プロコフィエフ/カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」op.78
シャイーの演奏は、オルフ「カルミナ・ブラーナ」を彷彿とさせるダイナミックな表現力が魅力である。シャイーはほかにもショスタコーヴィチ「ジャズ音楽集」、「ダンス・アルバム 」やメシアン「 トゥーランガリーラ交響曲」などを得意としているが、こうしたメリハリの利いた民族色豊かな曲に魅力を感じているようだ。メゾ・ソプラノのアルヒポヴァの声も奥行きがありながら柔らかく陶然たるもの。
■プロコフィエフ/カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」op.78
リッカルド・シャイー(指揮):クリーヴランド管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団合唱団(合唱指揮…ロバート・ペイジ)、イリーナ・アルヒポヴァ(メゾ・ソプラノ)
1983年3月録音 (収録)
1.モンゴルの制圧にあえぐロシア、
2.アレクサンドル・ネフスキーの歌、
3.プスコーフの十字軍士、
4.めざめよ、ロシア人民、
5.氷上の戦い、
6.死の原野、
7.アレクサンドルのプスコーフ入城
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