木曜日, 1月 06, 2022

ハンガリアン・ファミリーの名盤

 

イタリアから米国へ行ったマフィア「イタリアン・ファミリー」をもじって、第二次大戦前後、欧州をあとに米国に渡り、全米の音楽界を席巻した指揮者を「ハンガリアン・ファミリー」と勝手に命名してみました。

どんな人がいるのか?主として1950~70年代に名を上げた全米5大オケでは、シカゴにはライナーが、そしてその後ショルティが、フィラデルフィアにはオーマンディが、そしてクリーヴランドにはセルがいました。また、それに比べるとやや地味ですがドラティは、ミネアポリスでオーマンディの跡目を継いでいます。ほかにもクリーヴランドではその後、ドホナーニなどの名前があがります。欧州にのこって活躍したフリッチャイやケルテスもハンガリー出身者です。この二人は惜しまれつつ早世しました。

👉アメリカ 5大オケ 名盤探訪 総括

紅一点、ヨハンナ・マルツィは、番外ですが、ある意味で、ハンガリアン・ファミリーのディーヴァではないかと思い参考までに掲げました。いずれも、いままで書いてきたものですが、共通する特質もあるのではないかと考えます。また、ハプスブルク帝国の余光、残影をそこに見るのも興味深いなとも思います。

≪目次≫

ハンガリアン・ファミリー1(総論)










(番外:ハンガリアン・ファミリーのディーヴァ)

















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