ブルックナー: 交響曲第8番(ハース版)
【以下は全て引用】
カラヤンとベルリン・フィル1966年来日公演のうち、ベートーヴェンの交響曲全曲シリーズとならんでクラシック・ファンの関心を集めたのがブルックナーの交響曲第8番。まだ日本でブルックナー・ブームが起こる以前でしたが、聴衆の強い集中力と熱気が伝わる壮絶なライヴで、ベートーヴェンがカラヤンとベルリン・フィル芸術の精神的な骨格を示してくれたとすれば、ブルックナーは血と肉づけを体験させてくれたと評されました。シンフォニックな充実度も満点で、終演後の熱狂ぶりが当時の日本の音楽ファンの真摯さとして伝わります。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料 (2019/04/01)
カラヤンとベルリン・フィルは1966年4月12日から16日にわたりベートーヴェンの交響曲の全曲コンサートを行いました。毎日のプログラミングはカラヤン自身が熟考し、最大の効果があがるように工夫されています。また最初に「コリオラン」、最後の第9の前に「レオノーレ第3番」という序曲を配し、すべてがメインの第9へ向かうように設計されています。これについては連日会場で聴き詳しくレポートし、カラヤンの意図を分析した柴田南雄氏渾身の名解説をブックレットに全文掲載しているのも無上の価値ありと申せましょう。序曲「コリオラン」以外は初出。カラヤンとベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲全集といえば、1961-2年、1975-77年、1982-84年録音のDG盤が有名ですが、まだ若さあふれる1966年のステレオ・ライヴが加わったことはまさに奇跡でファン狂喜。この来日公演は「ベートーヴェンの全交響曲を連日演奏する」というカラヤンのからの条件付で実現したと言われ、それほど彼がベートーヴェンにこだわったことが伝わってきます。当時、この一連の公演のチケットは高額ながら入手困難で、徹夜で求めるファンが社会現象としてニュースになりました。それほどまでに日本のクラシック・ファンを夢中にさせた日本クラシック音楽史に残る重要な記録、ぜひお楽しみください。
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発売・販売元 提供資料 (2019/04/01)
カラヤンとベルリン・フィルは1966年4月24日に岡山で演奏会を行ないましたが、実業家の大倉總一郎氏の強い希望で実現したとされます。当日の演目は得意としたドヴォルザークの交響曲第8番と、ベルリン・フィルの精妙なアンサンブルが神業的なドビュッシー。ドヴォルザークは変幻自在で、第3楽章の語り口の巧さは絶品。誰もが引きこまれてしまいます。
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発売・販売元 提供資料 (2019/04/26)
カラヤン&ベルリン・フィル1966年日本ツアーは5月3日の東京文化会館公演で千秋楽となりました。その時の録音が当ディスク。弦楽とホルンのみのモーツァルトのディヴェルティメント第15番と、大編成のオーケストラによるリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」。ことに「英雄の生涯」はツアー最後とあって白熱し、稀代の名演と伝説になりました。コンサートマスターのシュヴァルベのソロも見事で、ベルリン・フィルの名人芸満載で、長大な作品を息もつかせずに聴き通させてくれます。
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発売・販売元 提供資料 (2019/04/26)
カラヤンとベルリン・フィルは1966年の来日公演の際、バッハのブランデンブルク協奏曲第6番を披露しましたが、ヴィオラ以下の中低弦楽器のみの地味な音色ながら、むしろベルリン・フィルの均一な音色によりひとつの楽器のようでありながら、半拍ずつ遅れるカノンにより不思議な音響世界を作り出しています。カラヤンのチェンバロも貴重。ブラームスとドヴォルザークもカラヤンの魔術にあふれた凄すぎる演奏。「新世界」は終始堂々と大きな音楽で、曲の素晴らしさをあらためて実感できます。
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発売・販売元 提供資料 (2019/04/26)
東京でベートーヴェンの交響曲連続演奏会を終えたカラヤンとベルリン・フィルは仙台、北海道を回りました。後にも先にもただ一度きりの両者によるその札幌公演の音がステレオで残されていました。曲はカラヤン十八番のシューベルトの「未完成」とブラームスの交響曲第2番。「未完成」では弱音の緊張感と雄弁さに脱帽、ブラームスは低い重心のドイツ的な響きから、フィナーレの高らかな盛り上がりまでカラヤンの演出の魔術に酔わされます。当時の北海道の音楽ファンの興奮ぶりもリアルに伝わってくる貴重な記録です。
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発売・販売元 提供資料 (2019/04/26)
カラヤンとベルリン・フィルは1966年の来日ツアー中4月22日に、第9回大阪国際フェスティバルへ参加公演しました。その際のブラームスの交響曲第1番がたいへんな名演で、関西の音楽ファンの心を掴んだことが今日でも語り草となっています。何とそれを音で聴くことが実現します。カラヤンならではの演出の巧みさで、彼の世界へ引きずり込まれてしまいます。当日の演奏会ではカラヤン十八番のリヒャルト・シュトラウスの「ドン・ファン」も披露され、その名人芸でオーケストラの醍醐味を存分に味わせてくれます。
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発売・販売元 提供資料 (2019/04/01)
カラヤンとベルリン・フィル来日公演のうち、ぜひとも両者の演奏で聴きたい2篇、ブラームスの交響曲第2番とシューベルトの「未完成」が残っていました。どちらも若々しいエネルギーに満ち充実の極みですが、「未完成」の弱音の美しさはほとんど神がかり的な名演。これが残っていたことの幸福を味わえます。
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発売・販売元 提供資料 (2018/11/12)
カラヤンとベルリン・フィルによるベートーヴェンの「運命」という三拍子揃った強力アイテムに加え、ベルリン・フィル初来日公演の始まる前11月3日に旧NHKホールで行われた公開ステレオ収録という、日本クラシック音楽史に残る重要な記録です。演奏、音質ともに感動的で、誰もが欲しくなる1枚です。ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲はまだフルトヴェングラー色が残っているのも興味津々です。
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発売・販売元 提供資料 (2018/11/12)
なんとステレオ!カラヤン&ウィーン・フィルの美麗極まるモーツァルト。
カラヤンとウィーン・フィルの来日公演は、当時破格の高額入場料ながらチケットを求め徹夜をする人々も多かったといわれます。それをNHKが収録して放映しました。旧NHKホールでの公演はなんとステレオで収録されていました。カラヤン指揮による「君が代」に始まりますが、あまりの格調高さに震えるほど。続くモーツァルトの40番もブラームスの1番も充実の極み、60年前の日本の聴衆と感動を共有できます。
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カラヤンとウィーン・フィルの来日公演は、当時破格の高額入場料ながらチケットを求め徹夜をする人々も多かったといわれます。それをNHKが収録して放映しました。旧NHKホールでの公演はなんとステレオで収録されていました。カラヤン指揮による「君が代」に始まりますが、あまりの格調高さに震えるほど。続くモーツァルトの40番もブラームスの1番も充実の極み、60年前の日本の聴衆と感動を共有できます。
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発売・販売元 提供資料 (2018/10/22)
カラヤン & ウィーン・フィルの多面性が楽しめるアルバム。
カラヤンと同世代の作曲家テオドール・ベルガーの「オイゲン王子物語」は17世紀にオスマン・トルコを破ったオーストリアのオイゲン王子の戦いを描いたもので、チャイコフスキーの「1812年」の近代版。オーケストラの効果を最大に発揮させる曲で、カラヤンの統率力とウィーン・フィルの名人芸に圧倒されます。一方シューベルトの「未完成」のはかない美しさ、ブラームスの4番の深さにも感心させられます。
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カラヤンと同世代の作曲家テオドール・ベルガーの「オイゲン王子物語」は17世紀にオスマン・トルコを破ったオーストリアのオイゲン王子の戦いを描いたもので、チャイコフスキーの「1812年」の近代版。オーケストラの効果を最大に発揮させる曲で、カラヤンの統率力とウィーン・フィルの名人芸に圧倒されます。一方シューベルトの「未完成」のはかない美しさ、ブラームスの4番の深さにも感心させられます。
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発売・販売元 提供資料 (2018/10/22)
ベルリン・フィル(BPO)とのベートーヴェン。「英雄」(53年)はBPOとの戦後初めてのライヴ、「第九」(57年)は首席指揮者および芸術監督に就任後、BPO創立75周年記念コンサートのライヴであり、数ある当コンビによる同曲の録音の中でも歴史的な意味をもつ内容です。
就任2年前の「英雄」・・・冒頭からフルトヴェングラーのそれと一瞬錯覚するくらい、パワフルかつエネルギッシュ!BPOの重厚なひびきもよく似ていて思わず引き込まれます。一方で、アダージョでのスロウ・テンポの深い感情表現、スケルツォでのリズムのシャープ感、フィナーレでの極端にテンポを落とした盛り上げかたなどカラヤンらしさも随所に光り、これは大変な名演というべきでしょう。
就任2年後の「第九」・・・快活で直截的な表現の惚れ惚れするような格好よさや、やはり、未だカラヤン色に染まりきる以前のBPOの音色などに特徴が顕れています。独唱者(グリュンマー、ヘフゲン、ヘフリガー、フリック)の充実ぶりは後年の10種以上ある録音を凌ぐかと思わせるほど。このフィナーレでは押し出されるような低弦のひびきが緊迫のアンサンブルとあいまって、ものすごい迫力を生み出しています。
「ドイチュラントラジオ(DLR)のマスターテープから1stマスターリリース」の看板はダテではなく、音質のすさまじい改善効果をはっきりと確かめることが出来ます。両曲とも演奏前後に拍手が入っていて、楽章間のインターバルも収録。臨場感は半端ではありません。
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就任2年前の「英雄」・・・冒頭からフルトヴェングラーのそれと一瞬錯覚するくらい、パワフルかつエネルギッシュ!BPOの重厚なひびきもよく似ていて思わず引き込まれます。一方で、アダージョでのスロウ・テンポの深い感情表現、スケルツォでのリズムのシャープ感、フィナーレでの極端にテンポを落とした盛り上げかたなどカラヤンらしさも随所に光り、これは大変な名演というべきでしょう。
就任2年後の「第九」・・・快活で直截的な表現の惚れ惚れするような格好よさや、やはり、未だカラヤン色に染まりきる以前のBPOの音色などに特徴が顕れています。独唱者(グリュンマー、ヘフゲン、ヘフリガー、フリック)の充実ぶりは後年の10種以上ある録音を凌ぐかと思わせるほど。このフィナーレでは押し出されるような低弦のひびきが緊迫のアンサンブルとあいまって、ものすごい迫力を生み出しています。
「ドイチュラントラジオ(DLR)のマスターテープから1stマスターリリース」の看板はダテではなく、音質のすさまじい改善効果をはっきりと確かめることが出来ます。両曲とも演奏前後に拍手が入っていて、楽章間のインターバルも収録。臨場感は半端ではありません。
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発売・販売元 提供資料 (2018/12/27)
モーツァルトと同じザルツブルク生まれのカラヤンが、モーツァルトの生誕200周年におこなったライヴ。「ジュピター」では、威厳と確信に満ちた第1楽章の出だし。覇気も豊かに、迫力を増してゆき、フィナーレはスケール巨大にすばらしい推進力!ベルリン・フィルもフルトヴェングラー時代を思わせる爆音を轟かせます。壮麗にしてエレガントな曲想がよほどカラヤンの志向と合っているのか、モーツァルトでは第39番とならんでもっとも多く録音がありますが、後年にはこれほど強固な意志を反映した凄絶な演奏は残してはいないでしょう。さらに、この数日後の1月28日、ハスキルとのライヴしか録音のないピアノ協奏曲第20番。もとよりモーツァルトのピアノ協奏曲そのものの録音が極端に少ないカラヤンですが、ここでの独奏は名匠ケンプ。ケンプにとってもこの曲はケンペン&ドレスデンとの1941年録音しか残していないだけに貴重です。このときケンプは60歳。品格の高い造型を保ちながらも、ロマン派的な表現、第2楽章の至福の表情などわすれがたい場面を残しています。「ドイチュラントラジオのマスターテープから1stマスターリリース」した正規音源盤。音質改善効果は絶大で、すでに他社盤をお持ちの方も買い換えて損することはない、永久保存盤です。
キングインターナショナル
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発売・販売元 提供資料 (2018/12/27)
とんでもない音源の登場です!スペクトラムサウンドの好企画、フランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源からのリリースで、1962年4月9日にシャンゼリゼ劇場で行ったカラヤン指揮、ウィーン・フィルの演奏会の中からシューベルトの未完成交響曲を主軸に4篇が日の目をみます。カラヤンのディスコグラフィにはないロカテッリの合奏協奏曲で華やかにはじまり、メインのシューベルトの『未完成』、カラヤンの代名詞ともいえる『ツァラトゥストラはかく語りき』、そしてアンコールとして演奏されたヨゼフ・シュトラウスの『うわごと』が収録されました。ステレオで録音されていることも非常に魅力的です。復刻技術に定評のあるスペクトラムサウンドらしい丁寧なリマスタリングにより、クリアなサウンドをお楽しみいただけます。平林直哉氏による日本語解説付き。
キングインターナショナル
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発売・販売元 提供資料 (2018/06/14)
『カラヤン指揮ニューヨーク・フィルへの客演時ライヴ』
<CD.1>
ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱」 二短調 op.125
レオンタイン・プライス(ソプラノ)
モーリン・フォレスター(アルト)
レオポルド・シモノー(テノール)
ノーマン・スコット(バス)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ウェストミンスター合唱団
1958年11月22日ニューヨーク(ライヴ)
<CD.2>
ベートーヴェン: 交響曲第1番 ハ長調 op.21
ニューヨーク・フィルハーモニック
1958年11月22日ニューヨーク(ライヴ)
〔ボーナス・トラック〕
ベートーヴェン: 交響曲第5番「運命」 ハ短調 op.67
ウィーン・フィルハーモニー
1948年8月18日ザルツブルグ(ライヴ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
<CD.1>
ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱」 二短調 op.125
レオンタイン・プライス(ソプラノ)
モーリン・フォレスター(アルト)
レオポルド・シモノー(テノール)
ノーマン・スコット(バス)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ウェストミンスター合唱団
1958年11月22日ニューヨーク(ライヴ)
<CD.2>
ベートーヴェン: 交響曲第1番 ハ長調 op.21
ニューヨーク・フィルハーモニック
1958年11月22日ニューヨーク(ライヴ)
〔ボーナス・トラック〕
ベートーヴェン: 交響曲第5番「運命」 ハ短調 op.67
ウィーン・フィルハーモニー
1948年8月18日ザルツブルグ(ライヴ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
melo classicが飛び切りの音源を発掘した。第二次世界大戦末期に録音されたカラヤン指揮のバッハのフーガの技法である。これは芸術の点のみならず歴史的にも極めて意義が高い。第一に、カラヤンの指揮したバッハのフーガの技法の録音はこれが初めてである。カラヤンについての情報において権威あるwww.karajan.orgで検索しても、カラヤンがフーガの技法を演奏した記録はこの録音を含めて見当たらない。第二にリンツの大ドイツ放送国営ブルックナー管弦楽団の演奏録音であること。このオーケストラは第二次世界大戦末期、ブルックナーを熱愛するヒトラーの意向でリンツに1943年に創設され、ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(オイゲンの弟)に指導され、多数の一級指揮者を客演に迎えた。しかし戦局悪化のため1945年3月で活動が停止、解散。政治色が濃かったがゆえにごく短命の幻のオーケストラになった。このオーケストラを頻繁に指揮したのがカラヤンだった。実はカラヤンがこのオーケストラを指揮してフーガの技法を録音したことは団員だったゲルハルト・ボッセの証言が残されていたのだが、前述のように存在が確認されていなかった。幻の録音がついに日の目を見たのである。しかも偶然にもフルトヴェングラーの有名な「ウラニアのエロイカ」の僅か5日前の録音だ。演奏自体もたいへん素晴らしい。響きは厚いものの、流麗でバランスの取れた美的感覚は、後の帝王カラヤンを十分思い起こさせるものだ。録音状態はいかにも第二次世界大戦中のドイツ国営放送の磁気テープ録音といった水準で、やや歪っぽいが弦楽オーケストラであればさほど気にならない程度だろう。なお未完のフーガは未完のまま演奏している。
東武ランドシステム
東武ランドシステム
発売・販売元 提供資料 (2016/08/08)
1955年2月、戦後初となったベルリン・フィルのアメリカ公演。指揮者として予定していたフルトヴェングラーは3か月前に急逝したため、代役をつとめたのはカラヤンでした。2~4月の公演は大成功、カラヤンは団員からも支持を受け、滞在中の3月3日にベルリン・フィルの芸術監督兼首席指揮者に推挙されました。そして、帰国後の4月5日、評議員会により承認されます。その後"楽壇の帝王"にまで登りつめたカラヤン栄光の軌跡、すべてはここから始まったのです!1955年2月27日、ワシントン、コンスティテューション・ホールで行われた演奏会。当日はコンサートの冒頭にアメリカ、ドイツ両国の国歌が演奏され、本プロとして前半に「ハフナー」交響曲と「ティル」、後半にブラームスの第1番交響曲が演奏されました。この本プロの全3曲がライヴ音源として残っていたのです!カラヤン自身も満足と自信を示したようで、演奏会の出来は気合いと緊迫感に満ち、ストリクトな表現で圧倒的!随所にフルトヴェングラー時代の特質でもあるベルリン・フィルの合奏力、オーレル・ニコレ(フルート)ら団員のソロ妙技が光っています。かくも貴重な歴史的公演の世界初出LPは1979年、イタリア・チェトラから発売されたLO506。当時チェトラを販売していたキングレコードは、この音源の制作元ミラノ・ディスコス(DISCOS,Mirano)から、直接、マスターテープを買い求め、SLF-5003,5004(LP2枚)で発売。このたび、キングの倉庫に眠っていたこのアナログ・マスターテープ(38cm/秒)から、キング関口台スタジオで、39年ぶりに最新マスタリングして、国内初CD化!もとのテープも音質良好ですが、2018年最新デジタル技術で一層改善され、よみがえるファン垂涎の貴重音源にご注目ください!
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発売・販売元 提供資料 (2018/07/26)
とんでもないお宝音源が出現しました。カラヤンは1954年に初来日し、一度だけN響へ客演しました。まだ戦後9年、復興途上の日本に登場した世界的指揮者は、当時の音楽界の大ニュースとなりました。カラヤンは当時46歳の若さながら、重量感あふれる風格ある指揮ぶりは日本の音楽ファンに深い感銘を与えたといわれます。チャイコフスキーの「悲愴」はマスタリングをやり直し、大幅に音質が改善。カラヤンの凄絶な演奏が出現しました。戦後日本演奏史に残るコンサートの記録、すべてのクラシック・ファン必携の大リリースです!
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