Wednesday, May 23, 2018

名盤探訪 セル モーツァルト:交響曲第28・33・35・39~41番他

モーツァルト:交響曲第28・33・35・39~41番他
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セルの後期モーツァルトの交響曲はいずれも秀でた演奏。ワルターのように積極的に独自の気品あるモーツァルト像を提示するのではなく、むしろ端正な古典的な造形美を表出せんとするアプローチである。

その一方、ベームのような厳しいテンポ設定、重厚感ある音作りに対して、あくまでも磨かれきった美しい響きに特色があり、精妙にして内燃的な演奏。後期各曲はいずれも均一なクオリティ・コントロールだが、特に39番は不動の名演の評価。聴き終わるとまたすぐ繰り返したくなるのは、いつまでもこの音楽空間にたゆとうていたいと思う故かも知れない。
 小生は、40番の実演(ライヴ・イン・東京1970)を聴いたが、いまだそのしなやかで暖かな響きが忘れられない。 

<収録情報>
・交響曲第28番ハ長調K.200(189k)( 1965年10月1日&2日)
・交響曲第33番変ロ長調K.319(1962年10月26日)
・交響曲第35番二長調K.385「ハフナー」(1960年1月8日~10日)
・交響曲第39番変ホ長調K.543(1960年3月11日&12日)
・交響曲第40番ト短調K.550(1967年8月25日)
・交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」(1963年10月11日&25日)
・歌劇「フィガロの結婚」K.492:序曲(1958年10月25日)
・歌劇「劇場支配人」K.486:序曲)(1966年1月28日&29日)
※括弧内は録音時点。


       

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