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ワルターによるモーツァルトのレクイエム、抒情的な美しさをもっとも自然にひきだした名演である。ワルターは、その演奏スタイルとして、円熟期以降、全般に金管楽器、打楽器の過度な強調をおさえて、弦楽器と木管楽器の融合の響きを大切にしたが、そうした特質があますところなく表出されているのが本盤である。モーツァルトを得意とした、というよりもモーツァルトといえばワルターともいわれた当代の第一人者が、その最後の作品をどう表現すべきか。自然の流れのなかで、しかしモーツァルトへの畏敬の念あればこその深みをここに感じる。歌手の潜在能力をひきだすうえでも常に配意を忘れなったワルターらしい美しくしなやかな詠唱と合唱も感動的。
➡ Bruno Walter Conducts Mozart も参照
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