日曜日, 7月 17, 2022

偉大な指揮者たち Great Conductors


 










まず、30名の名指揮者を集めたBOXに注目。これはいまでもコスパ抜群であると思う。

廉価盤ボックスの優れもの (amazon.co.jp)


本集で取り上げている30名は以下のとおりである。

①~⑩

● エルネスト・アンセルメ

【ストラヴィンスキー】

アンセルメの芸術  もの狂い一歩手前の危ない平衡感覚 (amazon.co.jp)

アンセルメ、偉大な足跡 (amazon.co.jp)

アンセルメ (shokkou3.blogspot.com)

●ジョン・バルビローリ

【エルガー】

バルビローリ 初演オケによる見事な交響曲第1番 (amazon.co.jp)

バルビローリのシベリウス 歴史的秀演 (amazon.co.jp)

大家バルビローリの全貌 (amazon.co.jp)

●トーマス・ビーチャム

【ハイドン】

ビーチャム閣下、春風駘蕩たるハイドン (amazon.co.jp)

ビーチャム翁、最晩年のハイドン 大家の悟りの境地 (amazon.co.jp)

●レナード・バーンスタイン

【ドヴォルザーク】

新世界から ~若きバーンスタインの教則本的アルバム (amazon.co.jp)

 今日は バーンスタイン! (shokkou3.blogspot.com)

●カール・ベーム

【モーツァルト】

ベーム絶頂期の緊張感途切れぬ名演 (amazon.co.jp)

天与の感性がモーツァルトに共感 (amazon.co.jp)

●アンドレ・クリュイタンス

【ビゼー】  

大御所クリュイタンスの名タクト (amazon.co.jp)

クリュイタンス 気高く調和のとれた演奏スタイル (amazon.co.jp)

クリュイタンス  André Cluytens 

●アンタル・ドラティ

ドラティの偉業  (amazon.co.jp)

ハンガリアン・ファミリー 再考 (shokkou3.blogspot.com)

●フェレンツ・フリッチャイ

【デュカス】

魔法使いの弟子 ~フリッチャイの天賦の芸術的な魅力 (amazon.co.jp)

フリッチャイの初期モーツァルト、5時間付き合いました! (amazon.co.jp)

●ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

【参考】主要レパートリーが聴ける廉価盤選集 (amazon.co.jp)

●ヘルベルト・フォン・カラヤン

【参考】 カラヤン/フィルハーモニア管の魅力 (amazon.co.jp)


⑪~⑳

●ルドルフ・ケンペ

【参考】円熟の境地をもっと示して欲しかった名指揮者 (amazon.co.jp)

●エーリヒ・クライバー 

【ベートーヴェン】

エーリッヒ・クライバーの「第九」、明るい基調と鷹揚さに魅力 (amazon.co.jp)

●オットー・クレンペラー

【ブルックナー】

クレンペラー 「戦闘」のごとき激しき4番 (amazon.co.jp)

クレンペラー流、シャープ&クリアな解釈 (amazon.co.jp)

●クレメンス・クラウス

【R.シュトラウス】

ドン・ファン、大胆なドライブ感 (amazon.co.jp)

●ラファエル・クーベリック

【参考】若きクーベリックを聴こう (amazon.co.jp)

●エーリヒ・ラインスドルフ

【参考】ワーグナー 管弦楽曲集3 ラインスドルフ、サバリッシュ、シューリヒト (livedoor.jp)

●ロリン・マゼール

【参考】マゼール Lorin Maazel (shokkou3.blogspot.com)

●イーゴリ・マルケヴィチ 

【ベルリオーズ】 

マルケヴィッチの威容 (amazon.co.jp)

マルケヴィッチ  Igor Markevitch 

●ディミトリ・ミトロプーロス 

【プロコフィエフ】 

「キージェ中尉」の名盤 (amazon.co.jp)

1960年に64歳で急逝したギリシアの鬼才、69枚セット (amazon.co.jp)

ミトロプーロス   Dimitris Mitropoulos 

●ピエール・モントゥー

【ストラヴィンスキー】 

 「ペトルーシュカ」の真髄にふれる (amazon.co.jp)

モントゥー  Pierre Monteux


㉑~㉚

● エフゲニー・ムラヴィンスキー

【参考】比類なき名盤 (amazon.co.jp)

● シャルル・ミュンシュ

【参考】ミュンシュ 豪放なれど見事なバランス感覚 (amazon.co.jp)

●ユージン・オーマンディ

【参考】「異能」の名匠、優れた足跡 (amazon.co.jp)

●フリッツ・ライナー

R.シュトラウスの第一人者、ライナーの傑作 (amazon.co.jp)

ライナー 「両シュトラウス」 最高クラスの名演 (amazon.co.jp)

●ヴォルフガング・サヴァリッシュ

ワーグナー指揮者、サヴァリッシュの名曲集 (amazon.co.jp)

サヴァリッシュ&バイエルン放送響&合唱団 3大曲ほかのライヴ (amazon.co.jp)

●ゲオルグ・ショルティ

【参考】ショルティ/シカゴ響 驚異的録音記録 (amazon.co.jp)

●レオポルド・ストコフスキー

【参考】「異端」の巨匠、秀でた業績を聴く (amazon.co.jp)

●ジョージ・セル

【参考】「快速、冷静、明燦」のセルの演奏に駄演なし (amazon.co.jp)

●アルトゥーロ・トスカニーニ

【ムソルグスキー】

トスカニーニの展覧会の絵、ライヴ盤(1951年) (amazon.co.jp)

●ブルーノ・ワルター

【マーラー】

ワルターのマーラー第1番、1950年ミュンヘン・ライヴ (amazon.co.jp)


このBOXに関連して、たとえばベートーヴェンとブラームスの交響曲全集では、クレンペラーとケンペとのカップリングなどもなかなか楽しめる。

覇気あるベートーヴェンと枯淡のブラームス (amazon.co.jp)


この拡張系ともいえる各2枚組の Great Conductors of the 20th Century というのもあり、上記を補完するうえでも幾組かはもっている。

Amazon.co.jp: Great Conductors of the 20th Century: ミュージックストア


次にライヴ盤について。下記はmembranからでている10枚組のBOXで、当時千円台であったから、1枚当り100円台というダンピング価格である。

実に楽しめるライブ盤集(ルガーノ、アスコーナ) (amazon.co.jp)


本集で取り上げている指揮者は以下のとおりである。

◇ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(上記参照)

◇ハンス・クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュ ブラームス第2番(1956年ライヴ) (amazon.co.jp)

クナッパーツブッシュ、大家の風貌 (amazon.co.jp)

◇ジョージ・セル(上記参照)

◇トーマス・ビーチャム

ビーチャム 指揮者冥利の天衣無縫さ (amazon.co.jp)

◇カレル・アンチェル

【参考】チェコ・フィルの「新世界から」 (shokkou3.blogspot.com)

◇ジョン・バルビローリ

バルビローリ・ライヴ オーケストラ音楽の愉悦! (amazon.co.jp)

◇セルジウ・チェリビダッケ

チェリビダッケ、厳しいプロフェッショナリズム (amazon.co.jp)

◇ヴォルフガング・サヴァリッシュ

サヴァリッシュ 充実のルガーノ・ライヴ (amazon.co.jp)

◇ヘルマン・シェルヘン

シェルヘン 独特のスタイルの第5番 (amazon.co.jp)

◇ヴラディーミル・デルマン

いまでもたまに聴く。相当、音域の狭いライヴ録音であることは覚悟のうえだが、鑑賞にたえないといったレベルではない。1枚目のフルトヴェングラーなど、最近もコテコテのリマスターで、1枚5千円ちかくとるものも出回っているが、リマスター技術がよくてもこれはいかにも暴利だなあと思う。なお、協奏曲集については、以下も参照。

豪華な陣容 ルガーノ、アスコーナ他のライヴ集 (amazon.co.jp)



別の切り口からアプローチしてみよう。

 忘れられない名指揮者 (shokkou3.blogspot.com)

といった小生の勝手なセレクションだが、上記30名のラインナップ以外では、㉛オッテルロー、㉜フルネ、㉝マルティノン(→マルティノン  Jean Martinon)、㉞カイルベルト(→カイルベルトのオペラほか )、㉟シュミット=イッセルシュテット(→イッセルシュテット Hans Schmidt-Isserstedt)、㊱コンヴィチュニー(→コンヴィチュニー ブルックナー 5番、7番、8番 )、㊲ライトナー、㊳ケルテス、㊴クリップス、㊵ロジンスキー、㊶スタインバーグ、㊷ボールト、㊸アンチェルを取り上げた。さらに、

 早世 惜しまれた7名の指揮者 (shokkou3.blogspot.com)

といった観点からまとめてみたこともある。㊹カンテッリ、㊺シノーポリ、㊻ベイヌムにふれた。しかし、まだまだ奥は深い。㊼テンシュテット、㊽カルロス・クライバー、㊾ロスバウト、㊿ホルスト・シュタインなど枚挙にいとまがない。最近では、古き良きウィーンを追体験すべく、以下についても注目した。

【参考】 ウィーンの巨星 クレメンス・クラウス (shokkou3.blogspot.com)

以上については、一部は結構、集中的に聴いているが、なお、深く味わってみたい、耳を傾けてみたい巨匠も多くいる。


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