Wednesday, May 23, 2018

名盤探訪 Prokofiev: Romeo & Juliet Suit

Prokofiev: Romeo & Juliet Suit
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『キージェ中尉』は、架空の中尉が書類上で波乱万丈の生涯をおくるという寓話的な作品。背後に専制君主の気まぐれや官僚制への揶揄がこめられているのだが、音楽はユーモラスで、<なぞなぞ解き>のような面白さもある。テナー・サクソフォーンのとぼけた味が絶妙。

『ロメオとジュリエット』組曲は、シモノフにとっては最も得意な演目だろう。シモノフは、ボリショイ劇場の音楽監督を1970~1985年まで務めたが、組曲第1番は、1936年11月24日、同劇場でセバスチャンの指揮により初演されているのだから言わずもがなである。本集では、組曲第2番を中心に、第1番からも一部を加えて、
1.モンタギュー家とキャピュレット家、2.少女ジュリエット、3.ロレンス神父、4.朝の踊り、5.メヌエット、6.仮面劇、7.タイボルトの死、8.ダンス、9.ジュリエットの墓の前のロメオの9曲の編成としている。

ロイヤル・フィルは音が重くならず、明るい響きに特色があるが、シモノフの熱演を支え、迫力がありながら品の良さも滲ませる演奏となっている(1996年の収録)。なお、全曲盤では Romeo & Juliet もお薦め。

→ Sergej Prokofiew - Chaming Eccentric にて聴取


       

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