月曜日, 8月 11, 2014

ジネット・ヌヴー Ginette Neveu




今日は朝からジネット・ヌヴー(1919-1949)を聴いている。まずは代表盤たるブラームスのヴァイオリン協奏曲。不慮の飛行機事故で亡くなる(1949107)前年の録音。バックはハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)北ドイツ放送響で194853日のライヴ音源。 なるほど、この熱情的とも形容したい感情投入、大きな構えの堂々たる威容は魅力的である。

ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 (Brahms : Violin Concerto Op.77 / Ginette Neveu) [輸入盤]
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9-%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2-Brahms-Concerto-Ginette/dp/B0085TPM2Y/ref=pd_sim_m_2?ie=UTF8&refRID=1J5ABP1ET51906J5JHZH


http://www.appl-lachaise.net/appl/article.php3?id_article=312


次にシベリウスのヴァイオリン協奏曲ニ短調 op.47を聴く。ワルター・ジュスキント(指揮)フィルハーモニア管との協演で、1945年ロンドンにてスタジオ収録。こちらは、音がか細いせいもあるかも知れないが、細やかな表情をみせておりチャーミングな印象。男性的ともいえるブラームスに対して、繊細な表現力でも感性豊かに聴かせる好対照である。




ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61にいく。ハンス・ロスバウト(指揮)南西ドイツ放送響との19499月の最後の録音。音の鮮明度が不十分でどこまでヴァイオリンの音量が大きいかは判然としないが、余裕をもって楽々と弾きこなしている風情があり、その分、演奏の質の高さに傾注し感情移入も自然で聴いていて心地良き演奏。ベートーヴェンだからといって、特別にナイーヴになることもなく、普段のままリラックスして臨場しているように感じる。



Ginette Neveu/ The Complete Studio Recordings



【以下は引用】

ジネット・ヌヴー/スタジオ録音全集(4CD)


ジネット・ヌヴー[1919-1949]は、15歳のときに挑戦したヴィエニャフスキ国際コンクールで、ダヴィッド・オイストラフをおさえて優勝し大きな注目を集めたというフランスの天才ヴァイオリニスト。優勝後は、世界的な活躍をすることとなり、各地で絶賛をもって迎えられますが、そうした忙しいツアー生活のさなか、アメリカに向かうために飛行機に乗り込んだヌヴーは、ポルトガルで乗客乗員全員死亡という凄惨な事故に遭遇、30歳の若さで命を落とすことになります。今回登場するセットは、ヌヴーのセッション録音をすべて集めた内容となっています。

(収録情報)


Disc1
1. クライスラー:バッハの様式によるグラーヴェ ハ短調
2. スーク:4つの小品~第3曲「ウン・ポコ・トリステ」
3. 同:4つの小品 op.17~第2曲「アパッショナータ」
4. ショパン/ロディオノフ編:夜想曲第20番(遺作)
5. グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』~メロディー
6. パラディス/ドゥシキン編:シチリア舞曲
7. R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ op.18
8. タルティーニ/クライスラー編:コレッリの主題による変奏曲
 
 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(ピアノ:1-6
 グスタフ・ベック(ピアノ:7,8
 録音時期:1938年(1-6)、1939年(7,8
 録音場所:ベルリン

Disc2
1. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 op.47
2. ショパン/ロディオノフ編:夜想曲第20番(遺作)
3. ディニーク/ハイフェッツ編:ホラ・スタッカート
 

 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ジャン・ヌヴー(ピアノ:2,3
 フィルハーモニア管弦楽団(1
 ワルター・ジュスキント(指揮:1
 録音時期:1945年(1)、1946年(2,3
 録音場所:ロンドン

Disc3
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
2. スカルラテスク:バガテル
3. ファリャ/クライスラー編:歌劇『はかなき人生』~スペイン舞曲
 
  ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ジャン・ヌヴー(ピアノ:2,3
 フィルハーモニア管弦楽団(1
 イサイ・ドヴローウェン(指揮:1
 録音時期:1946
 録音場所:ロンドン

Disc4
1. ラヴェル:ツィガーヌ
2. ラヴェル:ハバネラ形式の小品
3. スーク:4つの小品op.17
4. ショーソン:詩曲op.25
5. ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 

 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ジャン・ヌヴー(ピアノ:1-3,5
 フィルハーモニア管弦楽団(4
 イサイ・ドヴローウェン(指揮:4
 録音時期:1946年(1-4)、1948年(5
 録音場所:ロンドン(1-4
 録音方式:モノラル(セッション)
 音源:EMI 



Line, le journal des chics filles N° 142 du 28 novembre 1957

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