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音は非常に悪いので、あくまでもクナッパーツブッシュ・ファン向け。バッハの管弦楽組曲第3番は1944年6月24日、ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調は、ソロにまだ20才台のヴォルフガング・シュナイダーハンを迎えての1944年7月1日の収録。オーケストラはいずれもウィーン・フィル。
「G線上のアリア」は思いをたっぷりとこめての感情表現で、クナッパーツブッシュ・ファンならそのノリの良さを楽しめるだろう。一方、協奏曲はあくまでも繊細なシュナイダーハンの音色を浮かび上がらせることに集中しており、抑制のきいた追走ながら低弦の迫力はなかなかの聴きもの。
なお、カップリングの珍しいヘンデルの合奏協奏曲第5番はベルリン・フィルを振っての1944年3月10日の収録だが、こちらはバッハにくらべて音はかなりクリアであり、演奏の自由度が高く小気味良さが身上。
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