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1956年10月18日、ミュンヘン・フィルとのライヴ音源。ブラームスの2番、大きく構えてじっくりと聴かせる。両腕を思いっきり開いてゆっくりと抱擁するかのごとき演奏で、リスナーは次第に懐深くに引き寄せられる感覚がある。特に遅いテンポの効果は第2楽章の弦の哀切のコデッタ主題の響きや第4楽章のめらめらと燃える内燃性(ティンパニーがパチリといった薪の弾けを連想させる)では絶大な効果。
→ In London & Switzerland も参照
同時に収録されたベートーヴェンの8番の遅さは尋常ならざるもので、第4楽章は9:49。いわば失速寸前からまた雄雄しく蘇生するといった変則的ダイナミズムを楽しんでいるかのようだ。「天下御免」の驚愕の演奏。
→ Great Conductors で廉価入手可能
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