Tuesday, May 22, 2018

名盤探訪 Bamberg Symphony The First 70 Years

The First 70 Years
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来日も多く日本でもファンの多いバンベルク響の17枚組の廉価盤集。バンベルクにはかつて滞在したこともあるが、田舎町ながら歴史的資源や独自の食文化を背景に分厚い伝統と誇りをもったドイツの名都である。
本集では以下のリストのとおり、ブルックナー、マーラー、R.シュトラウスなどは比較的録音が新しく魅力あるラインナップである。一方、このオーケストラの渋くて重い独特の風格ある音楽を満喫したいという意味では、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなどの主力分野が気になるところである。

ベートーヴェンでは、1番は所収されているが、抜群の定評のあるカイルベルトで、:交響曲第1番&第2番:交響曲第3番《英雄》&序曲集(1):交響曲第5番《運命》&第6番《田園》:交響曲第7番&序曲集(2) などははもっと入れてほしかった。また、シューベルトでは、ホルスト・シュタインの堂々たる全集( シューベルト:交響曲全集 )もある。さらに、ブラームスでは、比較的新しいエマニュエル・ クリヴィヌの全集( ブラームス:交響曲全集 )も注目されたところ。こうして見ると、演目と指揮者をあまり分散させずに、主力分野に集中して目玉づくりをしてほしかったと思うのは、オールド・ファンのないものねだりであろうか。

<収録情報>(カッコ内録音時点)
【モーツァルト】
・交響曲第38番『プラハ』 カイルベルト(1940年10月9-10日※)
・交響曲第40番 カイルベルト(1959年7月)
・交響曲第41番『ジュピター』 ヨッフム(1982年3月)
・フリーメイソンのための葬送音楽 K.477 ヨッフム(1982年3月)
・ハフナー・セレナード K.250 ライトナー(1951年12月)
・ピアノ協奏曲第24番 ケンプ(ピアノ)、ライトナー(1960年4月)
・ピアノと管弦楽のためのロンド K.386 カール・ゼーマン(ピアノ)、レーマン(1952年10月)
【ベートーヴェン】
・交響曲第1番 カイルベルト(1958年7月)
・交響曲第6番『田園』 ザンデルリング(1998年4月23日、ライヴ)
・『コリオラン』序曲 カイルベルト(1954年8月)
・『エグモント』序曲 ヨッフム(1985年10月)
【ウェーバー】
・歌劇『オイリアンテ』序曲 ケンペ(1963年6月)
・歌劇『オベロン』序曲 クレメンス・クラウス(1953年1月)
【シューベルト】
・交響曲第8番『未完成』 ケンペ(1963年6月)
【ワーグナー】
・歌劇『リエンツィ』序曲 ホルスト・シュタイン(1986年12月)
・『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲 ジョナサン・ノット(2012年9月8日、ライヴ)
【ブラームス】
・交響曲第1番 ホルスト・シュタイン(1997年9月)
・交響曲第4番 ブロムシュテット(1995年10月9日、ライヴ)
【ブルックナー】
・交響曲第4番『ロマンティック』 ホルスト・シュタイン(1987年10月)
・交響曲第9番 ヴァント(1995年7月7日、ライヴ)
【マーラー】
・交響曲第1番『巨人』 ジョナサン・ノット(2006年2月)
・交響曲第4番 エディット・ガブリー(ソプラノ)、ケルテス(1971年1月8日、ライヴ)
・さすらう若者の歌 ノーマン・フォスター(バリトン)、ホーレンシュタイン(1953年9月)
【R.シュトラウス】
・アルプス交響曲 ホルスト・シュタイン(1988年5月)
・メタモルフォーゼン シノーポリ(1995年12月9日、ライヴ)
・歌劇『ばらの騎士』より「ワルツ」クレメンス・クラウス(1953年1月)
・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』、『ドン・ファン』
ヨッフム(1984年3月)
・4つの最後の歌 ゲニア・キューマイヤー(ソプラノ)、ジョナサン・ノット(2014年9月8日、ライヴ)
【プフィッツナー】
・歌劇『パレストリーナ』より前奏曲 カイルベルト(1943年3月21日※)
【ドヴォルザーク】
・交響曲第8番 レーマン(1953年3月)
・スラヴ舞曲集 ドラティ(1974年3月)
【スメタナ】
・歌劇『売られた花嫁』(抜粋) ケンペ(1962年12月)
・『わが祖国』より「モルダウ」、「ボヘミアの森と草原から」カイルベルト(1961年6月、1962年6月)
【J.シュトラウス2世】
・ワルツ『芸術家の生活』 カイルベルト(1956年10月)
・ワルツ『春の声』 ライトナー(1952年8月)
【グリーグ】
・『ペール・ギュント』第1組曲 スイトナー(1952年8月)
【チャイコフスキー】
・幻想序曲『ロメオとジュリエット』 レーマン(1952年2月)
【ヴェルディ】
・歌劇『運命の力』序曲 サヴァリッシュ(1953年10月)
【ストラヴィンスキー】
・バレエ音楽『春の祭典』 ジョナサン・ノット(2006年2月)

※プラハ・ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団


       

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