(若き日のグルダ)
グルダのベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集。5曲の演奏は均一の見事なる出来ばえである。なにしろグルダといえば、早熟の十代からスターダムにのり、しかも若きベートーヴェン弾きとして注目されたのだから。ここでは第4番を掲げたが、バックはホルスト・シュタイン/ウィーン・フィルと完璧な布陣。
しかし、彼はその後、現代音楽としてのジャズに傾倒していく。なお、小生は、以下を聴いてその実力に恐れ入った。
http://blog.livedoor.jp/shokkou/archives/2169397.html
第4番について。以下はCDの解説文からの引用。https://tower.jp/item/5060766
優美な旋律と柔和な表現が忘れられない印象を残す第4番。性格の全く異なるピアノ協奏曲2曲を的確な技巧と柔軟な感性で見事に弾き分けています。奇才と呼ばれたグルダの音楽性が光る名盤
【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
【演奏】
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
ホルスト・シュタイン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1971年4月(第4番) ウィーン
第4番について、グルダはクリュイタンスとのライヴ音源もあるが、こちらは残念ながらオケのバランスがいま一歩。
https://shokkou3.blogspot.com/2016/04/andre-cluytens.html
ホルスト・シュタインについて https://shokkou3.blogspot.com/2010/04/vs.html
クリュイタンスについて
https://shokkou3.blogspot.com/2021/11/andre-cluytens.html
こちらもお奨め
https://shokkou3.blogspot.com/2018/05/4_24.html
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