モンティヴェルディにはカヴァッリというすぐれた弟子がいた。カヴァッリの作品は多く蘇演されて、これがバロック・オペラのブームの火付け役になっている。
また、師モンティヴェルディの3作品が後世の作曲家に影響を与えたように、「ダフネ」や「セルセ」「ヘラクレス」などカヴァッリの作品を嚆矢としてその後、同様のテーマでの多彩な展開もみている。
カヴァッリ(1602-1676 年)の主要歌劇 作曲年
ダフネ La Dafne 1640
ラ・ディドーネ La Didone 1641
オルミンド L'Ormindo 1644
ジャゾーネ Giasone 1649
ロジンダ La Rosinda 1651
カリスト La Calisto 1652
イペルメストラ L'Hipermestra 1654
セルセ(クセルクセス) Il Xerse 1655
👉2つの ≪セルセ≫
アルテミジア L'Artemisia 1657
ヘレナの誘拐 エレナ (Elena) Il rapimento d'Helena 1659
恋するヘラクレス L'Ercole (Ercole amante) 1662
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