【以下は引用】
強い不安を感じたとき、音楽を聴くとその不安を和らげてくれる効果があります。体に起こっているリラックス効果と同じことが、脳でも起きているのだとか。
http://getnews.jp/archives/1521522
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小生のお薦めは
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チャイコフスキー&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
若き日のチョン・キョンファ、これは鮮烈なデビューだった。のめり込むような音楽への専心はそれだけで人を惹きつけるものがあった。庄司紗矢香の演奏を聴いていると、ふとその頃のチョン・キョンファのことが脳裏をよぎる。硬質な、すさまじいパワーのチョン・キョンファに対して、庄司紗矢香はより柔軟でパワーも「標準的」(けっして「足りない」わけではない)かも知れない。しかし、チョン・キョンファと庄司紗矢香、両者の音楽への専心ぶり、持って生まれた天才的な感性には共通点があるのではないか。そしてなにより、その自信に満ちた音楽への向き合い方には若手ということを忘れさせる一種の威厳すらある。
さて、指揮者チョン・ミュンフンに、姉チョン・キョンファと庄司紗矢香との比較演奏論を聞いてみたい気もするが、このバックはよく独奏者の個性をだそうと併走していて好感度である。チャイコフスキー、メンデルスゾーンともに佳演だが、前者のほうが自由度が高く演奏が伸び伸びとしている印象がある。この自信に満ちた疾走感に浸りつつ、いずれをチョン・キョンファに比類する、あるいは超える大物に育ってほしいと感じた。この段階で飛び切りの有望株と評価したい一枚。2005年10月、パリでの録音。
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