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ブルックナーの名字は、「橋」をあらわすブリュッケに由来するとのこと。運動「音痴」にみえるブルックナーは実は水泳やダイビングが巧かったとの口伝もある。砂粒を数える心身症にも悩まされたブルックナーはこれも水に縁のある温浴療法のお世話にもなった。
シャイーのブルックナー演奏からは「波動」を強く意識した。ブルックナーの音楽には寄せては返すような波の動きがあるように思われる。写真はリンツだが、ブルックナーも愛したというヨハン・シュトラウスの作品のひとつ美しく青き「ドナウ」は、ブルックナーにとっても身近な存在であった。
山脈や森林のイメージがどうしても先にくるブルックナーの音楽はこのように「水」とのシナジーもある。ジャケットでも水の景色が使われていた例もあった。そう言えば、チェリビダッケは、ブルックナーの音楽に禅の境地を重ね合わせているが、枯山水のジャケットも違和感がない。ここでも石とともにその隠れた主役は見えない水の流れである。
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