土曜日, 4月 13, 2019

100 Best Karajan

100 Best Karajan
100 Best Karajan CD


近くのCDショップが閉店するので、処分品のなかから購入。全曲ではなく断片的に切り取られたサンプラー的な作品が多く、聴き込んだダブり曲も多いながら、6枚で300円は買わない理由がない。EMIレーベルなので、偏りがあるが、収録情報を整理してみると、ジャンルは跨ぐが、モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ヴェルディが多く含まれている。

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<収録情報>


【モーツァルト】


・交響曲:第29番 第1楽章(抜粋) 、第40番 第1楽章B


・フルートとハープのための協奏曲 第2楽章(抜粋)B


・クラリネット協奏曲 第2楽章F


・ホルン協奏曲 第4番 第3楽章F 


・オーボエ協奏曲 第3楽章B


・アイネ・クライネ・ナハトムジークB


・「そり遊び」 (3つのドイツ舞曲 第3) B


・歌劇「魔笛」 序曲、俺は鳥刺し(1)、地獄の復讐が我が心にもえ(2)W


:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」風は穏やかなれ(1) W


・アヴェ・ヴェルム・コルプスF

モーツァルトの協奏曲集は、楽団の名手を際だたせるには、もってこいの曲集であり、フルート、クラリネット、ホルン、オーボエ、ハープなど、積極的に取り上げられている。なお、下記にあるとおり、トランペットについては、フンメルの協奏曲が、チェロについては、R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」で”出番”が用意されている。  


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【ベートーヴェン】


・交響曲:第5番「運命」第1楽章、第6番「田園」第5楽章、第7番第2、4楽章、第8番第2楽章、第4楽章(終結部)、第9番「合唱」第4楽章~歓喜の歌F

・ピアノ協奏曲:第1番第2楽章(冒頭)、第2番第3楽章、第4番第2楽章、第3楽章(抜粋)、第5番「皇帝」第2楽章(終結部)、第3楽章(抜粋)B

・ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲 第2楽章B

・歌劇「フィデリオ」不思議でならないわ (1)、 立派な妻を得たものは (2幕 フィナーレ)B

・荘厳ミサ曲 いと高き天においては神の栄光 われらは汝に感謝を捧げるB

ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集や下記のチャイコフスキー、ラフマニノフの協奏曲はワイセンベルクが登壇しているが、カラヤンは若手、中堅の才能を引き上げ、チャンスを与える活動にも熱心だった。ヴァイオリンではムターが愛弟子であった。一方、三重協奏曲は、リヒテル、オイストラフ、ロストロポーヴィチという千両役者、超豪華メンバーとの共演。
 
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【チャイコフスキー】

・交響曲:第5番第3楽章B、第6番「悲愴」第1楽章(抜粋)F

・ピアノ協奏曲 第1番 第1楽章(冒頭)パリ管

・「白鳥の湖」情景、小さな白鳥の踊り (2)、ハンガリーの踊り (チャルダッシュ) (3) F

・「眠れる森の美女」ワルツ、バラのアダージョ (1)F

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【ヴェルディ】

・歌劇「オテロ」帆だ! 帆だ!喜べ! (1)、アヴェ・マリア (4)B

・歌劇「ドン・カルロ」共に生き、共に死のう (1)、美しいサラセンの宮殿に(ヴェールの歌) (2)

・歌劇「イル・トロヴァト-レ」見ろ、夜のとばりは明けて(アンヴィル・コーラス) (2幕 第1)

・歌劇「アイーダ」 エジプトとイシスの神に栄光あれ、凱旋行進曲、バレエ音楽、来れ、おお、復讐の戦士よ (以上第2幕 第2)
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<交響曲>


・ハイドン:交響曲 第104番「ロンドン」第3楽章B

・シューベルト:交響曲 第8番「未完成」第1楽章(冒頭)

・ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界より」第2楽章(冒頭)

・シベリウス:交響曲 第5番第3楽章B

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<協奏曲等>

・ヴィヴァルディ『四季』:「春」第1楽章、「夏」第3楽章、「秋」第3楽章、「冬」第23楽章W

・フンメル:トランペット協奏曲 変ホ長調 第3楽章B

R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」~ドン・キホーテの主題B

・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 第2楽章(冒頭)

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 第3楽章B

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<管弦楽曲等>

・ヘンデル:組曲「水上の音楽」第5楽章B

・ヨハン・シュトラウス:雷鳴と電光F、ワルツ「美しき青きドナウ」(抜粋)B、ラデツキー行進曲F、トリッチ・トラッチ・ポルカB

・ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ

・ベルリオーズ:ハンガリー行進曲(「ファウストの劫罰」より)

・シャブリエ:狂詩曲「スペイン」、楽しい行進曲F

・スメタナ:「わが祖国」より モルダウ(冒頭)B

・シベリウス:悲しきワルツ、カレリア組曲 作品11 1、3楽章B

・バルトーク:管弦楽のための協奏曲 第4楽章B

・レスピーギ:「ローマの松」 第1、4楽章F


カラヤンの実力は、小品の巧さにも端的にあらわれている。というよりも、通俗名曲といわれる小品が、カラヤンの手にかかると、より上品、上質な作品に生まれ変わり、かぐわしい芳香をはなったり、ダイナミズムが増幅されたりする。カラヤンは若き日、オペラ指揮者として徹底した訓練を積んでいる。歌手主体でいかにも単純な伴奏といった作品にも息吹を注入する術を心得ている。それはラガートの磨き方と切れ味鋭いリズミックさの使い方による。双方を実にうまく組み合わせ、アクセントをつけながら作品の魅力を高めている。その技法が凝縮されているのが小品集(間奏曲集を含む)なのだと思う。


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<オペラ・宗教曲>

・ロッシーニ:歌劇「セヴィリャの理髪師」序曲F

・グノー:歌劇「ファウスト」より バレエ音楽~ヌビア人の踊りB

・ビゼー:歌劇「カルメン」 第1幕への前奏曲、第2幕への間奏曲、第3幕への間奏曲、 第4幕への間奏曲、F「アルルの女」 第2組曲~ファランドールB

・マスネ:歌劇「タイス」タイスの瞑想曲B

・オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲、歌劇「ホフマン物語」ホフマンの舟歌F

・プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲B

・ボロディン:歌劇「イーゴリ公」 だったん人の娘の踊り (2)F

・ワインベルガー:歌劇「バグパイプ吹きのシュヴァンダ」ポルカF

・ワーグナー:楽劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲B

R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」 騎士様 (2幕 フィナーレ)F

・フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 お兄ちゃん、踊りましょう (1)F

・ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 苦い涙をそそいで(狂乱の場) (3)B

・バッハ:ミサ曲 ロ短調 十字架にかけられ、三日後によみがえりW

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