月曜日, 7月 09, 2018

名盤探訪 クナッパーツブッシュ ウィーンの休日

ウィーンの休日
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R13DZHZCJ2BNOH/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B07BYWVLYQ

クナッパーツブッシュらしい洒脱で思い切りの良い1枚。ラデツキー行進曲といえば、この手のコンサートの掉尾、拍手とともにアンコールで演奏される機会が多いが、クナッパーツブッシュはいかにも曲者らしく、これをいきなりぶつけてくる。次は、彼の持駒とでもいうべきバーデン娘(「看板娘」という掛詞を連想する)。以降、ワルツとポルカが「入れ子状」に配され、アンネン・ポルカ、加速度ワルツ(いたずら好きの一面)、トリッチ・トラッチ・ポルカ、ウィーンの市民(これも一癖ある演奏)、浮気心(なるほどとうなずく向きもあろう)、そして堂々とウィーンの森の物語で締めくくる。縦横無尽、自由闊達なタクトで文句なく楽しめる。

♫ ♫ ♫ ♫ ♫ ♫ ♫ ♫

👉 織工Ⅲ: 名盤5点 シリーズ (shokkou3.blogspot.com)
 

0 件のコメント: