土曜日, 10月 19, 2013

チェリビダッケのレニングラード

Dmitry Shostakovich : Symphony No. 7 - Leningrad
http://www.amazon.co.jp/Dmitry-Shostakovich-Symphony-No-Leningrad/dp/B0045OYLLG/ref=sr_1_4?s=dmusic&ie=UTF8&qid=1382238022&sr=1-4&keywords=celibidache+leningrad


チェリビダッケのショスタコーヴィッチ交響曲第7番「レニングラード」を聴く。19461222日、ベルリン・フィルを振ってのライヴ盤。翌年、フルトヴェングラーがベルリンに復帰するので、チェリビダッケが単独でベルリン・フィルに君臨していた最後の頃の録音。
録音はあまり良くはないが、リスニングの集中を妨げるものではない。感想は複雑である。ベルリンは1945年当時のロシア軍に蹂躙され一般市民(特に女性)に多くの犠牲者がでた。その翌年にこの演目である。普通、音楽は(時代状況などとは独立して)そのものとして楽しめばよいというスタンスだが、取り上げている演目にも政治的な纏がある以上、そう単純ではないだろう。
演奏には熱気が感じられ、チェリビダッケらしい粘着力ある分厚い音づくりも看取できるが、ベルリン・フィルの演奏には珍しくやや求心力が低下するような場面もあって、全体から受ける印象がうまく表現できない。


Shostakovich : Symphonie No. 7, en do majeur, Op. 60 Leningrad
http://www.amazon.co.jp/Shostakovich-Symphonie-No-majeur-Leningrad/dp/B005TROT24/ref=sr_1_1?s=dmusic&ie=UTF8&qid=1382238022&sr=1-1&keywords=celibidache+leningrad

【以下は引用】
1945年4月だけでも4000人が自殺したと報じられたベルリン。
牧師は妻と娘を射殺して自殺、H夫人は娘の喉を切り、2人の息子と自分を撃った・・、
ナチだったミスKは首を吊り、ミセスNは毒を仰いだ・・。
それ以外の無数の自殺者は記録されておらず、総数は不明のようです。
この恐怖のもとになったのは、ボルシェヴィキのソ連兵です。
人間狩りのような強姦が幾例か紹介され、強姦された女性の1割が自殺し、
1946年にベルリンで生まれた子供の5%が「ルッセンキンダー(ロシア人の子)」と呼ばれたなど、
あの強烈だった「1945年・ベルリン解放の真実 戦争・強姦・子ども」をも彷彿とさせます。
(出典) http://ona.blog.so-net.ne.jp/2013-02-09

Shostakovich: Symphony No. 7 in C Major, Op. 60 - 'Leningrad'
http://www.amazon.co.jp/Shostakovich-Symphony-No-Major-Leningrad/dp/B0043ARQ28/ref=sr_1_3?s=dmusic&ie=UTF8&qid=1382238022&sr=1-3&keywords=celibidache+leningrad

交響曲第7番 ハ長調 「レニングラード」 Op. 60
Symphony No. 7 in C Major, Op. 60, "Leningrad"
録音: 22 December 1946
»  I. Allegretto, "The War"26:08              
»  II. Moderato poco allegretto, "Memories"11:41  
»  III. Adagio, "My Native Field"22:37        

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