土曜日, 2月 27, 2021

ヴィヴァルディの歌劇『メッセニアの神託』

 


【以下は引用】
ヴィヴァルディのエキスパート、ファビオ・ビオンディが
『メッセニアの神託』を再構成し上演したライヴ・アルバム


1738年頃にイタリアのヴェネツィアで初演されたパスティッチョ・オペラ。ヴィヴァルディがウィーンでの再演を願いつつも、数奇な運命に翻弄され、貧困のうちに客死、その数か月後にケルントナートーア劇場で上演されたようです。ジャコメッリやヴィヴァルディらの曲で構成される、王国乗っ取りの謀略と敵討ちと愛の人間ドラマですが、楽譜が失われているので「幻のオペラ」とされてきました。
 近年になってアメリカのワシントンの図書館で発見されたリブレットやスコアをもとにビオンディが再構築を行い、上演と録音にこぎつけた貴重なもの。2011年にオーストリアで上演。2012年にウィーン、コンツェルトハウスでコンサート形式で上演したライヴ録音です。
 キャストには、今注目を集め始めたロシアのソプラノ、ユリア・レジーネヴァに、すでに定評のあるヴィヴィカ・ジュノーやアン・ハレンベリ、カウンターテナーのグサビエ・サバータが名を連ねています。2015年に神奈川県立音楽堂で同じビオンディによって再演が行われ、話題にもなった作品です。
 なお、歌詞対訳は付属いたしません。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヴィヴァルディ:歌劇『メッセニアの神託』全曲(ビオンディによるウィーン1742年版の再構成版)


 マグヌス・スターヴェラント(テノール:ポリフォンテ)
 アン・ハレンベリ(メゾ・ソプラノ:ポリフォンテ)
 ヴィヴィカ・ジュノー(メゾ・ソプラノ:エピディーテ)
 ユリア・レジーネヴァ(ソプラノ:トラジメーデ)
 フランシスカ・ゴットヴァルト(メゾ・ソプラノ:ルチスコ)
 グサビエ・サバータ(カウンターテナー:アナッサンドロ)
 ロミーナ・バッソ(メゾ・ソプラノ:エルミーラ)
 エウローパ・ガランテ
 ファビオ・ビオンディ(指揮)

 録音時期:2012年1月13-15日
 録音場所:ウィーン、コンツェルトハウス(レゾナンツェン古楽音楽祭)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 旧品番:9996025472

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