◇ヤンソンス
ヤンソンスの美学ー響きの深みと美しさ (amazon.co.jp)
◇コンドラシンほか
お家芸を誇る一流の指揮者の競演 (amazon.co.jp)
◇ゲルギエフ
ワレリー・ゲルギエフ/ショスタコーヴィチ: 交響曲全集+協奏曲全集 (tower.jp)
織工Ⅲ: ゲルギエフⅢ ショスタコーヴィチ交響曲 (shokkou3.blogspot.com)
◇ネルソンス
ショスタコーヴィチ: 交響曲第1番、第15番&第14番、室内交響曲
ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番、第8番、第9番、劇付随音楽《ハムレット》
◇オーマンディ
オーマンディ ショスタコーヴィッチ演奏の先駆 (amazon.co.jp)
オーマンディは米国にあって、実はショスタコーヴィッチ演奏の先駆者である。残念ながら、その音源はあまり有名ではないが、本集(交響曲第1番、第4番、第5番、第10番、チェロ協奏曲第1番、組曲「黄金時代」作品22a‾第3曲:ポルカ)に加えて、第13番~第15番ほか以下の分売が出ている。
◆交響曲第1番&チェロ協奏曲第1番
➡ Shostakovich: Symphony No.1, Cello Concerto No. 1 (このジャケット写真の両雄の表情は実によい)
◆交響曲第4番、第10番
➡ Symphonies 4 & 10
◆交響曲第13番 「バービイ・ヤール」
➡ ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バービイ・ヤール」
◆交響曲第14番 「死者の歌」
➡ ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」 / ブリテン:「ピーター・グライムズ」〜4つの海の間奏曲、パッサカリア
◆交響曲第15番
➡ Symphony 15 in a Major / Piano Sonata 2
以下は代表的な第5番について。本曲はバーンスタイン盤とかぶるので、レコード会社の方針もあってか、バーンスタインの5番+オーマンディのチェロ協奏曲第1番(ヨー・ヨー・マ)のカップリングが主力で、オーマンディの5番の存在の影はうすい。しかし、これはこれで素晴らしいものである。フィラデルフィア・サウンドを強調するあまり、各楽器を際立たせた録音になっており、その分全体の構成力が見えにくいが、よく耳を研ぎ澄ませば、全体のバランスもよく、熱情型とは異なるテンポの安定した冷静で分析的な演奏であることがわかる。曖昧さのない明解で、かつクリアなサウンドは、作曲家自身が高く評価したとおりショスタコーヴィッチの優れたオーケストレーションをよく描ききっていると思う。
➡ Eugene Ormandy Conducts 20th Century Classics も参照
〔参考〕
織工Ⅲ: 革命 ~バーンスタイン 名盤5点 Shostakovich: Symphony No.5 (shokkou3.blogspot.com)
👉 織工Ⅲ: 名盤5点 シリーズ (shokkou3.blogspot.com)
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