水曜日, 3月 30, 2022

東京 春の音楽祭 2022 ローエングリンを聴く   Wagner: Lohengrin









上野の爛漫の春、桜満開。今日は不忍池や近隣の桜をゆっくりとめでてのち、会場に入った。『指輪』全曲演奏を2回録音しているワーグナーの大家マレク・ヤノフスキは御年83才。第3幕冒頭は入場後、指揮台に飛び乗ったと同時に前奏曲を鳴らすという小憎らしい演出、これだけの大曲を見事にこなす。お元気である。無駄な力を一切いれず省力、効率的なタクト裁きもワーグナーの長丁場をこなすうえでは必須だろう。

声楽陣はすべて良かった。字幕の見やすさ、照明の工夫ある色彩表現、いつもながらの合唱のレヴェルの高さ、毎年どんどん高度化している印象。

COVID-19下、主催者、出演者の方々のご苦労、いかばかりかと思う。陰ながら応援しています。いまだ半ば、恙なきご成功を!

 

【以下、引用】


 織工Ⅲ: ローエングリン 名盤5点  Wagner: Lohengrin (shokkou3.blogspot.com)

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