火曜日, 2月 22, 2022

トリスタン 名盤5点   Wagner: Tristan und Isolde


 








トリスタンとイゾルデは、指揮者にとって禁断の果実のような魅力があるのだろう。一流の指揮者はこぞって取り上げ、己が個性を思うさま表現せんとしている。こうした演目は絶対評価にはなじまず、リスナーの嗜好如何とも思うが、あえて5点を選ぶとすると・・・。パルジファルでクナッパーツブッシュを掲げたら、本曲ではフルトヴェングラーは歴史的音源としてはずせない。カラヤンVSクライバーの本曲でのライバル論も興味は尽きない。アメリカのオケで采配をふるった(ドイツ人以外の)指揮者も凄い演奏をする。ライナー、ショルティ、バーンスタインと3つ並べてみて、どれも見事ながらここでは、カラヤンVSクライバーとの比較においてバーンスタインを選択した。しかし、以上をすべて凌駕するのは実はベームではないかとも、ひそかに思う。

ベーム

カール・ベーム/ワーグナー: 楽劇《トリスタンとイゾルデ》 (tower.jp)

バーンスタイン

レナード・バーンスタイン/ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」(全曲) (tower.jp)

フルトヴェングラー

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/Wagner: Tristan & Isolde (Complete) (tower.jp)

カラヤン

ヘルベルト・フォン・カラヤン/Wagner: Tristan und Isolde (tower.jp)

クライバー

カルロス・クライバー/ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」 (tower.jp)


(参考)

トリスタンとイゾルデ
トリスタンとイゾルデ 1 カルロス・クライバー
トリスタンとイゾルデ2 カール・べーム
トリスタンとイゾルデ3 フルトヴェングラー 
トリスタンとイゾルデ4 クナッパーツブッシュ 
トリスタンとイゾルデ5  ティーレマン
トリスタンとイゾルデ6 ショルティ 
トリスタンとイゾルデ7 クリュイタンス 
トリスタンとイゾルデ8 カラヤン 
トリスタンとイゾルデ9  ライナー
トリスタンとイゾルデ10 アントニオ・パッパーノ 


👉 織工Ⅲ: 名盤5点 シリーズ (shokkou3.blogspot.com)


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