土曜日, 3月 08, 2014

ゲルギエフ  プロコフィエフ バレエ「ロメオとジュリエット」

プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003UDP8R4/ref=cm_cr_asin_lnk


1990825-92日にサンクトペテルブルク、マリインスキー劇場で手兵の同劇場管弦楽団を振ってセッション収録された全曲盤。なお、ロンドン交響楽団の最近のライヴ再録もある。

生き生きとしたドライヴ感が身上で、おおらかで屈託のないストレートなアプローチ。ダイナミックレンジの広い演奏だが、最強音をすこしくセーヴして全体のバランス感をけっして崩さない。作曲家の意図をじゅうぶんに汲み取った自信に満ちた解釈と楽器の特性を最大限引き出すゲルギエフ流の隠された巧者の手法が背景にあるのだろう。

セッション録音ながらライブ感も豊富。その一方、何度も聴くと部分的にはメッシュの肌理の細かさではやや粗さもあるが、全曲盤ではいくども変奏がくりかえされるフィギア・スケートですっかり有名になった主要なメロディなどの聴かせどころは大向こうをうならせる魅力満載。

(以下も参照)
http://www.amazon.co.jp/Art-Valery-Gergiev/dp/B00975F09K/ref=sr_1_fkmr0_2?ie=UTF8&qid=1394292778&sr=8-2-fkmr0&keywords=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%80%80%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A8%E3%83%95

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