木曜日, 8月 04, 2011

サヴァリッシュのワーグナー



【以下は引用】
  ジークフリート牧歌、ヴェーゼンドンク歌曲集 リポヴシェク、サヴァリッシュ、バイエルン国立管弦楽団員

【HMV レビュー
  FARAO Classics
  サヴァリッシュ&バイエルン国立管20周年記念ライヴ

ジークフリート牧歌&リポヴシェクのヴェーゼンドンク歌曲集
  ワーグナーの庇護者ルートヴィヒ2世が築いた
  ノイシュヴァンシュタイン城ライヴ
 
ジークフリート牧歌でヴァイオリンによる調べが優しく開始されると、もうそこは別世界。眼前の総勢13人の奏者による親密な掛け合いに耳を澄ませば、まるで初演の朝のワーグナー邸にタイムスリップしたかのよう。

地元ミュンヘン生まれのサヴァリッシュは1971年より22年間に渡りバイエルン国立歌劇場の音楽総監督を務めました。この間“ワーグナー演奏の本場”における総決算的な仕事として、リング全曲の映像作品(1989年)を残し高い評価を得ていますが、ここでもじつに共感いっぱいの眼差しでワーグナーの官能美に満ちた世界を描き上げています。

プログラム前半は会場となった“歌の間”にふさわしく、リポヴシェクの表情も豊かで深々とした歌唱で聴くヴェーゼンドンク歌曲集。もちろん定評あるサヴァリッシュのピアノが見事なのはいうまでもありません。

このサヴァリッシュによるワーグナーのライヴは、ワーグナーの庇護者バイエルン王ルートヴィヒ2世が築いたノイシュヴァンシュタイン城という、ゆかりある場所で行われたことも大きなポイントとなっています。バイエルン放送による収録で、ともに録音優秀です。拍手入り。
 
・ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集 

マルヤーナ・リポヴシェク(A
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(P

・ワーグナー:ジークフリート牧歌 

バイエルン国立管弦楽団のメンバー
  ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
 
録音時期:199154日(ライヴ)
  録音場所:ノイシュヴァンシュタイン城、ゼンガーザール

<サバリッシュのワーグナー成果>

『ラインの黄金』 サヴァリッシュ(Cond)

 T.adam J.martin Schachtschneider


『ジークフリート』 サヴァリッシュ 

/Rome Raiso Cox Knipolva T.adam Ridderbusch


『神々の黄昏』 サヴァリッシュ 

/  Rome Rai So Knipolva Cox Nienstedt Dalis


『さまよえるオランダ人』全曲 サヴァリッシュ

&バイロイト、ロンドン、リザネク、他(1959 モノラル)(2CD)


『さまよえるオランダ人』全曲 サヴァリッシュ

&スカラ座、リザネク、他(1966)(2CD)

 

『タンホイザー』 サヴァリッシュ

&ミラノ・スカラ座 Bairer Jurinac Talvela


『タンホイザー』全曲 サヴァリッシュ

&ローマRAI、コロ、ヤノヴィッツ、他(1972 モノラル)(3CD)


『トリスタンとイゾルデ』全曲 サヴァリッシュ

&バイロイト、ニルソン、ヴィントガッセン、他(1957モノラル)(4CD)


『トリスタンとイゾルデ』全曲 サヴァリッシュ

&バイロイト、ニルソン、ヴィントガッセン、他(1958モノラル)(4CD)

 

 『ローエングリン』 サヴァリッシュ

トーマス、ビョーナー、ヴァルナイ、&スカラ座 1965


『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲 サヴァリッシュ

&バイエルン国立歌劇場、ヴァイクル、ステューダー(1993ステレオ)


『妖精』 サヴァリッシュ

&バイエルン放送響、Ester-greyAlexanderRooteringOrth


 『恋愛禁制』 サヴァリッシュ

&バイエルン国立歌劇場


『リエンツィ』全曲 サヴァリッシュ

&バイエルン国立歌劇場、コロ、ステューダー、他(1983 ステレオ)



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