土曜日, 3月 12, 2022

イゾルデ ~フラグスタート 名盤5点  Kirsten Flagstad


 














キルステン・フラグスタートは、196768年頃にクラシック音楽を聴き始めたときには、すでに過去の人だった。当時は、ビルギット・ニルソンの時代で、その比較において偉大なるフラグスタート”伝説”を雑誌で読むことで、その名を知った。高校生のときは、年末、バイロイト音楽祭ライヴをエア・チェックしていたが、ワーグナーを本格的に聴くようになったのは、実際にバイロイトを体験した1986年からである。これ以降、古き音源も遡って聴くようになり、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュの録音で、自然とフラグスタートの”名唱”に接することになる。指輪ほか長きにわたって多くの音源はあるが、ここではトリスタンとイゾルデに絞って5点、マークしてみた。1935年の音源以降、名だたる指揮者の指名でタイトルロールを歌ったその足跡は不朽のメモリアルである。


トリスタンとイゾルデ

Karin Branzell/Wagner: Tristan and Isolde (tower.jp)

フリッツ・ライナー/ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」 (tower.jp)

トーマス・ビーチャム/Wagner: Tristan und Isolde (tower.jp)

ジョン・バルビローリ/Wagner: Tristan und Isolde - Act.2 (tower.jp)

エーリヒ・ラインスドルフ/Wagner: Tristan und Isolde (tower.jp)

ハンス・クナッパーツブッシュ/ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕 (tower.jp)

セット・スヴァンホルム/Wagner:Tristan und Isolde (8/20/1948):Erich Kleiber(cond)/Koln Radio SO/Kirsten Flagstad(S)/Set Svanholm(T)/Ludwig Weber(B)/etc (tower.jp)

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 全3幕 (tower.jp)

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ラインの黄金

ゲオルグ・ショルティ/ワーグナー: 楽劇「ラインの黄金」 (tower.jp)

ワルキューレ

ハンス・クナッパーツブッシュ/ワーグナー:楽劇≪ヴァルキューレ≫第1幕  (tower.jp)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/Wagner: Die Walkure (10/28-30/1957) / Hans Knappertsbusch(cond), VPO, Kirsten Flagstad(S), Set Svanholm(T), etc (tower.jp)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/Wagner: (Die) Walkuere, Act 3 (tower.jp)

ジークフリート

リヒャルト・ワーグナー/SIEGFRIED:WAGNER (tower.jp)

Wagner : Siegfried / Melchior, Flagstad, Bodanzky, MET (tower.jp)

神々の黄昏

キルステン・フラグスタート/ワーグナー: 楽劇『神々の黄昏』 (tower.jp)

エイヴィン・フィエルスタート/Wagner: Gotterdammerung (tower.jp)

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ワーグナー: 楽劇《神々のたそがれ》第3幕 (tower.jp)


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エーリヒ・ラインスドルフ/Wagner: Tannhauser (tower.jp)

Wagner: Parsifal Act.2 (tower.jp)

【以下は引用】

キルステン・フラグスタート

プロフィール

1895年7月12日、ノルウェーのハーマル生まれのソプラノ歌手。1962年12月7日、オスロにて没。父は指揮者、母はピアニストという恵まれた音楽環境の中で育ち、オスロのヤコブセン夫人の下で声楽を学ぶ。1913年、同地の歌劇場でデビューしたが、30年代に入ってバイロイトに招かれ、ジークリンデ役で大成功を収める。その後も、ブリュンヒルデやイゾルデなどの歌唱で高く評価され、ワーグナー歌手としての名声を不動のものにした。その声量は極めて豊かで、膨大なオーケストラの強音をも圧して響き渡ったにもかかわらず、清澄な美しさを失わず、劇的表現と気品に満ちたもので、ワーグナー・オペラのヒロインとして理想的であった。また、R.シュトラウスの歌曲の歌唱においても、歴史的名歌手として名を残している。54年の引退後、ノルウェー国立歌劇場の音楽監督も務めた。


👉 織工Ⅲ: 名盤5点 シリーズ (shokkou3.blogspot.com)


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