土曜日, 10月 06, 2018

ショパン 名曲 名盤 聴きくらべ

Claudio Arrau plays Chopin
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ルビンシュタイン ショパン:ポロネーズ全曲 、アシュケナージ ショパン:バラード&スケルツォ 、ポリー二 プレリュード(前奏曲)Chopin: 24 Preludes Op.28 、リパッティ ショパン:ワルツ集 、マズルカではホロヴィッツ Chopin: Horowitz Plays 、ローゼンタール Complete Recordings 、練習曲ではバックハウスを聴いてきて、アラウ(1903~1991年を取り出す。

彼の後期から晩年の演奏である。1970年10月(協奏曲集)、1973年4月(プレリュード集)、1977年4月(バラード集、幻想曲)、1978年3月(ノクターン集)、1979年3月(ワルツ第1-14番)、1980年8月(即興曲集、舟歌、ワルツ第15-19番)、1984年4月(スケルツォ集、幻想ポロネーズ)と14年におよぶ系統的な収録であり金字塔といってもよいだろう。

上記の誰ともちがう、それでいて誰もが共感するようなショパン像である。テンポは可変、自由に曲想を展開しているようで、ショパンのもつ高貴なる精神というコアの特質は、どこを輪切りしても、切断面は変わらない安定感がある。若き日から技巧派でもならしたアラウだが、その衰えをあまりある思念でカヴァーしている。見事な演奏。


クラウディオ・アラウ Claudio Arrau を聴く
アラウの魅力 真の職人芸 Claudio Arrau


Chopin Etudes
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ルビンシュタイン ショパン:ポロネーズ全曲 、アシュケナージ ショパン:バラード&スケルツォ 、ポリー二 プレリュード(前奏曲)Chopin: 24 Preludes Op.28 、リパッティ ショパン:ワルツ集 につづき、マズルカではホロヴィッツ Chopin: Horowitz Plays 、ローゼンタール Complete Recordings を聴き、そして練習曲では1928年録音のバックハウス盤を取り出す。
一般には、バックハウスのショパンというと、ちょっと違和感を感じる向きも多かろう。「ピアノの獅子」という異名をもつバックハウスは、ベートーヴェンやブラームスにおいて本領発揮という固定的なイメージがあるからだ。

この音源は、SP復刻盤。いわば彼の「若獅子」時代の記録だが、しっかりとした技術的基盤のもと、激しいパッション、やわらかな感性の輝き、そしてなによりもショパン特有の気高き屹立感がなんとも自然に伝わってくる。これほど古い音源なのに、キリリとした演奏スタイルには古さを感じさせない。バックハウスが実はショパンを日頃の「友」としていたことは、約30年後、彼が暮らしたルガーノでのライヴ盤でも聴くことができるが、紛れもないショパン弾きの横顔をもっていたことは興味深い。


Complete Recordings
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ルビンシュタイン ショパン:ポロネーズ全曲 、アシュケナージ ショパン:バラード&スケルツォ 、ポリー二 プレリュード(前奏曲)Chopin: 24 Preludes Op.28 、リパッティ ショパン:ワルツ集 につづき、マズルカではホロヴィッツ Chopin: Horowitz Plays の次にこのローゼンタールを聴く[マズルカ:Op.24-3(1937年)、Op.24-4(1929年)、Op.33-2(1937年)、Op.33-4(1935年)、Op.50-2(1935年)、 Op.63-1(1937年)、Op.63-3(1931年)、Op.67-1(1931年)]。

この人はポーランド生まれにしてショパンの孫弟子(ショパンの弟子にして楽譜の校訂者カール・ミクリが彼の師匠)という経歴をもつが、若き日は哲学を専攻しピアニストへの道を選択したのは晩稲(おくて)であるという。しかし、そのピアニズムはいかにも鷹揚として自然でありながら、詩情に満ちており、マズルカのもつ民族性、生き生きとした三拍子のリズム感、そしてその背景に直截な作曲家への畏敬を感じる。録音は1930年代だが、心が温まるような歴史的な記録である。

(参考)
〇本集の主要収録作品(記載のないものは1928~42年3月までの録音)
<ショパン>
【マズルカ】
・第16番、第17番、第23番、第25番、第31番、第39番、第41番、第44番
【前奏曲】
・第1番、第3番、第6番、第7番、第11番、第13番、第19番、第20番、第23番
【練習曲】
・第1番、第5番『黒鍵』、第6番、第7番、第13番、第14番
【ワルツ】
・第5番『大円舞曲』、第7番、第14番、第41番
【夜想曲】
・第2番、第8番
【ソナタ】
・第3番(1939~1942年)、うち「Largo」(1935年)
【その他】
・ショパン/リスト&ローゼンタール編:ポーランドの歌 第1番(3種:1929~1937年)、第5番(2種:1929~1942年)
・ショパン:新しい練習曲第3番変イ長調(2種:1929~1935年)、子守歌変ニ長調Op.57(2種:1929~1931年)、タランテラOp.43(1939~1942年)
【協奏曲】
・第1番:フリーダー・ヴァイスマン/ベルリン国立歌劇場管(1930年&1931年)、うち「Romanza: Larghetto」フランク・ブラック/NBC響(1937年)

<ショパン以外>
・ローゼンタール:ヨハン・シュトラウスの主題による幻想曲(2種:1928~1931年)、ウィーンの新しい謝肉祭(3種:1929~1937年)、蝶々(2種:1929年~1937年)
・リスト:ハンガリー狂詩曲第2番(ローゼンタール編)、愛の夢第3番(1930年)
・ヘンデル:調子のよい鍛冶屋(1939年&1942年)
・ドビュッシー:水に映る影(1929~1931年)
・アルベニス:トゥリアーナ(1929~1931年)
・リャードフ:音楽の玉手箱、前奏曲変ロ長調Op.46-1(1929~1931年)
・シューベルト:楽興の時第3番(1935~1937年)、シューベルト/リスト編:音楽の夜会 第6番(1935~1937年)


Chopin: Horowitz Plays
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ルビンシュタイン ショパン:ポロネーズ全曲 、アシュケナージ ショパン:バラード&スケルツォ 、ポリー二 プレリュード(前奏曲)Chopin: 24 Preludes Op.28 、リパッティ ショパン:ワルツ集 につづき、マズルカほかではホロヴィッツの非常に古い音源で下記を聴く。1930年代ホロヴィッツの30代前半の録音だが、すごいエッジの効き方に驚愕する。この時代、世界を駆け巡った天才ピアニストにしてトスカニーニを岳父にもつという話題性。この若きヴィルトゥオジティの神話はリパッティの登場まで続く。

マズルカはショパンのなかでも濃厚な民族性が香るが、そうした要素よりは、技巧の完全性と直観的で、曖昧さのない明燦さが前面にでている。この時代において、現代的機能主義的なショパンといっては言い過ぎだろうか。しかし、この鉈で割ったような解釈にはいまも惹かれる。これは、ショパン演奏の多様性を世に問う先駆的な試みだったと思う。

・マズルカ:Op.7-3(1932)、Op.41-1(1933)、Op.50-3(1935)
・ノクターン:ホ短調(1935)
・即興曲:Op.29-1(1936)
・スケルツォ:Op.7-3(1936)


ショパン:ワルツ集
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ルビンシュタイン ショパン:ポロネーズ全曲 、アシュケナージ ショパン:バラード&スケルツォ 、ポリー二でプレリュード(前奏曲)Chopin: 24 Preludes Op.28 を聴いてきて、ワルツはリパッティを取り出す。これは特異な名演である。技術的な完璧さでは、その運動能力の高さから後のポリーニが比肩するようにも思うが、1940年代から50年代のピアノの巨人たちが覇を競う時代にあって、若きリパッティのヴィルトゥオジティは際立っている。このワルツ集には表面的な軽快さよりも、曲別のアクセントの強さ、なにかに憑かれているような臨場感、そして感性の煌めきが交錯する。舞曲としてのワルツではなく、鎮座して聴くべき音楽作品としてのそれであると感じる。一般にイメージされる“やさしい”、“いとおしい”ショパンのワルツとは異質ながら、このメモリアルにはほかにない鬼神の趣きがある。

➡ ショパン:ワルツ集(14曲)(クラシック・マスターズ) も参照


 ショパンのワルツ集について。1950年の録音。コルトーのワルツを聴いて次にリパッティを回す。1933年、ウィーンの国際ピアノコンクールで16才のリパッティは第2位とされるが、審査員のコルトーは強硬に優勝を主張し、結果かわらず審査員を辞任した。その後、この縁もあってリパッティはパリ音楽院でコルトーを師と仰ぐことになったといわれる。この有名な逸話を思い出しつつ、しかし、コルトーの自由闊達、大胆な演奏とリパッティ晩年の体力と駆け引きしながらの「心技」に最大限傾斜した演奏の印象はやはり違う。だが、よく耳を傾けると、両者に共通し、そこに最上の澄み切った「透明な抒情性」があるように感じる。
 これは努力によって獲得されるものというよりは天性のものかも知れないし、演奏のスタイルこそ異なれ、コルトーはリパッティの天才を瞬時に直観していたとも思う。この両者の秀演、興味があれば是非、聴きくらべていただきたいと思う。

→両者ともにChopin: Klavierwerke (Works for Piano)で廉価にて入手可能


Chopin: 24 Preludes Op.28
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ルビンシュタイン ショパン:ポロネーズ全曲 、アシュケナージ ショパン:バラード&スケルツォ を聴いてきて、プレリュード(前奏曲)はポリー二を取り出す。アシュケナージとの比較では、タッチの軽やかさが鮮烈である。打鍵の深さが一定で音が均質化しており、一音一音実にクリアに、かつ硬質に輝いて、さらに淀みなく連続して伸びやかに響く。よく磨かれた高級クリスタルガラスが展示台のうえで定速回転しているようだ。それが短い珠玉の曲集たるプレリュードにぴったりである。しかし、そこに込められている音楽的内燃性は、ルビンシュタインと共通性するものを感じる。ポリー二では青いガスバーナーの均一な火を、ルビンシュタインでは暖炉の赤い薪の炎を連想するけれど、その燃焼度の高さこそ、他との差別化を可能とするものだろう。

ポリーニⅣ
ポリーニⅡ
ポリー二


ショパン:バラード&スケルツォ
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ルビンシュタイン ショパン:ポロネーズ全曲 を味わったあとに、アシュケナージでバラード&スケルツォを聴く。比較においてもアシュケナージの技巧の高さが際立つ。複雑で強い打鍵を要し、かつ速いパッセージでも楽々と弾きこなし、ときに余裕すら感じられる。しかし、音楽の馥郁たる情緒というか、気高き雰囲気については、ルビンシュタインのポロネーズには貴賓のおもむきがある。
アシュケナージではスケルツォの切れ味は抜群でかつ豊かな情感もある(特に第2番は素晴らしい)が、バラードのもつ心理的な描写では、いささか上手すぎるように聴こえてしまう(特に第4番)。これはあくまでも比較の問題で、バラードにはどこかショパンの深い懊悩が隠されているという勝手な思い入れから、アシュケナージに対して、あまりに贅沢な注文をつけているのかも知れないが。


ショパン:ポロネーズ全曲
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1960年代、小生がはじめて買ったLPが、このルービンシュタイン奏でるショパンのポロネーズ集、とても高価な、そして贅沢な演奏の1枚だった。

いま聴くと、もっと技巧的にみて滑らかな、もっと張り詰めたダイナミックな、そしてもっと録音のよい音源は数多あると思う。しかし、胸を張って堂々とショパンの高貴な精神をあらわす、薫りたつような気品をもった、そしてなによりもこれほど自信に満ちた演奏は稀有であると感じる。半世紀、現役で聴きつがれてきた演奏には名状しがたい訴求力がある。是非、じっくりと味わっていただきたい。


ルービンシュタイン  Arthur Rubinstein  ふたたび登場!
ルービンシュタイン 5 ショパン
ルービンシュタイン ショパン集

ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送行進曲」&第3番、他
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ルビンシュタイン ショパン:ポロネーズ全曲 、アシュケナージ ショパン:バラード&スケルツォ 、ポリー二 プレリュード(前奏曲)Chopin: 24 Preludes Op.28 、リパッティ ショパン:ワルツ集 、マズルカではホロヴィッツ Chopin: Horowitz Plays 、ローゼンタール Complete Recordings 、練習曲ではバックハウス Chopin Etudes を聴いてきて、アラウ Claudio Arrau plays Chopin のあと大曲2曲ではアルゲリッチを取り出す。

ソナタ第3番。1967年1月のアルバムでありアルゲリッチ25歳の収録。衝撃的な演奏である。、速いパッセージ処理は大容量かつ高速回転エンジンといった形容があてはまりそうだが、一転、テンポを落とすと機械的なものとは対極の、あふれ出るような感性が横溢する。それらは変幻自在に顔をだし、鋭利な直観を感じさせつつも。ときにエロティックな強い刺激的な芳香を放つ。その一方、細部への目配りは緻密であり、ワンフレーズ、一音たりとも揺るがせにしない。

1974年録音のソナタ第2番。基本は第3番と共通するが、希望と絶望、渇愛と諦観、激烈さと静寂さの振幅はやや大人しくなる一方、緩いテンポでの表現力には磨きがかかっている。アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、スケルツォ第2番もスケールが大きく、ダイナミックかつメリハリの効いた演奏。


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土曜日, 9月 08, 2018

ジョージ・セル/ザ・コンプリート・アルバム・コレクション / George Szell The Complete Columbia Album Collection

ジョージ・セル/ザ・コンプリート・アルバム・コレクション(106CD)
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セルの集大成(クリーヴランド管創立100年を記念した106枚のボックス・セット)。セルは欧州にも来演しており、コンセルトヘボウ管との共演やザルツブルク音楽祭ライヴなどの他音源もあるが、本セットが中心であることに変わりはない。
「快速、冷静、明燦」のセルの演奏に駄演なし、は定評のあるところだが、以下の収録情報をチェックしても、録音は極めて周到になされており、同一演目の再演が少ないことがなによりの特色である。
全体を4つに分けると、ドイツ音楽のメインロード(ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、ワーグナー)が第1グループ。次は、ハンガリー生まれのセルが共感をもって振った民族派音楽系(ドヴォルザーク、スメタナ、バルトーク、ヤナーチェク、コダーイ)。第3は特定の共演者とじっくりと仕上げた協奏曲系、第4はその他の幅広いレパートリー群である。
演奏の均質性は、セルのセルフ・コントロールはトスカニーニばりであり折り紙付き。

(収録情報)
【ハイドン】
<交響曲>
・第88番 1954年4月9日
・第92番『オックスフォード』①1949年4月27日、②1961年10月20日
・第93番 1968年4月19日
・第94番『驚愕』1967年5月5日
・第95番 1969年1月17-18日
・第96番『奇蹟』1969年10月11-12日
・第97番 ①1957年10月25-26日、②1969年10月3,6日 
・第98番 1969年10月10日
・第99番 1957年10月25-26日
・第104番『ロンドン』1954年4月9日
➡ 第89番、第90番、第91番、第100~103番がない。第98番は1969年10月10日の録音。セルが存命していれば、こうした番数を収録したのではないかと思われる。

【モーツァルト】
<交響曲>
・第28番 1965年10月5日
・第33番 1962年10月26日
・第35番『ハフナー』1960年1月8-10日
・第39番 ①1947年4月22日、②1960年3月11-12日
・第40番 ①1955年11月18日、②1967年8月25日
・第41番『ジュピター』①1955年11月18日、②1963年10月11,25日
・『フィガロの結婚』序曲 1957年10月25日
・『劇場支配人』序曲 1966年1月28-29日
・ディヴェルティメント第2番 1963年4月20日
・セレナード第13番『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』1968年10月7日
・セレナード第9番『ポストホルン』1969年1月10日
<ピアノ協奏曲>
・第10番(2台のピアノのための)K.365、カサドシュ&ギャビー・カサドシュ(P)C 1955年12月19、21日(以下、Cはコロンビア響)
・第12番、カサドシュ(P)C 1955年12月20日
・第15番、カサドシュ(P)1968年10月18日
・第17番、①ゼルキン(P)C 1955年11月20-21日、②1964年10月18,19,21日
・第18番、カサドシュ(P)1957年10月10-11日
・第19番、ゼルキン(P)C 1961年4月26-28日
・第20番、①カサドシュ(P)1957年10月10-11日、②ゼルキン(P)C 1961年4月26-28日
・第21番、カサドシュ(P)1961年11月3-5日
・第22番、カサドシュ(P)1959年11月13日
・第23番、カサドシュ(P)1958年11月14-15日
・第24番、①カサドシュ(P)C 1954年1月12-13日、②1961年11月3-5日
・第25番、①ゼルキン(P)C 1955年11月20-21日、1953年4月16日、②レオン・フライシャー(P)1959年1月10日
・第26番『戴冠式』、①カサドシュ(P)C 1954年1月15-16日、②カサドシュ(P)C 1962年11月2-4日
・第27番、カサドシュ(P)C 1962年11月2-4日
<ヴァイオリン協奏曲>
・第1番、スターン(Vn.)C 1961年1月22-23日
・第3番、スターン(Vn.)1961年1月21-22日
・第5番『トルコ風』スターン(Vn.)C 1963年4月19日
・クラリネット協奏曲K.622、ロバート・マーセラス(Cl.)1961年10月21日
・協奏交響曲 K.364、ラファエル・ドルイアン(Vn.)、エイブラハム・スカーニック(Vla.)1963年12月28日
・モテット『エクスルターテ・ユビラーテ』K.165、ジュディス・ラスキン(ソプラノ)1964年5月11日
・ピアノ四重奏曲第1番、第2番、セル(P)ブダペスト弦楽四重奏団 1946年8月19-20日
・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376、ト長調 K.301、ホ短調 K.304、ハ長調 K.296、ラファエル・ドルイアン(Vn.)、セル(P)1967年8月1-3日
➡ 交響曲は最後期の3曲は再録している。ピアノ協奏曲ではカサドシュとの、ヴァイオリン協奏曲ではスターンとの相性が良かったことがわかる。

【ベートーヴェン】
<交響曲全集>
・第1番 1964年10月2日
・第2番 1964年10月23日
・第3番『英雄』1957年2月22-23日
・第4番 ①1947年4月22日、②1963年4月5-6日
・第5番『運命』①1955年11月26日、②1963年10月11,25日
・第6番『田園』①ニューヨーク・フィル1955年12月5日、②1962年1月20-21日
・第7番 1959年10月30-31日
・第8番 1961年4月15日
・第9番『合唱』、アデーレ・アディソン(ソプラノ)、ジェーン・ホブソン(メゾ・ソプラノ)、リチャード・ルイス(テノール)、ドナルド・ベル(バリトン)、クリーヴランド管&合唱団 1961年4月15,21,22日
・『レオノーレ』序曲第1番 1967年8月25日
・『レオノーレ』序曲第2番 1966年10月8日
・『レオノーレ』序曲第3番 1963年4月5-6日
・『エグモント』序曲 1966年10月8日
・『コリオラン』序曲 1966年10月29日
・『シュテファン王』序曲 1966年10月29日
・『フィデリオ』序曲 1967年8月25日
<ピアノ協奏曲全集>
・第1番、レオン・フライシャー(P)1961年2月25日
・第2番、レオン・フライシャー(P)1961年4月16日
・第3番、レオン・フライシャー(P)1961年4月16日
・第4番、レオン・フライシャー(P)1959年1月10日
・第5番、レオン・フライシャー(P)1961年3月3-4日
➡ 交響曲全集(新盤)は第3番(1957年)から第1番、第2番(1964年)まで7年をかけて慎重に行われている。ピアノ協奏曲は全てレオン・フライシャーとの共演。

【シューベルト】
・交響曲第8番『未完成』①1955年11月26日、②1960年3月12日
・交響曲第9番『グレート』1957年11月1日
・劇音楽『ロザムンデ』 D.797より(序曲/間奏曲第3番/バレエ音楽第2番)1967年1月7日

【シューマン】
<交響曲全集>
・第1番『春』1959年1月21日
・第2番 ①1952年11月28日、②1960年10月21,24日
・第3番『ライン』1960年10月21日
・第4番 ①1947年11月26日、②1960年3月12,22日
・『マンフレッド』序曲 1959年1月21日
・ピアノ協奏曲 Op.54、レオン・フライシャー(P)1960年1月8日

【メンデルスゾーン】
・交響曲第4番『イタリア』①1947年11月26日、1951年11月17日、②1962年10月26日
・序曲『フィンガルの洞窟』1962年10月26日
・劇音楽『真夏の夜の夢』 Op.61より(序曲/スケルツォ/夜想曲/間奏曲/結婚行進曲)①ニューヨーク・フィル1951年1月8,17日、②1967年1月13日
・ヴァイオリン協奏曲Op.64、フランチェスカッティ(Vn.)C 1961年12月1日
 
【ブラームス】
<交響曲全集>
・第1番 ①1957年3月1-2日、②1966年10月7日
・第2番 1967年1月6日
・第3番 1964年10月16日
・第4番 1966年4月8日
・ハイドンの主題による変奏曲 1964年10月24日
・大学祝典序曲 1966年10月28日
・悲劇的序曲 1966年10月28日
・ピアノ協奏曲第1番、①ゼルキン(P)1952年11月30日、②レオン・フライシャー(P)1958年2月21-22日、③ゼルキン(P)1968年4月19-20日
・ピアノ協奏曲第2番、①レオン・フライシャー(P)1962年10月19日、②ゼルキン(P)1966年1月21-22日
➡ ブラームスの交響曲全集も晩年に近い時期に収録。一方、ピアノ協奏曲第1番は3種(但しゼルキンが2回)の音源。

【ワーグナー】
・『ラインの黄金』より「ワルハラ城への神々の入場」1968年10月7,11-12日
・『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」①1956年11月2日、②1968年10月7,11-12日
・同上より「魔の炎の音楽」①1956年11月2日、②1968年10月7,11-12日)
・『ジークフリート』より「森のささやき」①1956年11月2日、②1968年10月7,11-12日
・『神々の黄昏』より「夜明けとジークフリートのラインへの旅」①1956年11月2日、②1968年10月7,11-12日
・同上より「ジークフリートの葬送行進曲」①1956年11月2日、②1968年10月7,11-12日
・『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と「愛の死」1962年1月26日
・『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲、①ニューヨーク・フィル1951年1月8日、②1962年1月26日
・『タンホイザー』序曲 ①ニューヨーク・フィル1951年1月4日、②1962年1月26日
・『さまよえるオランダ人』序曲 ①ニューヨーク・フィル1951年1月4日、②1965年12月10日
・『ファウスト』序曲 1965年12月10日
・『ローエングリン』第1幕への前奏曲 1965年12月10日
・『リエンツィ』序曲 ①ニューヨーク・フィル1951年1月4日、②1965年12月10日

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【ドヴォルザーク】
・交響曲第7番 1960年3月18日
・交響曲第8番 1958年10月25,31日、11月1日
・交響曲第9番『新世界より』①1952年1月18日、②1959年3月20-21日
・スラヴ舞曲集 Op.46(全8曲)、同 Op.72(全8曲)、①1962年7月19日、1962年8月2日、1963年1月4-5日、②1963年1月~1965年1月
・同上Op.46より第1番、第3番、Op.72より第2番、第7番 1962年7月19日、1962年8月2日、1963年1月4-5日
・同上(Op.46より第1番、第3番、第8番、Op.72より第2番、第7番)1947年4月21日
・ピアノ協奏曲 Op.33、ルドルフ・フィルクシュニー(P)1954年4月9,11日
・序曲『謝肉祭』1962年7月19日、1963年1月4-5日
➡ セルはスラヴ舞曲集をこよなく愛しており、全16曲を2回、なかでも通番で、第1番、第3番、第10番、第15番は4回も収録している。

【スメタナ】
・弦楽四重奏曲第1番『わが生涯より』(オーケストラ用編曲:セル)1947年4月26日
・『売られた花嫁』序曲 1958年3月15日
・『売られた花嫁』より3つの舞曲 1962年8月2日、1963年1月4-5日
・『わが祖国』より『モルダウ』①1951年1月7-8日、②1963年1月4-5日
・『わが祖国』より『ボヘミアの森と草原から』1951年1月8日

【バルトーク】
・管弦楽のための協奏曲 1965年1月15-16日
・ピアノ協奏曲第1番 Sz.83 ゼルキン(P)C 1962年4月20-21日

【ヤナーチェク】
・シンフォニエッタ Op.60 1965年10月15日
・ヒンデミットの主題による変奏曲 1964年10月9日

【コダーイ】
・『ハーリ・ヤーノシュ』組曲 1969年1月10-11日

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【J.S.バッハ】
・ヴァイオリン協奏曲 BWV.1053 フランチェスカッティ(Vn.)C 1953年1月6日
・ヴァイオリン協奏曲 BWV.1056(シゲティ編)シゲティ(Vn.)C 1954年1月13日

【ヘンデル】
・ヴァイオリン・ソナタHWV.371、シゲティ(Vn.)1954年2月23日

【タルティーニ】
・ヴァイオリン協奏曲D.45、シゲティ(Vn.)C 1954年1月15日
・ヴァイオリン・ソナタB.G.19、シゲティ(Vn.)1954年2月22日

【ブルッフ】
・ヴァイオリン協奏曲第1番、フランチェスカッティ(Vn.)シッパース/ニューヨーク・フィル 1962年1月23日

【ウィリアム・シューマン】
・オルフェウスの歌 レナード・ローズ(Vc.)1964年1月11日

【リスト】
・ピアノ協奏曲第2番、カサドシュ(P)1952年1月20日

【ラフマニノフ】
・パガニーニの主題による狂詩曲、レオン・フライシャー(P) 1956年10月26日

【フランク】
・交響的変奏曲 M.46 レオン・フライシャー(P)1956年12月28日

【グリーグ】
・ピアノ協奏曲Op.16、レオン・フライシャー(P)1960年1月8日

【バーバー】
・ピアノ協奏曲 Op.38 ジョン・ブラウニング(P)1964年1月3日

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【ヒンデミット】
・ウェーバーの主題による交響的変容 1947年11月25日

【ウェーバー】
・『オベロン』序曲 ①ニューヨーク・フィル1951年1月8日、②1963年1月4日
・『魔弾の射手』序曲 ニューヨーク・フィル1951年1月8日
・コンツェルトシュテュックOp.79、カサドシュ(P)1952年1月20日

【ディーリアス】
・『イルメリン』前奏曲 1956年10月28日

【オーベール】
・『フラ・ディアヴォロ』序曲 1957年11月2日

【ボロディン】
・だったん人の踊り 1958年2月28日、3月1日

【リムスキー=コルサコフ】
・スペイン奇想曲 1958年2月28日、3月1日

【ベルリオーズ】
・序曲『ローマの謝肉祭』 1958年3月15日

【ウォルトン】
・管弦楽のためのパルティータ 1959年1月21日
・交響曲第2番 1961年2月24日

【ストラヴィンスキー】
・組曲『火の鳥』(1919年版)1961年2月24日、3月3,4日

【J.シュトラウス&J.シュトラウス2世、ヨゼフ・シュトラウス】
・『こうもり』序曲 1958年3月1日
・『美しく青きドナウ』、ピチカート・ポルカ、『うわごと』、『春の声』 、『オーストリアの村つばめ』、常動曲 1962年1月5日

【ドビュッシー】
・交響詩『海』1963年1月11-12日

【ラヴェル】
・『ダフニスとクロエ』第2組曲 1963年1月11-12日
・亡き王女のためのパヴァーヌ 1963年1月11-12日

【ムソルグスキー】
・『ホヴァンシチナ』より前奏曲『モスクワ河の夜明け』1958年2月28日、3月1日
・組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)1963年10月30日

【リャードフ】
・魔法にかけられた湖  1963年10月30日

【R.シュトラウス】
・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』① 1949年4月15日、②1957年3月29日
・交響詩『ドン・ファン』1957年3月29日
・交響詩『死と浄化(変容)』1957年3月29日
・交響詩『ドン・キホーテ』フルニエ(Vc.)1960年10月28-29日
・ホルン協奏曲第1番Op.11、マイロン・ブルーム(Hr.)1961年10月27日
・家庭交響曲 1964年1月10日

【ビゼー】
・『アルルの女』第1組曲(全曲)、第2組曲より『ファランドール』1965年3月25日

【ヒンデミット】
・ウェーバーの主題による交響的変容 1964年10月10日

【グリーグ】
・『ペールギュント』第1組曲(全曲)、第2組曲より『ソルヴェイグの歌』1965年2月16日

【プロコフィエフ】
・交響曲第5番 1959年10月24,31日
・組曲『キージェ中尉』1969年1月17-18日
・ピアノ協奏曲第1番、グラフマン(P)1966年3月26日
・ピアノ協奏曲第3番、グラフマン(P)1966年3月26日
・ピアノ協奏曲第4番、ゼルキン(P)オーマンディ/フィラデルフィア管 1958年3月30
・ピアノ・ソナタ第3番『古い手帳から』グラフマン(P)1962年12月26日

【ロッシーニ】
・『ランスへの旅』序曲 1967年1月14日
・『イタリアのトルコ人』序曲 1967年1月14日
・『アルジェのイタリア女』序曲 1967年5月5日
・『どろぼうかささぎ』序曲 ①1958年3月15日、②1967年5月5日
・『絹のはしご』序曲 1967年5月27日

【チャイコフスキー】
・交響曲第5番 1959年10月23-24日
・ロココの主題による変奏曲 Op.33、レナード・ローズ(Vc.)1952年1月8日
・イタリア奇想曲 1958年2月28日、3月1日
・ピアノ協奏曲第1番 ①ホロヴィッツ(P)ニューヨーク・フィル1953年1月12日(ライヴ)、②グラフマン(P)1969年1月24-25日、3月20日

【ブルックナー】
・交響曲第3番ニ短調(1889年第3稿 ノーヴァク版)1966年1月28-29日
・交響曲第8番ハ短調(1890年第2稿 ノーヴァク版)1969年10月3,6,10,13日

【マーラー】
・交響曲第10番嬰ヘ短調よりアダージョ(クルシェネク版)1958年11月1日
・交響曲第10番嬰ヘ短調よりプルガトリオ(クルシェネク版)1958年11月1日
・交響曲第4番、ジュディス・ラスキン(ソプラノ)1965年10月1-2日
・交響曲第6番『悲劇的』、1967年10月(ライヴ)

<その他>
ボーナストラック:セルのインタビューなど

➡ ジョージ・セル・エディション 49枚組 

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1KK43QWOEB6FR/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B00BMKDQHQ   も参照