木曜日, 2月 03, 2022

ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 名盤5点 Variationen und Fuge über ein Thema von Händel












ソロモン

ソロモン/ソロモン名演集 (tower.jp)

<プロフィール>

1902年生まれのイギリスのピアニスト。神童として鳴らし、9歳の時にバッキンガム宮殿で御前演奏、その後パリでラザール・レヴィに師事し、20世紀前半のイギリスを代表する名手として活躍、1953年には来日公演も行っています。しかし働き盛りの1956年夏に脳梗塞を発症し、指の自由がきかなくなったため公から退かざるを得なくなる悲劇に見舞われました。1988年まで存命しましたが、録音が1956年までしかないため伝説の存在と化し、日本でも吉田秀和氏が高く評価したことで知られています。


カッチェン

ジュリアス・カッチェン/ブラームス: ピアノ作品全集 (tower.jp)

<プロフィール>

1926年8月15日、アメリカのニュージャージー州生まれのピアニスト。1969年4月29日、パリにて没。11歳の時モーツァルトの協奏曲で鮮烈なデビューを飾ったが、両親の勧めで学業も継続、ハーヴァーフォード大学で英文学と哲学を修める。卒業後、パリへ渡り、1948年パリ・デビュー、次いでロンドンにもデビューし、パリを本拠にヨーロッパで活躍した。ブラームスのピアノ曲全曲演奏会のほか、ヴァイオリンのスーク、チェロのシュタルケルと組んで、ブラームスの室内楽も演奏、高い評価を得た。パスカル・ロジェは、弟子をとることのなかった彼の、唯一の愛弟子。


ブレンデル

アルフレート・ブレンデル/ブレンデル・ライヴ・イン・ウィーン (tower.jp)

<プロフィール>

1931年オーストリアのモラヴァ生まれ。ザグレブとグラーツでピアノ、作曲、指揮を学ぶ。その間、E・フィッシャー、P・バウムガルトナー、E・シュトイアマンらに師事している。49年ブゾーニ・コンクールに優勝してから、国際的な活動が始まった。現代最高の知性派ピアニストといわれ、ウィーン古典派、シューベルトなどオーストリア・ドイツ系の音楽を特に得意としている。最近は室内楽にも積極的だ。文才にも恵まれ、著書も多い。


ハイドシェック

エリック・ハイドシェック/エラート&旧EMI録音全集 (tower.jp)

<プロフィール>

1936年仏ランス生まれ。有名なシャンパン醸造元シャルル・エドシーク家の御曹司。6歳の時コルトーに認められ、44年にエコール・ノルマルに入学。52年パリ音楽院に入学しM・シャンピに師事。55年にサル・ガヴォーでデビュー。同年シャンゼリゼ劇場でリサイタルを開き評判を博し、以降ヨーロッパを中心に活躍する。57年にはケンプにもついた。60年に米国デビュー。68年に初来日。演奏はきわめて個性的で、コアなファンが多い。


ウゴルスキ

アナトール・ウゴルスキ/ブラームス: ピアノ・ソナタ全集 (tower.jp)

 <プロフィール>

1942年シベリア生まれ。ピアニスト。レニングラード音楽院で基礎音楽教育を受ける。1990年ドイツに移住。1992年のザルツブルク音楽祭に出演して、国際舞台に50歳でデビューし、衝撃を与える。鮮やかな色彩と幅広いダイナミック・レンジを自由自在に駆使した演奏は、熱い生命感が息づいている。レパートリーも多彩だが、中でもスクリャービンについては伝道者を自負するだけあり、見事な演奏を聴かせている。


👉 織工Ⅲ: 名盤5点 シリーズ (shokkou3.blogspot.com)

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