キャロライン王妃のための音楽集 クリスティ&レザール・フロリサン

【以下は引用】
ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンによるヘンデル、新録音!
ヘンデル最大の支援者、キャロライン王妃のための音楽集

『ベルシャザル』(AF001)に続くウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンのヘンデル、キャロライン王妃のための音楽集です!
ヘンデルは1710年頃から亡くなる1759年までほぼ半世紀をロンドンで過ごしました。その前半でヘンデルを熱心に支えたのがキャロライン王妃[1683-1737]でした。英国王ジョージ2世[1683-1760](在位1727~1760)の妃で、非常に人気の高い王妃でした。彼女はまだ少女の頃から2歳年下のヘンデルを知っていたそうで、ロンドンでのイタリア・オペラの活動に奮闘していたヘンデルを常に庇護しました。
ヘンデルはキャロライン王妃のために多くの曲を書いていますが、中でも有名なのがこの3曲。戴冠式アンセム第3番『主よ、王はあなたの力によって喜び』は、1727年10月11日のジョージ2世の戴冠式の際にウェストミンスター寺院で初演された曲。キャロライン・テ・デウムとも呼ばれるテ・デウムは、1714年9月、ジョージ1世が英国王となるべくロンドンに到着した時に作られたものですが、1ヵ月後に皇太子妃だったキャロラインが到着した時にも演奏され、その名で呼ばれるようになりました。『シオンの道は悲しみ』は、1737年12月17日のキャロラインの葬儀の際にウェストミンスター寺院で演奏されました。この曲は後に『エジプトのイスラエル人』(1739年3部版)の第1部に再利用されたことでも知られています。
クリスティ&レザール・フロリサンのヘンデルはどれも名演ばかりですが、これも素晴らしい演奏。キリリとクリアなヘンデルで、知的な爽快感がたまりません。ティム・ミードは、イングランド、チェルムスフォード生まれのカウンターテノール。BCJとたびたび共演していることで日本でもすっかりお馴染みの人です。ショーン・クレイトンは、2009年にクリスティとレザール・フロリサンが催す若い歌手を起用した演奏会「声の庭園」に参加した、まだ若いテノール。リサンドロ・アバディエは、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれのバス=バリトン。そろそろ中堅という年齢で、ヘンデルのオペラのバス役を得意としています。
「Les Arts Florissants」レーベルの常で、このCDも、特殊紙ケース、歌詞および対訳(共に英仏語)の冊子、さらに米国の作家ダグラス・ケネディによる短編小説「演奏会で」(英仏語)を収録。この短編は、レザール・フロリサンのヘンデルの演奏会を聞きに来たカップルの物語という凝りよう。そしてこの3点が美麗なスリップケースに収納されています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ヘンデル:
● 戴冠式アンセム第3番『主よ、王はあなたの力によって喜び』 HWV.260
● テ・デウム『キャロライン王妃』 HWV.280
● キャロライン王妃の葬送のためのアンセム『シオンの道は悲しみ』 HWV.264

ティム・ミード(カウンターテノール)
ショーン・クレイトン(テノール)
リサンドロ・アバディエ(バス・バリトン)
レザール・フロリサン
ウィリアム・クリスティ(指揮)

録音時期:2013年11月20、21日
録音場所:パリ
録音方式:ステレオ(デジタル)

聖母マリアの夕べの祈り クリスティ&レザール・フロリサン(2CD)

ウィリアム・クリスティ/モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り

最新の研究成果を反映し、チーマの2声&3声のソナタを配した典礼再現風のアプローチによる壮麗・華麗な演奏。小さな弦や管の小粋なオブリガート、声楽のソロとコーラスの音質・音量の絶妙なバランスと統一感。これまで以上の徹底された演奏により、この作品の真価が現れた名演です。(ERATO)

【収録情報】
● モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り

 ソフィー・マラン=ドゥゴール(ソプラノ)
 ,マリーズー・ヴィーチョレク(ソプラノ)
 アルトゥール・ステファノヴィツ(カウンターテノール)
 ファビアン・ショフラン(カウンターテノール)
 ポール・アグニュー(テノール)
 ジョゼフ・コーンウェル(テノール)
 フランソワ・ピオリノ(テノール)、他
 レザール・フロリサン
 ウィリアム・クリスティ(指揮)

 録音時期:1997年7月
 録音方式:ステレオ(デジタル)

歌劇『クレオフィーデ』全曲 クリスティ&カペラ・コロニエンシス、カークビー、メロン、他(1986 ステレオ)(4CD)
ハッセ:『クレオフィーデ』全曲(4CD)
カークビー、メロン、クリスティ&カペラ・コロニエンシス

【収録情報】
・ハッセ:歌劇『クレオフィーデ』全曲

 クレオフィーデ:エマ・カークビー(ソプラノ)
 エリッセナ:アニュス・メロン(ソプラノ)
 ガンダルテ:ランダル・K・ウォン(ソプラノ)
 ポロ:デレク・リー・レイギン(カウンターテノール)
 アレッサンドロ:ドミニク・ヴィス(カウンターテノール)
 デイヴィッド・コーディエ(カウンターテノール)、他
 ライニッシェ・カントライ
 カペラ・コロニエンシス
 ウィリアム・クリスティ(指揮)

 録音時期:1986年
 録音方式:デジタル

Les Divertissements De Versaills: Christie / Les Arts Florissants

http://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%AA-1632-1687_000000000035516/item_Les-Divertissements-De-Versaills-Christie-Les-Arts-Florissants_667843

『ルソン・ド・テネブレ』 クリスティ&レザール・フロリサン

クリスティ/クープラン:ルソン・ド・テネブレ

気負いをかんじさせることなく清楚に歌い、クリスティのコントロールについていく2人のソプラノ。必要にして十分なる器楽のサポートにより、一点の曇りもない美しさ。絶品の『ルソン・ド・テネブレ』!(ワーナーミュージック・ジャパン)

【収録情報】
フランソワ・クープラン:
● 聖水曜日のための第1のルソン・ド・テネブル
● 聖水曜日のための第2のルソン・ド・テネブル
● 聖水曜日のための第3のルソン・ド・テネブル
● 王の命令により作曲された4つのヴァーセット

 レザール・フロリサン
 ウィリアム・クリスティ(指揮)

 録音時期:1996年10月
 録音方式:ステレオ(デジタル)


【オリジナーレ】
バッハやモーツァルトの「時代の音」。
テルデック&エラートの貴重なオリジナル楽器録音、待望の再発売!
メジャー各社、古楽の専門レーベルを設立しており、中でもエラートとテルデックは最古参のレーベル。
約50年前よりテルデックでは、ピリオド楽器を用いた演奏の録音を開始しており、当時は“斬新なレーベル”として一世を風靡。
当時発売となった作品は廃盤となっている作品も数多く、この度人気作品を再発売!

● 仕様:CD
● オリジナル楽器による演奏を80タイトル厳選。
● すべて日本語解説付・声楽作品は歌詞対訳付。
● ジャケットは、できるだけオリジナルなものを使用。

【「古楽」について】
「古楽」(初期音楽/Early Music)は、古典派音楽よりも古い時代の音楽=中世、ルネッサンス、ごく初期のバロック音楽の総称(日本ではバロック音楽すべてが含まれる場合もある)。根強い、多くのファンをもっており、90年代には「癒しの音楽」として、グレー・ゾーンに至るまでファン層が広がっていた。
作曲された時代の楽器、演奏方法は、時代を経るにつれ変遷を遂げてきている。一方「古楽」ジャンルの録音は、19世紀から20世紀にかけて確立されたクラシック音楽の演奏様式ではなく、現代の楽器とは異なる当時の楽器で、音楽史研究に基づいて、作曲当時の演奏様式にのっとった演奏によるもの。今回の「オリジナーレ」選定にあたっては、奏法、楽器にポイントを置いて選定した。 (ワーナーミュージック・ジャパン)

『メデ』全曲 クリスティ&レザール・フロリサン、L.ハント、パドモア、他(1994 ステレオ)(3CD)
シャルパンティエ:『メデ』(3CD)
クリスティ&レザール・フロリサン、ハント、パドモア、他

【収録情報】
・シャルパンティエ:歌劇『メデ』全曲

 ロレイン・ハント・リーバーソン(ソプラノ)
 マーク・パドモア(テノール)
 ベルナール・デレトレ(バス)
 モニク・ザネッティ(ソプラノ)
 ジャン=マルク・サルツマン(バリトン)、他
 レザール・フロリサン
 ウィリアム・クリスティ(指揮)

 録音時期:1994年5月
 録音方式:デジタル

フレンチ・バロック・アリア集 オッター、クリスティ&レザール・フロリサン

オッター/フレンチ・バロック・アリア集

ABBAなどのポップスからバロック・オペラまで幅広いレパートリーを持つ現代最高のメッゾの一人、オッター。高評価を得たバッハ・アリア集(4777467)に続くアルバムはフレンチ・バロック・アリア集です。
 共演のウィリアム・クリスティ指揮のレザール・フロリサンは数々のフランス・バロック・オペラの復活蘇演を手がけ、その道のエキスパートとして高い評価を得ています。シャルパンティエ、ラモーのオペラの他に、ランベールのエール・ド・クール(世俗歌曲)が収録される予定です。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
・シャルパンティエ:歌劇『メデ』から
・ラモー:歌劇『イポリートとアリシー』から
・ラモー:歌劇『エベの祭り、または抒情詩の才人』から
・ランベールの世俗歌曲から
 アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
 レザール・フロリサン
 指揮:ウィリアム・クリスティ


Ombre De Mon Amant-french Baroque Arias: Von Otter(Ms) Christie / Les Arts Florissants

 録音時期:2008年9月
 録音場所:パリ、ノートル・ダム・デュ・リバン教会
 録音方式:デジタル(セッション)

プティ・モテ集 クリスティ&レザール・フロリサン、ジャンス、ピオー、他

クリスティの名盤、HMAシリーズで復刻!
美麗オビつき

ソリストと小規模な器楽アンサンブルのために書かれた「プティ・モテ」集。ドラランドは、リュリらに代表されるヴェルサイユの華麗な雰囲気を受け継ぎつつも、室内向きの繊細な表情の魅力的な作品を残しました。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ドラランド:プティ・モテ集
・独唱者(と合唱)のためのミゼレーレ(1867)
・衛兵の寝ずの番はむなしい
・同情と共感
・第4の歌
ルイ・ルメール:
・マリアは天に昇らせたもう
ジャン=バティスト・モラン:
・レジーナ・チェリ
 ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
 サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
 ノエミ・リーム(ソプラノ)
 アルレッテ・シュタイアー(ソプラノ)
 レザール・フロリサン
 ウィリアム・クリスティ(指揮)

 録音時期:1990年9月、1992年2月
 録音方式:デジタル

クリスティ&レザール・フロリサン30年記念エディション

クリスティ&レザール・フロリサン/30年記念エディション

クリスティ主宰により結成30周年の成果を凝縮させたオフィシャル・エディション
「レザール・フロリサンの30周年を記念する本CDは、2003年以来ヴァージン・クラシックスに録音した作品のハイライトを集大成しています。」(ウィリアム・クリスティ)

「優れたピリアド・アンサンブル、レザール・フロリサンと共に、ウィリアム・クリスティは本拠そしてツアー公演、録音でフランス他のバロック作品に生き生きとした生命を与えている。」(ニューヨーク・タイムズ)
アメリカの音楽家、ウィリアム・クリスティによりレザール・フロリサンは1979年に創立されました。クリスティはグループ名をルイ14世のためにシャルパンティエが作曲した小オペラからとりました。彼らの名前を世に知らしめたのはパリ、オペラ・コミークでのリュリの『アティス』公演、それ以降フランス他世界中で17世紀、18世紀の音楽の復興の主役の位置に立ち続けています。
ジュエル・ボックス、12ページ・ブックレット。(EMI)

【収録情報】
・M.=A.シャルパンティエ:テ・デウム H.146~前奏曲、聖なるかな
・カンプラ:グランド・モテット~入祭唱(永遠の休息を彼らに)
・ヘンデル:セルセ~オンブラ・マイ・フ
アンネ・ゾフィ・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
・ハイドン:天地創造~泡だつ波となってうねり
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
・おお主なる神よ、天と地は
ゾフィ・カルトホイザー、マルクス・ヴェルバ
・ヘンデル:セルセ~Un ceno legiadretto
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
・ヘンデル:ソナタ ニ長調Op.1-13, HWV371
・パーセル:なべての人よ、手を打ち鳴らせ~Hosanna to the highest
・カンプラ:Florete prata
ポール・アグニュー(テノール)
・M.=A.シャルパンティエ:Judicium Salomonis H.422(ソロモンの歌)、Quia no petisti tibidfies multos Deus
ニール・デイヴィス
・カンプラ:モテット「人々は泣き叫ぶかのごとく」
アンドルー・フォスター=ウィリアムス、アルノー・マルゾラティ
・ロッシ:Un peccator pentito、Spargete sospiri
アメル・ブラヒム=ジェルール、クレア・ドゥボノ、ユディス・ヴァン・ヴァンロイジュ
クサヴィエ・サーバタ、アンルー・トルティーズ、アンドレ・モルシュ、コンスタンティン・ヴォルフ
・M.=A.シャルパンティエ:大きな死者のためのミサ~Messe pour les trepasses-Agnus Dei-Second Agnus Dei-Agnus Dei

レザール・フロリサン
ウィリアム・クリスティ(指揮)