火曜日, 1月 01, 2013

謹賀新年 2013年




明けましておめでとうございます。大晦日に以下を聞いていました。今年もよろしくお願いします。

バッハ:リトル・バッハ・ブック
バッハ:リトル・バッハ・ブック (グールド)
 
全体は2部にわかれ、あたかも双頭の鷲のように配置されている。第1部(第1~11曲)はもっとも有名なゴールドベルク変奏曲アリアからはじまり、小プレリュードをへて2声のインヴェンション4曲、いくつかの著名な小曲ののちフランス組曲(第5番)のガヴォット,ブーレ&ジーグでおわる。

第2部(第1221曲)も「劈頭」にふさわしい平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番からはじまり、フゲッタ、小プレリュードをへて2声のインヴェンション5曲、フランス組曲、イギリス組曲(第2番)の同じくブーレI,II&ジーグでおわる。

 11才のグールドの愛らしい写真と小粋な盤名で入門版、小品集と思いがちだが、そこは奇才グールドである。バッハらしい静謐さ、硬質でパセティックな展開、そして華やいで充実した締めくくり。これは実に周到にくみたてられたバッハ選集であり、エッセンスが濃縮されている。グールド1955~80年の25年にわたるバッハ解釈の集大成であり、全体は熟慮された「グールド編バッハ組曲第1、2集」となっている。グールドから長年のリスナーへの最高の贈り物といえるような1枚。
 

 

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