ヤノフスキ&シュターツカペレ・ドレスデン、アダム、シュライアー、ミントン、他(1980~83 ステレオ)(14CD)
ワーグナー(1813-1883) ( Richard Wagner )
ワーグナー:『ニーベルングの指環』全曲(14CD)
ヤノフスキ&シュターツカペレ・ドレスデン ドレスデンのルカ教会におけるセッション・レコーディング。上質な音響条件を反映して、オーケストラ・パートを隅々まで聴くことができるスコアに忠実なリファレンス的録音としても有名な存在。しかもそのオケ・パートを演奏するのは東ドイツ時代のシュターツカペレ・ドレスデンということで、ニュアンス豊かなサウンドが改めてワーグナーの書法の繊細な魅力を示してくれるかのようです。
指揮のヤノフスキ(ヤノウスキー)はドイツの指揮者。1939年2月18日にワルシャワで生まれますが、ほどなく第二次世界大戦が勃発したため、すぐに母親の両親の住むドイツのヴッパータールに移住し、ドイツで暮らすこととなります。最初数学を専攻したヤノフスキですが、やがて音楽の道に進むことを決意、ケルン音楽大学に進んで指揮を学び、さらにウィーンやシエナでも研鑽を積みます。
そうした事情もあってか、ヤノフスキのCDには独墺系レパートリーが多いようですが、レパートリーそのものは、オペラとコンサートの両面で近現代音楽やフランス物までカバーしていてかなり広く、ヤノフスキの多彩な才能が十分に窺えるものとなっています。
その緻密な仕上げと隙の無い解釈は、地元ドイツでもファンの心を着実に掴んでおり、激戦区ベルリンにあって、手兵ベルリン放送響の聴衆動員率アップに大いに貢献し、2011年まで契約が延長されるという栄誉にも浴しています。
ヤノフスキはドイツの歌劇場叩き上げタイプのオペラ統率ができる人物でもあり、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮したこの『指環』では、歌手それぞれの持ち味と美しいオーケストラ・サウンドを堪能させつつ、引き締まったドラマ展開を創出しています。(HMV)
【収録情報】
Disc1~2
・ワーグナー:『ラインの黄金』全曲
ヴォータン:テオ・アダム
フリッカ:イヴォンヌ・ミントン
フライア:マリタ・ナピアー
フロー:エバーハルト・ビュヒナー
ドンナー:カール・ハインツ・シュトリュツェク
ローゲ:ペーター・シュライヤー
ミーメ:クリスティアン・フォーゲル
エルダ:オルトルン・ヴェンケル
アルベリヒ:ジークムント・ニムスゲルン
ファゾルト:ローラント・ブラハト
ファフナー:マッティ・サルミネン
ヴォークリンデ:ルチア・ポップ
ヴェルグンデ:ウタ・プリエフ
フロースヒルデ:ハンナ・シュヴァルツ
Disc3~6
・ワーグナー:『ワルキューレ』全曲
ジークリンデ:ジェシー・ノーマン
ジークムント:ジークフリート・イェルザレム
フンディング:クルト・モル
ヴォータン:テオ・アダム
ブリュンヒルデ:ジャニーヌ・アルトマイヤー
フリッカ:イヴォンヌ・ミントン
ヴァルトラウテ:オルトルン・ヴェンケル
ヘルムヴィーゲ:ルース・ファルコン
オルトリンデ:シェリル・スチューダー
ゲルヒルデ:エーファ・マリア・ブントシュー
シュヴェルトライテ:アンネ・イェヴァン
ジークルーネ:クリステル・ボルヒャース
ロスヴァイゼ:ウタ・プリエフ
グリムゲルデ:キャスリーン・クールマン
Disc7~10
・ワーグナー:『ジークフリート』全曲
ジークフリート:ルネ・コロ
ブリュンヒルデ:ジャニーヌ・アルトマイヤー
さすらい人:テオ・アダム
ミーメ:ペーター・シュライヤー
アルベリッヒ:ジークムント・ニムスゲルン
ファフナー:マッティ・サルミネン
エルダ:オルトルン・ヴェンケル
森の小鳥:ノーマ・シャープ
Disc11~14
・ワーグナー:『神々の黄昏』全曲
ジークフリート:ルネ・コロ
ブリュンヒルデ:ジャニーヌ・アルトマイヤー
ハーゲン:マッティ・サルミネン
アルベリッヒ:ジークムント・ニムスゲルン
グートルーネ:ノーマ・シャープ
グンター:ハンス・ギュンター・ネッカー
ヴァルトラウテ:オルトルン・ヴェンケル
ヴォークリンデ:ルチア・ポップ
ヴェルグンテ:ウタ・プリエフ
フロースヒルデ:ハンナ・シュヴァルツ
第1のノルン:アンネ・イェヴァン
第2のノルン:ダフネ・エヴァンゲラトス
第3のノルン:ルース・ファルコン
ライプツィッヒ放送合唱団
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
マレク・ヤノフスキ(指揮)
録音時期:1980~83年
録音場所:ドレスデン、ルカ教会
録音方式:デジタル(セッション)
プロデューサー:オスカー・ヴァルデック
ディレクター:ヘルムート・ハーヌシュ
エンジニア:マンフレート・メルヒオール
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ワーグナー 指輪 雑感
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