Friday, November 15, 2013

最近のお気に入りの廉価盤集

ファイル:Asconalocarnomaggiadelta.jpg
アスコナ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%8A


   10名の著名ピアニストが得意の演目で臨んだ各1枚のライヴ録音集。有名な保養地ルガーノ、アスコーナなどで収録。ゼルキン、バックハウス、ギレリスなどの大家、シフラ、アンダ、グルダ、ベルマンといった特定の曲では他の追随を許さぬ名手、くわえて、マルクジンスキ(ポーランドのピアニスト。ショパンの解釈に定評)、チェルカスキー(ウクライナ出身のユダヤ系アメリカ人ピアニスト)、ブルーノ・カニーノ(イタリアのピアニスト・作曲家)といった個性派が競演。録音時点は19531993年の40年におよぶが、録音は思いの聴きやすい。

 
(収録情報)

【ルドルフ・ゼルキン 1957

・シューベルト:即興曲ヘ短調 op.142-4

J.S.バッハ:カプリッチョ変ロ短調『最愛の兄の旅立ちによせて』 BWV.992

・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ホ短調 op.57『熱情』

・ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ op.24

・メンデルスゾーン:序奏とロンド・カプリチオーソ ホ長調 op.14

 録音時期:1957522

 録音場所:ルガーノ、テアトロ・クルザール

 

【ヴィルヘルム・バックハウス 19601953

・ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52、アンダンテと変奏曲へ短調 Hob.XVII-6、幻想曲ハ長調 Hob.XVII-4

・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』

 録音時期:1960518

 録音場所:ルガーノ、アポロ劇場

 

・ショパン:練習曲集 op.25~第1,2,3,6,8,9,5番、夜想曲変ニ長調 op.27-2、ワルツ 変ホ長調 op.18

 録音時期:1953611

 録音場所:ルガーノ、アポロ劇場

 

【ヴィトルド・マルクジンスキ 1963

・ブラームス:間奏曲変ホ長調 Op.118-6、ラプソディ ト短調 op.79-2

・ベートーヴェン:・ピアノ・ソナタ第23番ホ短調 op.57『熱情』

・ショパン:夜想曲第13番ハ短調 op.48-1、バラード第3番変イ長調 op.47、マズルカ第15番ハ長調 op.24-2、マズルカ第17番変ロ短調 op.24-4、スケルツォ第3番嬰ハ短調 op.39、マズルカ第45番イ短調 op.67-4、ワルツ変ト長調 op.70-1、練習曲ハ短調 op.10-12

 録音場所:1963313

 録音場所:ロカルノ、聖フランチェスコ教会

 

【ジェルジ・シフラ 1963

・ショパン:幻想曲ホ短調 op.49、スケルツォ第2番変ロ短調 op.31、ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 op.35

・リスト:スペイン狂詩曲、『愛の夢』第3番変イ長調、ポロネーズ第2番ホ長調、半音階的大ギャロップ、ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調

 録音時期:1963927

 録音場所:アスコーナ、Settemane Musicali

 

【シューラ・チェルカスキー 1963

・メンデルスゾーン序奏とロンド・カプリチオーソ ホ長調 op.14

・シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ長調 op.11

・ベルク:ピアノ・ソナタ op.1

・ドビュッシー:喜びの島

・ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』からの3つの楽章

・プーランク:トッカータ

 録音時期:1963125

 録音場所:ルガーノ、スイス・イタリア語放送オーディトリアム

 

【ゲザ・アンダ 1965

・ショパン:12のエチュード op.25

・シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 op.6

・シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664, Op.120

 録音時期:1965916

 録音場所:アスコーナ、Pallesta delle Scuole

 

【フリードリヒ・グルダ 1968

・ハイドン:アンダンテと変奏曲へ短調 Hob.XVII-6

・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310

・シューベルト:4つの即興曲 Op.90, D.899

・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 op.52『ワルトシュタイン』

 録音時期:1968119

 録音場所:ルガーノ、スイス・イタリア語放送オーディトリアム

 

【エミール・ギレリス 1984

D.スカルラッティ/ソナタ集:ソナタ ニ短調 L.422、ソナタ ヘ長調 L.116、ソナタ ニ短調 L.423、ソナタ ホ短調 L.118、ソナタ イ長調 L.395、ソナタ ロ短調 L.449、ソナタ ト長調 L.487

・ドビュッシー:ピアノのために

・シューマン:交響的練習曲 op.13

 録音時期:1984925

 録音場所:ロカルノ、聖フランチェスコ教会

 

【ラザール・ベルマン 1989

・スクリャービン:幻想曲ロ短調 op.28

・シューベルト / リスト編:アヴェ・マリア、糸をつむぐグレートヒェン、若い尼僧、辻音楽師、魔王

・ラフマニノフ:楽興の時 Op.16

・リスト:詩的で宗教的な調べ~第7曲『葬送曲』

 録音時期:19891128

 録音場所:ルガーノ、スイス・イタリア語放送オーディトリアム

 

【ブルーノ・カニーノ 1993

J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

 録音時期:1993117

 録音場所:ルガーノ、スイス・イタリア語放送オーディトリアム

http://www.amazon.co.jp/Great-Pianists-10-CD-Set/dp/B000TIY3XI/ref=cm_cr-mr-title


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ハスキルのモーツァルト23番(1953年)、ベートーヴェン4番はグルダ(1965年)、「皇帝」はバックハウス(1961年)、クライバーンのチャイコフスキー1番(1962年)、


ルービンシュタインのショパン(ソロ)。以上、ピアノだけでも名手の十八番が並ぶ。

 オイストラフはモーツァルト3番とブラームスの協奏曲(1961年)を引っさげ、バウムガルトナーで聴くヴィヴァルディ、チェロではシュタルケルとフルニエの聴き比べが可能。

 さらに、協奏曲ライヴ集のいわば「オマケ」ながら、指揮者に注目すれば、シューリヒトでモーツァルト40番、シェルヘンでブラームス3番、クリュイタンスでフランク「交響曲」、ストコフスキーでチャイコフスキー「ロメオとジュリエット」などが併録されている。

 1枚でこの価格でも安いくらい。10倍の魅力といっても過言ではないだろう。

 

(収録情報)

【ハスキル/モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番他】

・モーツァルト:ピアノ協奏曲第23 イ長調 K.488

 クララ・ハスキル(p)

 オトマール・ヌシオ(指揮) スイス・イタリア語放送管弦楽団

 録音:1953625日、ルガーノ

・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7 ハ短調 Op.30

 クララ・ハスキル(p) アルテュール・グリュミオー(vn)

 録音:195991日、アスコーナ

 

【バックハウス&シューリヒトの『皇帝』】

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5 変ホ長調 Op.73『皇帝』

・モーツァルト:交響曲第40 ト短調 K.550

・メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』

 カール・シューリヒト(指揮) スイス・イタリア語放送管弦楽団

ヴィルヘルム・バックハウス(p)

 録音:1961427日 ルガーノ、アポロ劇場

 

【クライバーン/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番】

・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第番1 変ロ短調 Op.23

 ヴァン・クライバーン(p)

 ピエトロ・アルジェント(指揮)スイス・イタリア語放送管弦楽団

 録音:1962525日、ルガーノ

 

・幻想序曲『ロメオとジュリエット』

 レオポルド・ストコフスキー(指揮)スイス・イタリア語放送管弦楽団

 録音:196887日、ルガーノ[ステレオ]

 

【グルダ&クリュイタンス/ベートーヴェン第4番他】

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4 ト長調 Op.58

・フランク:交響曲 ニ短調

 フリードリヒ・グルダ(p)

 アンドレ・クリュイタンス(指揮)スイス・イタリア語放送管弦楽団

 録音:1965514日、ルガーノ[ステレオ]

 

【ルービンシュタイン/ショパン他】

・モーツァルト:ピアノ協奏曲第23 イ長調 K.488

オトマール・ヌシオ(指揮) スイス・イタリア語放送管弦楽団

録音:1961512日、ルガーノ

・ショパン:夜想曲第2 嬰ヘ長調 Op.15

・ヴィラ=ロボス:『赤ちゃんの家族』~道化人形

  録音:196158日、ボローニャ

・ショパン:幻想曲 へ短調 Op.49、前奏曲第15 変ニ長調 Op.28『雨だれ』、同第8 嬰へ短調 Op.28、同第23 ヘ長調 Op.28、同第24 ニ短調 Op.28、バラード第3 変イ長調 Op.47、子守歌 変ニ長調 Op.57、ワルツ第2 嬰ハ短調 Op.64、練習曲第5 ホ短調 Op.25

  録音:1970117日、ボローニャ[ステレオ]

  アルトゥール・ルービンシュタイン(p)

 

【オイストラフ/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、他】

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77

・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3 ト長調 K.216

 オトマール・ヌシオ(指揮)スイス・イタリア語放送管弦楽団

 ダヴィド・オイストラフ(vn)

 録音:1961611日、ルガーノ

 

【ウート・ウーギ/ベートーヴェン、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲】

・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61

録音:1970115日、ルガーノ[ステレオ]

・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

録音:1981918日、ルガーノ[ステレオ]

 マルク・アンドレーエ(指揮)スイス・イタリア語放送管弦楽団

ウート・ウーギ(vn)

 

【バウムガルトナー/ヴィヴァルディ他】

・ヴィヴァルディ:2本のヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調

Paul Ezergailis, Roger Pyne (vn)

・パーセル:シャコンヌ ト短調

・バッハ:チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV.1058

ミエチスラフ・ホルショフスキー(p)

録音:198194

 

・モーツァルト:『5つのフーガ』 K.405~第5番、第8番、第9

録音:196892日、ロカルノ

 

・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ホ短調

ピエール・フルニエ(vc)

・メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第10番ロ短調

 ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン祝祭弦楽合奏団

 録音:1970911日、アスコーナ[ステレオ]

 

【シュタルケル/ハイドン、ショスタコーヴィチ他】

・ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1 変ホ長調 Op.107

・バッハ:無伴奏チェロ組曲第2 BWV.1008~サラバンド

マルク・アンドレーエ(指揮) スイス・イタリア語放送管弦楽団 ルガーノ

 

・ハイドン:チェロ協奏曲第1 ハ長調 Hob.VIIb:1

・クープラン: 演奏会用小品

ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン祝祭弦楽合奏団 ロカルノ

 ヤーノシュ・シュタルケル(vc)

 

【フルニエ&シェルヘン/ドヴォルザーク:チェロ協奏曲】

・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104

・ブラームス:交響曲第3 ホ長調 Op.90

 ヘルマン・シェルヘン(指揮) スイス・イタリア語放送管弦楽団

ピエール・フルニエ(vc)

 録音:1962425
 
 
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有名な保養地ルガーノ、アスコーナでのライヴ録音集。19531992年までの約40年間の記録だが、登壇した演奏家が錚々たるもの。ヴァイオリンは、ミルシテイン、グリュミオー、シェリングが、チェロはフルニエ、フルートはランパル、そして四重奏団では、イタリア、ジュリアード、スメタナの3つの有名どころが並ぶ。さらに、一世を風靡したボスコフスキー/ウィーン八重奏団からカルミニョーラまで、なんとも豪華な陣容である。
 曲目も多彩(以下を参照されたい)で、この価格であればもったいないほどの内容。
 
(収録情報)
【ウィーン八重奏団/シューベルト:八重奏曲他 19531956
・シューベルト:八重奏曲ヘ長調 D.803
 ウィリー・ボスコフスキー(指揮)ウィーン八重奏団
 録音:1953625日 ルガーノ[モノラル]
・シューベルト:グラン・デュオ イ短調 D.574
 フランコ・グッリ(vn)、エンリカ・カヴァッロ(p
 録音:195679日、ルガーノ[モノラル]
 
【ミルシテイン/リサイタル1957
J.S.バッハ:シャコンヌ(無伴奏パルティータ第2 BWV.1004より)、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3 BWV.1005~第4
・モーツァルト:アダージョ ホ長調 K.261、ロンド ハ長調 K.373
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 op.24『春』
・パガニーニ:カプリース第11番ハ長調 op.1-11、カプリース第5番イ短調 op.1-5
・ストラヴィンスキー:ロシアの歌
・リース:常動曲 op.34-5
・パラディス:シシリエンヌ 変ホ長調
 ナタン・ミルシテイン(vn)、アルトゥール・バルサム(p
 録音:19571011日、アスコーナ[モノラル]
 
【グリュミオー&ハスキル/リサイタル1960
・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.378
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調 op.23、ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 op.96
 アルテュール・グリュミオー(vn)、クララ・ハスキル(p
 録音:1960822日、アスコーナ[モノラル]
 
【フルニエ/ベートーヴェン・リサイタル 1964
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調 op.5-2、第3番イ長調 op.69、『マカベウスのユダ』の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45、『魔笛』の主題による12の変奏曲 op.66
 ピエール・フルニエ(vc)、ジャン・フォンダ(p
 録音:1964821日、アスコーナ[モノラル]
 
【イタリア四重奏団/モーツァルト、ドヴォルザーク、ラヴェル 1968
・モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421
・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 op.96『アメリカ』
・ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
 イタリア四重奏団
 録音:1968910日、アスコーナ[ステレオ]
 
【ジュリアード弦楽四重奏団/ベートーヴェン、ベルク 1970
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 op.135
・ベルク:抒情組曲
 ジュリアード弦楽四重奏団
 録音:1970824日、アスコーナ[ステレオ]
 
【シェリング/ベートーヴェン、ブラームス、バッハ 1975
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ ニ短調 BWV.1004
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 op.12-1
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 op.78
 ヘンリク・シェリング(vn)、エウジェニオ・バグノーリ(p
 録音:19759月、アスコーナ[ライヴ]
 
【スメタナ四重奏団/シューベルト:『死と乙女』 19791982
・ハイドン:弦楽四重奏曲団第39番ハ長調 Hob.-39
・シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』
 録音:1982315日、ルガーノ[ステレオ]
・シューベルト:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 D.87
 スメタナ四重奏団
録音:1979319日、ルガーノ[ステレオ]
 
【ランパル、トリオ・パスキエ/モーツァルト:フルート四重奏曲集 1982
・モーツァルト:フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285、第2番ト長調 K.285a、第3番ハ長調 K.285b、第4番イ長調 K.298、前奏曲とフーガ ニ短調 K.404、オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370~ロンド、アダージョ ロ短調 K.540
 ジャン=ピエール・ランパル(fl)、トリオ・パスキエ
 録音:1982921日、アスコーナ[ステレオ]
 
【カルミニョーラ、ザンチェッタ、ポギ、メルリ-ニ、ブルネッロ、ロッシ/ブラームス
1992
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 op.18、第2番ト長調 op.36
 ジュリアーノ・カルミニョーラ(vn)、ステファーノ・ザンチェッタ(vn)、トマーゾ・ポギ(va)、ファブリツィオ・メルリ-ニ(va)、マリオ・ブルネッロ(vc)、フランコ・ロッシ(vc
 録音:199246日、ボローニャ[ステレオ]
 
 
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 Great Chamber Music
 
http://shokkou3.blogspot.jp/2013/10/great-conductors.html

 

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