土曜日, 3月 08, 2014

ゲルギエフ アレクサンドル・ネフスキー

プロコフィエフ:カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%83%95-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%80%8D-%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A8%E3%83%95-%E3%83%AF%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/B000084THZ/ref=pd_ecc_rvi_2

【以下は引用】

Amazonレビュー

   野性的な迫力がとにかくすごい。幾度となく訪れる怒涛(どとう)のクライマックスでは、満身創痍(そうい)の大恐竜が断末魔の雄たけびを上げてのたうち回るかのよう。大地は揺れ、山々は咆哮(ほうこう)する。それでいて静かな部分では、ロシアの大地の香りも濃厚に漂っている。    「アレクサンドル・ネフスキー」(1939年作曲)は、1242年の氷上の戦いでドイツ騎士団を壊滅させたネフスキー大公(聖人)の物語を通して、ファシズムへの憎悪を表現したといわれる。エイゼンシュテインの映画音楽として当初作曲され、のちに生まれ変わった作品だが、確かにビジュアルな想像力を喚起させる。戦争と殺戮(さつりく)の描写、勝利と平和へのメッセージをそこに見出すのもいいが、むしろそうした要素を超え、人間的で巨大なエネルギーの噴出が、この作品を不滅のものにしている。キーロフ歌劇場合唱団とボロディナの歌唱も、底知れぬ深さを感じさせる。    ゲルギエフ自身はサンクトペテルブルクを本拠としてはいるが、もともとはオセチア人の両親のもとに生まれており、ルーツは原始民族スキタイ人である。自らの祖先スキタイに伝わる伝説にもとづく「スキタイ組曲」(1914-15年作曲)には、きっと共感するところが多いに相違ない。ムソルグスキー的なグロテスクに極彩色の輝きを加えたようなオーケストレーションには、天才作曲家の才気煥発が随所にうかがえる。    プロコフィエフの作品はまだまだ知名度も高くないが、こうして聴いてみると、プロコフィエフほど変化に富んだ、聴いていて発見の多い、おもしろい音楽を書いた作曲家もいないのではないかと思えてくる。2003年、没後50周年を機会に、最も敬愛するプロコフィエフの紹介に燃えるゲルギエフの熱い愛が伝わってくるような、素晴らしいディスクである。(林田直樹)

(小生の試聴廉価盤)
http://www.amazon.co.jp/Art-Valery-Gergiev/dp/B00975F09K/ref=sr_1_fkmr0_2?ie=UTF8&qid=1394292778&sr=8-2-fkmr0&keywords=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%80%80%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A8%E3%83%95

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