音楽の力 リュリ

 

バロック・オペラは、17世紀初頭にイタリアで誕生した。モンテヴェルディ、そして弟子のカヴァッリがそのフロンティアである。そしてモンテヴェルディの『オルフェオ』（と『エウリディーチェ』）やカヴァッリの『ダフネ』などの作品は後世に多大の影響を与えた。

一方、フランスではリュリが偉大な足跡を残した。多くの作品があるなか、『アルミード』はその後多くの作曲家に引き継がれていく。

【以下は引用】

フランス宮廷文化を諸外国にまで轟かせた太陽王ルイ14世の愛顧のもと同国特有のオペラ様式を完成へと導いた大家リュリが、晩年の不祥事による失寵の中で発表した音楽悲劇《アルミード》は、その後数多く書かれた同題材の名作を横目に再演され続け、グルックの名品が1777年に発表された後も改稿を経て上演されたほどの重要作。イスラム勢力側の魔女アルミード(アルミーダ)と十字軍の英雄ルノー(リナルド)の宿命の恋をめぐる起伏に富んだ一大悲劇。（ナクソス・ジャパン）

§　リュリの主要作品

👉リュリの歌劇『プシュケ』
👉リュリの歌劇『ペルセ（ペルセウス）』
👉リュリの歌劇『アマディス』
👉リュリの歌劇『カドミュスとエルミオーヌ』
👉リュリの歌劇『ファエトン』
👉リュリの歌劇『アティス』
👉リュリの歌劇『イシス』
👉リュリの音楽悲劇『プロセルピーヌ』
👉リュリの歌劇『ベレロフォン』
👉リュリ『ディヴェルティスマン』
👉リュリ『町人貴族』『アモールとバッカスの祭り』『ゴールのアマディス』他
👉リュリ『モリエールのオペラ～ジャン=バティスト・リュリの劇場音楽』
👉リュリの歌劇『アルミード』


§　アルミード（アルミーダ）の影響力

👉リュリ: 歌劇『アルミード』

◆サルティ
👉サルティ　歌劇『リナルドとアルミーダ』

◆ヘンデル

👉ヘンデル　歌劇『リナルド』

◆ハイドン

👉ハイドン　歌劇『アルミーダ』

◆グルック

👉グルック　歌劇『アルミード』

◆ロッシーニ
👉ロッシーニ　歌劇『アルミーダ』

👉様々な　≪アルミーダ≫